パソコンって呼ばないで

2000年8月
(下から読んでね)

 

インテリマウスお前もか? [2000/08/22]

 以前、絶賛していたインテリマウスの調子が悪い。ホイールのゴムが弱ってきたのか、すべって上手に回せないのだ。

 私はマウスは消耗品と考えるようにしている。ある程度、使っていると調子が悪くなり、最後には買い換えなければならないからだ。

 質の悪いマウスはボタンがすぐにだめになる。クリックしたのにダブルクリックになったり、ドラッグしてる時に指を離していないのに離したかのようになってしまう。

 こんな状態だと、いらいらして操作できないので、とっとと新しいマウスに買い換えるようにしている。

 そこで登場したのがMS-MOUSE、あのなすび型のマウスだ。さすがに値が張るだけあって、ボタンの耐久性はばっちり。ボタンが壊れることはめったにない。

 そして衝撃的な出会いをしたインテリマウス。MS-MOUSEの血を引くだけあって、ボタンの調子はすごくいい。

 しか〜し! ホイールから先にやられるとは思ってもみなかった。う〜ん、信じていたのになぁ。

 んで、次はどのマウスにしようかなって、いろいろ調べてみると...。あ! これがいい! インテリマウス オプティカルテクノロジー。(←ぜんぜん、懲りていない)

 理由はボールがない所。いわゆる光学式マウスと呼ばれるものでボールではなく、光学的に移動量を検出するのだ。ボールをお掃除する必要がないので、メンテナンスフリー!

 二つ目の理由はUSB接続という点。USBはPS/2よりデータの転送が速いので、その分、マウスカーソルの動きがスムーズだそうだ。これは試してみたい!

 三つ目の理由。...なすび型だから。あと写真で見る限り、ホイールにギザギザがついていて、すべり止めになっているようだ。これなら多少ゴムが弱くなっても、すべったりしなさそう。

 う〜ん。実売は5,000円程度か。う〜ん。どうしようかな?

 

リムーバブルハードディスクの勧め [2000/08/19]

 ハードディスクの交換はけっこう大変である。コンピュータのふたを開けてドライバーでねじを外してケーブルを挿してと、気軽にポンポンできない。

 そこで登場するのがリムーバブルフレームである。リムーバブルフレームはハードディスクの交換を簡単にするもので、外部ケースと着脱可能な内部ケースから構成されている。

 外部ケースは5インチベイに取り付けてケーブルを配線する。内部ケースにハードディスクを内蔵する。そして内部ケースを交換するだけでハードディスクの交換が簡単に行うことができるのだ。

 内部ケースを複数用意すれば、ハードディスクを交換することにより、いろいろなOSを試すことができる。もちろん、物理的に交換しているので、互いに悪影響を及ぼす心配もない。

 ちなみに私はWindows98Windows2000を切り替えて使っている。Win98はゲーム用、Win2Kはインターネットやお仕事用である。

 ひとつのハードディスクに複数のOSを入れること(デュアルブート)が可能なのはもちろん知っている。しかしイマイチ信用できないのだ。デュアルブートが原因で不安定になったりするのが嫌なのだ。

 ここまで誉めまくったリムーバブルフレームにも欠点がある。まず一つ目はメーカー間で外部ケースと内部ケースの互換性がないこと。つまり同じメーカーのものを使用しなければならないのだ。

 これは何とかしてほしい。というのも、リムーバブルフレームの製品寿命が以外と短いのだ。この前、売ってたはずなのにもう店頭にないなんてことはよくある。

 二つ目の欠点は作りが安っぽいこと。けっこう壊れる。アクセスランプの辺りは速攻で壊れる。

 あと、ファンも安物を使っているのか、しばらく使っていると、ぶ〜〜〜〜んと、音をたて初める。うるさくて敵わないから、ファンを外してしまう。これじゃ、せっかくファン付を買った意味がないじゃん。

 と、いうわけで、以上の2点を克服したリムーバブルフレームを強く要望する。あ、互換性がないのはしょうがないので「生産中止にしない」というのが条件である。

 ここはひとつ、「容量を増やすことができるミラーリング」とセットで発売よろしくお願いします。m(_ _)m > どこかのメーカー 

 

