パソコンって呼ばないで

2001年1月
(下から読んでね)

 

ドラクエに捧げるセレナーデ [2001/1/31]

勇者なのに人の家に勝手に入って
たんすの中を調べる。

しかも樽(たる)やつぼを割りまくる。※1
でもいったん部屋を出ると割ったはずの樽が
元にもどってるぅ〜。
※2

  あ〜、それでも許せる。
  それがドラクエ、ドラクエ。
  ドラクエにはリアリティは必要ないのさ。

 

緊急事態なのに宿屋で一泊。
体力を回復させる。

通路や2階に意味ありげに岩がある。
でもいったん部屋を出ると動かしたはずの岩が
元に戻っているぅ〜。

  あ〜、それでも許せる。
  それがドラクエ、ドラクエ。
  面白ければリアリティは必要ないのさ。

 

たくさんの剣やよろいをひとつの袋に
入れて常に携帯。

漢字を出せるのにメニューはひらがな。
ルーラ
※3で移動すると泊めてた船も
いっしょについてくるぅ〜。

  あ〜、それでも許せる。
  それがドラクエ、ドラクエ。
  サクサクすすめばリアリティは必要ないのさ。

  あ〜、それでも許せる。
  それがドラクエ、ドラクエ。
  ドラクエにはリアリティは必要ないのさ。

 

(誰か曲をつけてください(笑))
(ちなみにまだクリアしてません(爆))

  ※1 樽やつぼを割りまくる
 これが現実だとけっこう怖い。
(ガラガラ←戸の開く音)
村人「な、なんだね? 君たちは?」
アルス「...。」
(無言で、樽やつぼを割り始める)
村人「や、やめてくだされ。この村は魔物に被害を受けて、明日食べる食料もねぇだ〜。」
アルス「ちっ! 何もないな。」
(ぐるぐる...←視点を変えている音)
ガボ「あっ! ここにも樽があるガボ。」
(がっしゃ〜ん)
マリベル「あ、ちからのたねね。これで少しはバトルが楽になるわ。」
アルス「じゃ、次の家に行くか。」
村人「うっ、うっ。」
(村人、号泣)

って、感じ♪(笑)

※2 元にもどってる
村人「な、なんて乱暴な旅人だ。はぁ。」
(割られた樽やつぼを直して、元に戻す村人)
(ガラガラ←戸の開く音)
マリベル「アレス、この家、もう調べたんじゃないの?」
アレス「あ〜? そうだっけ。面倒だからもう一回調べようよ。」
ガボ「それがいいガボ!」
(がっしゃ〜ん! がっしゃ〜ん!)
村人「のぉぉぉぉぉ〜〜〜!」
(村人 超号泣)

※3 ルーラ
 一度、行った村や城に飛んでいく魔法。

 

 

三重苦の無線LAN導入(後編) [2001/1/29]

 いくら手順や設定値を確認しても間違いは発見できない。これは別に原因があると睨み、マニュアルのトラブルシューティング※1のページを調べた。そこに記述のあった手動設定を行って....、あっ! つながった!! おぉ! すげ〜、感動♪

 トラブった原因は無線LANのアクセスポイントの設定プログラム(エアステーションマネージャ)とクライアント用のユーティリティ(クライアントマネージャ)を同一のコンピュータにインストールしなかったので、自動設定が正常に行われないのではないかと睨んでいる。そのようにしなければならないとマニュアルに書いてあったわけじゃないけど。

 あ、正確にはそのような記述を「見つけることができなかった」だ。マニュアルが丁寧すぎて、文書が多すぎる。すみからすみまで読んでいないのだ(汗)。ていねいなマニュアルもちょっと考え物かも。

 こうして数々の苦難を乗り越えて、我が家の無線LANは運用を開始した。ケーブルが全くない状態※2でデスクトップにアクセスできるのは予想通り快適だ。デスクトップのハードディスクはもちろん、プリンタやインターネットも※3利用できるのだ。

 私のコンピュータルーム(笑)は2階にあるが、1階でC1を使っていても最高速度の11Mbps※4で接続できる。とりあえず、家の中ではどこにいても最高速度でアクセスできるようだ。電波の調子が悪くてアクセスできないなどということは全くない。

 難を言えば、多少スピードが遅いこと。インターネットにアクセスする場合や、小さいファイルをコピーする場合はそれほど気にならないのだが、大きいファイルや、デスクトップのCD-ROMを利用したインストール作業はやはり遅いような気がする。会社の100BASE-TX※5に慣れてしまったせいからかな?

