パソコンって呼ばないで
2000年6月
(下から読んでね)
■Canon BJ F850レビュー [2000/06/30]
カラーインクジェットプリンタを買おうと思い立ってから、私はずっと、EPSONのPM-820Cにしようと思ってた。PM-820Cは写真並みの画質で人気があったPM-800Cの後継で、標準でロール紙に対応している。
しかし、購入3日前くらいから、BJ F850に心がぐらついてしまい、結局BJ F850にしてしまった。
F850にした理由その1。インクカートリッジを取り外して、スキャナカートリッジを取り付けるとスキャナになる! ちょうどスキャナがほしかったし、部屋にスキャナを設置するスペースもなかったので一石二鳥!
でも、給紙の関係上、薄い紙で、なおかつA4サイズまでのものしか取り込むことができないのが欠点。それにスキャナを使う機会って、思ったより少ない。まだ2、3回しか使っていない(汗)。
理由その2。インクカートリッジが各色ごとに独立しており、なくなった色のインクカートリッジだけ換えればいいので経済的でエコロジー!
けど、エプソン側は一体型の方がコスト的に優れているといっている。一体、どっちがお得なのだろうか?(笑)
理由その3。印字品質がPM-820Cとそれほど変わらない。このクラスの性能の差は素人目ではほとんど見分けがつかない。
実際、プリンタ本体の性能ではなく、プリンタ用紙の性能がでかい。このクラスは性能を十分に発揮させるには用紙が重要なのだ。
あと、印字がとても静か。夜中に印刷しても全然気にならない。これはとても気に入っている。
以上がF850レビューである。もうしばらくして、気づいたことがあったらまた書こうと思う。
■私がNIFTYを辞めない訳 [2000/06/26]
先日、NIFTYからアンケートの依頼のメールがあり、回答してやった。思えばNIFTYとは長い付き合いである。
インターネットが登場する以前にパソコン通信というのがあった。インターネットは全世界に広がったWANで、サーバーは無数に存在するが、パソコン通信はサーバーはひとつ。ある会社、つまりNIFTY SERVEが提供するサービスしか受けれなかった。
当時、NIFTYは完全従量制で、利用しなかったら無料だった。料金は純粋に利用した時間で換算されていたのだ。
なので、私はもっぱら草の根BBSと呼ばれる個人が運営するパソコン通信を利用していた。SIN-NETという新潟では有名な草の根BBSである。その当時からハンドルネームは越後屋だった(笑)。
ところがインターネットが普及し始めた頃、NIFTYは管理費と称して月200円、取るようになった。私はシェアウェアの登録や友人との連絡先にNIFTYのメールアドレスを利用していたので、NIFTYを止めるわけにはいかなかった。
プロバイダーはいつでも変更できるようにプロバイダーの提供するメールアドレスは利用していない。もちろんプロバイダーとしてのNIFTYは利用していない。NIFTYの固定制の料金って高いしね〜。
そして最近。NIFTYは@NIFTYになり、完全にプロバイダーになってしまった。そして私が利用している完全従量制はなくなり、新規会員は選べなくなった。
とりあえず私は継続で完全従量制のコースを利用しているのだが、一度ちがうコースに変更したら、二度と完全従量制のコースに戻れないのだ。
どうやら、NIFTYは完全従量制のコースを廃止したいようだ。たぶん儲けが少ないからだろう。もし月に数千円かかるようなコースに変更してほしいという連絡を受けたら、私はNIFTYは脱会するつもりだ。
それまでは連絡先としてNIFTYを利用しようと思っている。そういう人って、けっこういるんじゃないかな?
■取らぬたぬきの... [2000/06/12] [2000/07/15]誤字脱字修正
ホームページを開設してから猛烈に忙しくなった。通勤の時の待ち合い時間でさえ惜しい。こんな無駄な時間があったら、小枝のひとつも更新できるのに〜...と感じる。
そこで、ミニノート購入の計画を立てた。ソニーのバイオC1、東芝のリブレットなどが候補に挙がる。CPUの性能からバイオC1が有利か。
しかし、この手のミニノートはフロッピーディスクやCD-ROMはオプションであることが多い。しかも高い。
そこで、今、使っているデスクトップコンピュータとLANで接続し、フロッピーディスクやCD-ROMはデスクトップのものを利用することにしよう。
しかしLANが使えるのはWindowsが動いているときだけだ。Windowsが動いていないとき、つまり再インストールしているときはLANは使えない。
購入直後は順調に動いているだろうが、時間とともにWindowsは不安定になり、最後には再インストールする羽目になる。これは定説だ(笑)。
再インストールするにはCD-ROMが必要だ。これは仕方がない。CD-ROMも購入しなくちゃ。もったいないなぁ。
あ、まてよ。Windowsが動いても、LANアダプタのドライバがなければ、LANは動かない。LANのドライバはフロッピーディスクに入っていることが多いのだ。
う〜ん、これは悔しい。たかだかドライバのためにフロッピーディスクドライブを購入するのはあまりにももったいない。何かいい方法がないか...。
あ! いいアイディアを思いついた。ミニノートにはモデムが内蔵されていることが多い。つまり、デスクトップコンピュータから、自分自身にドライバを添付したメールを出す。そしてミニノートでそのメールを受信してドライバをハードディスクにコピーする。
おっ! これは我ながら、ナイスなアイディア! 自分を誉めてあげたい。あとはミニノートを購入するお金をどうするかだ(号泣)。
P.S. BIOSのアップデートのことを忘れていた〜。やっぱりFDDは必要か?(号泣)...でも買えないからいいか。
■新たな表現方法 [2000/06/04]
昔のワープロは性能が低く、表現能力も限られていた。文字の大きさを自由に変えることはできず、縦方向はそのままで、横方向を2倍の大きさにする「倍角」という機能が好んで使われていた。
現在は、文字の大きさや文字の種類(フォント)も自由に変更できる。しかし、自由になった反面、いろいろな表現方法があり、どのように表現したらいいのか、戸惑うユーザーも多いはずだ。もはやワープロの機能は十分なので、文書の表現は作成者のセンスによって決まるのだ。
そして将来。たぶん5年後くらいにはカラーレーザープリンタがかなりの割合で普及すると思う。現在のレーザープリンタの代わりにカラーレーザープリンタが使われるのだ。文字の大きさや種類を自由に選べるだけでなく、色も自由に選べる時代になっているかもしれないのだ。
白黒の今でさえ、表現の豊富さに四苦八苦しているのに、配色まで考慮に入れなきゃならないとなると、かなり大変だ。私もホームページの作成で配色を決める難しさを痛感している。
自由になることにより、逆に不自由に感じられる。なんとも皮肉な話だ。しかし、物事を前向きに考えて、将来に向けて配色の勉強をしておくのいいかもしれない。