Windowsはなぜ不安定になるのか [2000/08/09]

 前々回に書いた「容量を増やすことができるミラーリング」と前回書いた「上書きを元に戻す」、これらにはまだ欠点が残っている。Windowsの問題だ。

 Windowsは長く使い続けると少しずつ不安定になり、最後には再インストールするハメになる。再インストールは一般ユーザーには難しい作業だし、何より時間と手間がかかる面倒な作業だ。これを何とかしなければならない。

 ではなぜ不安定になるのだろうか? 私はアプリケーションのインストールとアンインストールを繰り返すと不安定になるような気がする。

 問題はアンインストールの方だ。どうもアンインストールした際に完全に削除されずにごみが残り、それが積もり積もってWindowsを不安定にさせているような気がする。

 これはWindows側の問題ではない。各アプリケーション側の問題だ。不要になったからアンインストールするわけで、余計な情報は残さなくてもいいのに、再びインストールするときを想定しているのか、各種設定ファイルやレジストリ内に情報が残っているケースが多い。

 さきほど、Windowsのせいではないと書いたが、これはマイクロソフトが悪い。なぜなら、記念すべきWindows95初のパッケージソフトOffice95がそういう作りになっているからだ。

 もちろん他にもいろいろな原因があるのだろうが、この辺から少しずつ解決していってほしいと思う。

 今後、開発されるアプリケーションはアンインストールした場合はその情報を完璧に削除していただきたい。そしてマイクロソフトも自社製品も含め、そのようにするよう強く推奨すべきである。

 Windows以前に使われていたMS-DOS(PC-DOS)は、CONFIG.SYSAUTOEXEC.BATのふたつのテキストファイルにだけ気を使っていればよかった。Windows95になってより管理しやすくするためにレジストリという機能が採用された。しかし、かえってこれが不具合の原因となるとは何とも皮肉な話である。

 

げっ!上書きしちゃった [2000/08/03]

 コンピュータを使っている人なら、一度は経験があるはずだ。このセリフ。まさに恐怖の一瞬である。

 例えばこのページは2000年8月のページである。これを一から作るのは面倒なんで、7月のページを元に作成し、[名前を付けて保存]を指示して8月分のファイルを作る。

 しかし[名前を付けて保存]をする前に[上書き保存]をしてしまったら...。当然、7月のページは消えてしまい、作りかけの8月のページに置き換わってしまう。

 これが上書きの恐怖である。上書きをした場合、元のファイルを復活させるのは難しい。上書き保存とは元のファイルをいったん消して、同じ場所に新しいファイルを書き込むことになる。元のファイルは跡形もなく消えてしまうのだ。

 現在、WordExcelなどは何度でも[元に戻す]を指示することができる。多少の操作ミスなら[元に戻す]を使えば、致命的な失敗は避けることができる。

 しかし、この便利な機能である[元に戻す]は[上書き保存]には無効なのだ。使い方によっては被害が非常にでかい[上書き保存]だからこそ、[元に戻す]は不可欠だと私は思うのだが。

 そこで、上書きを元に戻す機能はOS、つまりWindows側で実現していただきたい。ファイルの保存は必ずWindowsを通して行われているはずだから、Windows側が上書きを監視し、上書きの時はバックアップを作成するのだ。

 履歴はそうだな、10くらいあればいいか。つまり、各アプリケーションは上書き保存を10回まで「元に戻す」ことができるのだ。

 「ハードディスクを何とかしろ!」で書いた「容量を増やすことができるミラーリング」と「上書きを元に戻す」が実現できたら、バックアップは必要なくなる。より快適なコンピュータライフが実現するのだ。

 おまけ 〜上書き保存で失敗しないようにするコツ〜

その1.元ファイルを開いたら、すぐ[名前を付けて保存]をするように癖をつける。

その2.[名前を付けて保存]は使わず、元ファイルをエクスプローラなどでコピーして、[名前の変更]をしてから、各アプリケーションで開く。

 

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