パソコンって呼ばないで

2000年11月
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ホームページを作った理由・作り続ける理由 [2000/11/28]

 越後屋ホームページ!を作ってから、もうすぐ1年になる。私がこのホームページ(ウェブサイトだよ、本当は)を作った理由は、「パソコンって呼ばないで」を書きたかったからである。メーカーにはなかなかユーザーの声は届かない。そこで私が日頃から思っていることを書くことにより、少しでもコンピュータの将来に役に立てばいいなぁと思ったからだ。

 以前、「お金儲けのために書いているわけではない」と書いたが、正直言うと、これで飯が食えれば面白いだろうなぁとも思っている。ま、むちゃくちゃ期待しているわけでもないが(笑)。

 しかし実際、作り続けていると、ホームページを作る本当の楽しさは人々との交流であると気付いた。ネット上にはいろんな人がいる。そんな人達と距離を越えてコミュニケーションをとったりするのはむちゃくちゃ面白い。匿名性が特徴のインターネットだからこそ、人とのコミュニケーションを大切に思う。何とも不思議な感覚だ。

 あと私にとって役に立っているのが「役に立つリンク!」と「お友達リンク!」だ。他人のコンピュータ(例えば会社とか)からインターネットに接続した場合に、いつも自分が見ているホームページのアドレス(URLだよ、本当は)は記録されていないことが多い。サーチエンジンでひとつずつ探すのは大変だし。そんなときでも自分のホームページのアドレスさえ、覚えておけば、普段自分が見るホームページのアドレスは全て手に入る。

 あと、以外に役に立っているのが「越後屋的ニュース」だ。私にとって役に立つニュースをまとめたので、自宅以外から詳しい内容を知りたいときなどに便利だ。どこにいてもインターネットにさえ接続できれば、過去に気の引いたニュースの詳しい内容は簡単に調べられる。さらに気付いたときにその後の状況などもチェックできる。う〜ん、便利。

 と、考えると、ホームページはどこからでも見ることができるメモ帳と考えることもできる。もちろんそのメモ帳は持ち歩く必要はないし、ページ数も無限にある。まさに魔法のメモ帳だ。

 Webメールと組み合わせると、どんなコンピュータでも、いつもの自分のコンピュータと同じような感覚で使うことができる。これも新しい発見であった。

 

携帯電話の将来 [2000/11/28]

 先日、PDAが欲しくて、Palmをいろいろ調べてみた。主な機能はアドレス帳、スケジュール管理、ToDoリストだ。ま、この辺はいろいろカスタマイズできるから、機能は自分でいくらでも追加できるが。

 携帯電話に接続して電子メールの送受信もできる。ここでハタと気が付いた。電子メールを使うにはPDAと携帯電話のふたつを持ち歩かなければならないことを。しかし携帯電話だけでも電子メールの送受信はできる。じゃ、PDAを持つメリットって何なんだ?

 携帯電話にはアドレス帳は内蔵されている。機能も十分だ。あとはスケジュール管理とToDoリストか? それだけのためにあんなに高いPDAを買う必要はあるんだろうか? それだったら、最初から携帯電話にそれらの機能を内蔵してしまえば、PDAは不要になるんじゃないか? スケジュール管理やToDoリストなどは比較的、簡単に追加できるような気がするのだが。

 いや待てよ、いっそのことPlamを内蔵してしまってはどうだろうか? Plam内蔵の携帯電話。ん? 携帯電話内蔵のPlamか? それなりに安くて使いやすかったら売れると思うぞ。どうですか?>各メーカー

 などと考えていたら、もうひとつ思いついた。携帯電話に内蔵して欲しい機能。それはTVチューナー! カラー液晶が当たり前となった今なら、実現は比較的、可能だと思うのだがいかがであろうか? あ、ヘッドホンを接続する端子も忘れずにね♪ もちろん、ステレオ放送と二ヶ国語放送にも対応してね。あ、ついでにFMも受信できるようにしてくれるとうれしいな♪ ...はっ! もしかして、これはまさしくテレビ電話ってやつか?

