パソコンって呼ばないで
2000年12月
(下から読んでね)
■2001年大胆予想 [2000/12/31]
21世紀に突入する来年のコンピュータはどのようなものになるか、大胆に予想してみようと思う。ただし、この予想はちゃんとした資料を調べたわけでもないし、私の願望も混じってるので、あまり真に受けないで欲しい(笑)。
CPUのクロック数は1GHz以上が当たり前になるでしょう。それに伴いMHzの表現はなくなるでしょう。また10MHz単位の性能向上には関心がなくなり、100MHz(0.1GHz)単位で新しいCPUが発売されるでしょう。つまり、1GHz→1.1GHz→1.2GHzって感じで。最終的には2.5GHzくらいのCPUが発売されるでしょう。
メモリはWindows2001が発売されるのに伴って256MB搭載が標準に、ハイエンドは512MB搭載するようになるでしょう。動画像を扱ったりする人は一気に1GB(1024MB)搭載する人も出てくるでしょう。
ハードディスクの容量は100GBを越え、ひょっとしたら1TB(1000GB)の製品も発売されるかもしれません。さらにデスクトップコンピュータはRAIDを標準装備するものも各社から発売されるでしょう。
CD-ROMはR/RWのためだけの存在となり、ほとんどのメディアはDVDで供給されるようになるでしょう。またDVD/CD-R/RWのマルチドライブが標準的に使われるでしょう。
液晶ディスプレイは5万円を切り、10万を切るノートパソコンも発売されるでしょう。
Windows2001が発売されるが、あちこちでトラブルが発生し、思ったより普及は遅れるでしょう。しかし着実にWindows2001は普及していき、DOSアプリやWin16アプリは完全に消滅するでしょう。
インターネットはさらに普及が進むが、NTT以外の接続方法を選ぶ人が増え、NTTは苦戦するでしょう。そして各社が競争をすることにより、月2500円くらいで常時接続が可能となるでしょう。
常時接続のユーザーが増え、TVのようにただ見てるだけのコンテンツも登場し、人気が出るでしょう。またセキュリティの面でユーザーの不注意による問題が多発し、自宅のコンピュータがクラックされるような事件が大量に発生するでしょう。と、最後の方はちょっと暗い話となってしまいましたがいかがだったでしょうか? 今年1年間ありがとうございました。「パソコンって呼ばないで」は来年も続けます。来年こそは月末に慌てて更新なんてことがないようにがんばりたいと思います。
では、みなさん、よいお年を。
■越後屋的10大ニュース2000(後編) [2000/12/30]
では、私、越後屋にとっての10大ニュース、後編をどうぞ。
第5位 ツートップ倒産? キョウデングループの傘下に。
コンピュータ自作派のご用達のお店、ツートップ(フリーウェイ)が突如、民事再生手続きを申請。事実上の倒産か? というニュースが飛び込んで来て、私的には大ショック! 私の会社もツートップからコンピュータを購入していたので、保証はどうなるんだとか大騒ぎ。ツートップに電話しても誰も出ないし。
後日、ツートップは営業を再開。キョウデングループの傘下になって、何事もなかったかのように、通常どおり営業している。
日本はやっぱり大不況なんだなぁって、印象付けるニュースでした。第4位 フレッツISDN、ついに24時間テレホ実現
もう何年も前から要望が多かった24時間テレホ、1日中、電話使い放題のサービスがいよいよスタートした。これでミカカ代に泣くユーザーも少なくなったはず。
しかし「時、既に遅く」の感が多少あり、もはやユーザーは値段よりも速度に関心が強い。CATVやADSL、さらには光通信。来年はどのようなインターネットが一般的になるか楽しみだ。
あ、ちなみに私は未だに28800bpsのアナログ回線です(号泣)。第3位 プレステ2発売
ついにプレイステーション2が発売され、マスコミも大騒ぎ。どこに行っても売れ切れ状態。その後、リモコンが同梱されたプレステ2が発売される。
だが残念ながら、これだ! というゲームがまだ発売されていない。ゲームができるDVD再生機と言う声も(笑)。私的には無理に手に入れなくてもいいかなって感じ。本格的な普及はグランツーリスモ3やファイナルファンタジーXが発売される来年かなぁ。第2位 Windows2000発売
私的にはWindows95以来の革新的なOSだと思うのだが、いまいち世間の受けがよくない、かわいそうなWindows2000。理由は難しそうだからという声が多い。確かに難しいところもあるけどねぇ。セキュリティと操作性は相反するものだからしょうがないんだよなぁ。来年にはWindows2001に一本化される予定だけど、うまくいくのかちょっと心配。第1位 越後屋ホームページ開設!
あ、お客さん、座布団を投げないで下さい。だから越後屋的10大ニュースって書いたでしょ?(汗)。このホームページの開設は私にとって今年最大のニュース。このおかげで充実した毎日を過ごすことができました。なんとか1年間、このホームページを続けてこれたのも皆さんのご声援のおかげ。本当にありがとうございました。
来年の10大ニュースは「越後屋ホームページ1周年」などとはしないのでご安心を(笑)
■越後屋的10大ニュース2000(前編) [2000/12/28]
いよいよ、西暦2000年もあと数日。ここはひとつ、1年を振り返って、私、越後屋にとっての10大ニュースを書こうと思う。
第10位 Crusoe搭載のコンピュータが次々発売! しかし不具合も発覚。
CPU業界に新規参入したトランスメタ社が開発したCPU、Crusoeを搭載したコンピュータが各メーカーから次々と発売された。今まではCPUをほぼ独占していたインテルの牙城が崩れるきっかけとなるかもしれない。AMD社もがんばっているし。
しかし、その後、Crusoeの不具合が発覚。一応、今は解決済み。第9位 WindowsMe発売
Windows9xシリーズの最終バージョンとなるMeが発売となった。しかし世間はそれほど盛り上がらず。それもそのはず、来年発売となるWindows2001(Whistler)がマイクロソフトの本命だからだ。果たしてマイクロソフトの計画どおりになるのか、来年が楽しみだ。第8位 ファイナルファンタジーIX発売
RPGの代名詞、ファイナルファンタジーIXが発売され、世間では大フィーバー(死語?)。さらに予定ではファイナルファンタジーXはプレステ2専用に、そしてファイナルファンタジーXIはネットワークに対応するとか。このシリーズはいったいいくつまで発売されるのだろうか? ファイナルって一体...。
ちなみに私はまだ手に入れていません。面白いですか?第7位 ドラゴンクエストVII発売
ずいぶん前から出る、出るって、言っててなかなか発売されなかったドラクエVIIがついに発売。ていうか待たせ過ぎ。プレステ2発売の前に出すどころじゃなかった。
ファイナルファンタジーIXと発売の時期が近くて、FF IX発売 → ゲームクリア → DQ VII発売 と、いうパターンの人も多かったのではないかと思う。
ちなみについに私も手に入れました。( ̄ー ̄)にやりっ。これで年末年始はDQ三昧♪ もしホームページの更新が遅れたらDQのせいだと思ってください(笑)。第6位 CPUのクロック数が1GHzを突破!
ついにCPUのクロック数が1GHz(1000MHz)を超えた。時代の進歩ってすごいよなぁ。私が初めて手に入れたコンピュータのCPUは4MHzだったもんなぁ。単純計算で250倍かぁ。
当時、これ以上の性能のコンピュータなんて想像できないって感じたX68000でさえ、10MHzだもんね。そりゃエミュも実用的に使えるわけだ。
来年は何GHzまでいくんだろうか? はぁ(←ため息)。と、いうわけで、10位から6位まででした。5位から1位は次回のお楽しみ〜♪
■2万円でできるパワーアップ [2000/12/26]
よく人からどこのメーカーのコンピュータを使っているか聞かれることがあるが、そんなときにちょっと困ってしまう。私の使っているコンピュータは自作機だからだ。私にしてみれば、自作機も、メーカー物のコンピュータも、それほど違いはない。自分で組み立てるか、メーカーが組み立てるかだ。
自作機の利点はパワーアップが安価にできるということだ。メーカー物だと下手するとPC本体を丸々買い換えなければならないところを、数万円で最新の状態にすることができる。
で、そのパワーアップにかかる費用だが、私はひとつの部品につき、2万円くらいを目安にしている。つまり2万円以下になったらお買い得と判断しているのだ。
その法則から考えると、CD-R/Wはお買い得価格になったと言える。う〜ん、ほしいなぁ。あとAthlonの1GHz。夢のGHzがいよいよお買い得価格に突入だっ!
逆になかなかお買い得価格にならない製品。まずデジカメ。確かに安いのは出回っているが性能がイマイチ。100万画素でズーム付の製品が2万円前後にならないかなぁ。あとプレステ2ね。4万じゃな〜。おもちゃにしては高すぎるよなぁ〜。あれ、これらはコンピュータの部品じゃないか。
と、このように日頃から物欲と闘っている越後屋であった。しかし、その2万もなかなか工面できない貧乏な越後屋であった(涙)。