※ ちなみに私はPHS派である。いちいち「携帯電話やPHS」と書くのが面倒なので「携帯電話」と省略した。

 

がんばれ!一太郎 [2000/11/26]

 昔はワープロソフトといえば「一太郎」だった。私も実をいうと一太郎使いだった。しかし、これからはWordの時代だと思い、多くの苦労を重ねてやっとの思いでWordに切り換えたのだ。では、なぜ一太郎を捨てたのか? 答えは表計算ソフトの傑作ソフトExcelと似た外見と操作性を持つワープロだからである。

 DOSから、Windowsに変化していく頃、二つの選択肢があった。ExcelWordか、1-2-3+一太郎かだ。Wordと一太郎なら、一太郎の方がちょっと魅力的。しかしExcelの魅力は圧倒的で、Excelを選ぶなら、1-2-3と一太郎は捨ててもいいとさえ思った。

 で、現在。Wordの方が圧倒的にシェアが高い。しょうがないことである。私も一太郎に戻るつもりはない。一太郎は近い将来、消え行く運命になろう。そ・こ・で...、ジャストシステムに提案である。

 ワープロソフトに要望するのはもはや機能ではない。どんなにすばらしい機能が追加されても覚えるのが面倒なのだ。そして人々がWordを選ぶ理由はWordの操作方法を覚えておけば将来、役に立つと考えているからである。

 なので、Wordと完全互換のワープロを作ってはどうだろうか? メニューはもちろんのこと、ダイアログの構成やツールバーのアイコンの絵や配置、そして文書フォーマットにいたるまで全て完全互換の一太郎を作るのである。

 何? メニューやツールバーが同じだと、Wordと外観が変わらないじゃないかって? ...それでいいのである(きっぱり)。ユーザーがWordを立ち上げているのか、一太郎を立ち上げているのか区別がつかないほど、クローンのワープロソフトを作るのである。

 じゃ、何を売りにするかって? もちろん、値段と性能である。値段は安く。これは説明する必要がないだろう。しかし、性能はいろいろ工夫する点があるぞ。まず堅牢性。「Wordより不具合が少ないです。」 これだけで立派なセールスポイントになる。そして実行速度。遅いCPUでもバリバリ動く。そうだな、DX4レベルでも余裕で動作してくれるとありがたい。あと、メモリやハードディスクの占有量。これもできるだけ少なくしていただきたい。

 ジャストシステムさん、どうですか? 貴社がWindows版一太郎で生き残る手はこれしかないと思うんですが。あと、三四郎とかいう表計算ソフトもあったよね。あれをちょこちょこって改造して、Excel完全互換ソフトに仕上げて、う〜んと五郎とかいうデータベースソフトもAccess完全互換にすればけっこういい勝負ができると思うぞ。このアイディアは私的にマジで提案するぞ!!

 

恐るべし年賀状ソフト [2000/11/04]

 年末が近づくにつれて気になるのが年賀状。私は毎年、印刷屋さんに頼んでいた。しかし今年はプリンタを買った手前、コンピュータで作成することにした。

 年賀状ははっきり言ってWordでも作れる。しかしあえて年賀状作成ソフトを購入した。いろいろ試してみたい機能があるからだ。年賀状作成ソフトに期待する機能は以下の3つ。
 1)住所入力支援機能
 2)住所録機能
 3)豊富なクリップアート。

 とくに住所入力支援は凄まじい。相手の電話番号を入力すると、自動的に氏名と住所と郵便番号が入力できるのだ。去年くらいから登場し今年はほぼ全社の年賀状作成ソフトに搭載されている。

 仕組みは単純、全国の電話帳をCD-ROMに入れたのだ。恐るべし。もし全国の電話帳を手元に揃えるとしたら大変だ。本棚をまるまるひとつ占領してしまうだろう。それをCD-ROM1枚で済んでしまう。まさにコンピュータテクノロジーの勝利だ。

 仮に全国の電話帳を揃えたとしても、この機能は実現できない。電話帳は「名前」から電話番号と住所を調べることができるが、「電話番号」から名前と住所を調べることはできないからだ。もちろん時間と体力があれば調べることもできるが、とてもじゃないけどそんなことできっこない。このようにいろんな項目から情報を検索できるのはコンピュータの強みだ。

 ちなみに電話帳はどんな形式でCD-ROMに保存されているのか興味があったので調べてみた。なんとひとつのファイルが入っているだけ。そのファイルの容量は584MB! う〜ん。拡張子はDIC。どんな形式なんだろう。

 試しにメモ帳(あ、Windows2000のね)で、開いてみた。...予想通りファイルのサイズが大きすぎて開けない。じゃ秀丸くんで。...秀丸くんでも開けない(涙)。内容をバイナリダンプしようかと思ったが面倒なのでここで止めちゃった。いちいちCD-ROMを入れ替えるのが面倒なんで、ハードディスクにコピーして使用中。

 年賀状作成ソフトは思った以上に遊べる!(笑)。値段も安いし。しかも著作権フリーのクリップアートはホームページの作成にも役立ちそうだし♪

 

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