 ...結局100BASE-TXのLANカードも購入してしまった越後屋であった。

  ※1 トラブルシューティング
 障害対策のこと。実際には「困ったときは」のページでした。

※2 ケーブルが全くない状態
 C1は常にバッテリーで使っているので、電源ケーブルももちろんないのだ♪

※3 インターネットも
 デスクトップにはプロキシサーバーをインストールしてある。ローカルルータはまだ利用していない。
 我が家はいまだにモデムなのだ(涙)。

※4 11Mbps
 速度の単位。bpsは1秒間に何ビット転送できるかの単位。Mは補助単位で1,000,000を表す。つまり、11Mbpsは1秒間に11,000,000ビット転送できる。
 ちなみに日本語1文字は16ビットなので単純計算で、1秒間に687,500文字を送受信できることになる。

※5 100BASE-TX
 有線のLANで現在、一番普及している規格。速度は100Mbps。ざっと10倍の速度ですな。

 

三重苦の無線LAN導入(前編) [2001/1/21]

 買っちゃいましたよ、無線LAN! VAIO C1(以下 C1)を購入したのをきっかけに思い切って導入したのだ。そろそろ無線LANも普及時期だし。チョイスしたのはAirStationのローカルルータモデル。無線LANのアクセスポイントとスイッチングハブ※1とルータ※2を内蔵した優れものだ。無線LANのアクセスポイントとハブを別々に購入するならこっちの方が楽チン。将来、CATVADSL※3でルータを使うかもしれないしね。

 さっそく、インストール※4の作業を始めた。マニュアル※5はOS※6別にかなり詳しく書いてある。ちょっと感心。でも、分厚い(汗)。

 この手のマニュアルって一般的なコンピュータ構成なら問題ないが、ちょっと変わった環境だと、トラブってしまうことが多い。実をいうと私の場合、かなりアブノーマルな環境だ。以下の3つの障害がある。まさに三重苦だ。

 1)デスクトップがWindows2000、ノート(C1)はWindowsMeと、OSが異なる。
 2)デスクトップは有線LAN、ノートは無線LAN。
 3)ノートにはフロッピーも
CD-ROMもない。

 うぅ、苦労しそうだ!

 まず、デスクトップにネットワークアダプタ※7を取り付けてドライバ※8をインストール。うん、問題なし♪ 続いて無線LANのアクセスポイントの設定プログラム(エアステーションマネージャ)をインストールして、デスクトップ側から無線LANのアクセスポイントの設定を行う。おぉ、DHCP※9も内蔵されているのか? 最近の製品はすごいな〜。

 お次はC1だ。無線LANのドライバは付属のCD-ROMに入っている。でもC1にはフロッピーもCD-ROMもない。

 でも大丈夫♪ 以前からの計画通り※10、自分自身にドライバをメールで送って、C1からメールを受信することにしよう。まず、デスクトップからドライバをメールで送る。で、電話線をデスクトップからC1に接続し直して、C1でメールを受信。ドライバを内蔵のハードディスクにコピーする。これで準備完了だ。あとはドライバをインストールするだけ。うん、完璧♪

 こうして無事、無線LANのドライバはインストールできた。お次はクライアント用のユーティリティ(クライアントマネージャ)。これも入れなきゃならないのか。う〜。またデスクトップからメールを送って、C1で受信。で、インストール。無事終了だ。

 では、LANに接続っと....できない(涙)。無線LANのアクセスポイントが見つからないというメッセージが表示されるだけ...。

 予想通りのトラブル発生。さぁ、どうする? 無線LANは無事、動作したのか? この続きは次回に♪

  ※1 スイッチングハブ
 簡単にいうと、性能のいいハブ。以下、性能はデュアルスピードハブ、リピータハブの順番と考えてよい。

※2 ルータ
 LANとインターネットの分かれ道を制御する機械。これがあるとセキュリティーが高まる。

※3 CATVやADSL
 電話回線やISDN回線より高速にインターネットに接続できる方式。モデムやTAではなく、LANで接続する。
 早くこっちに切り換えたいなぁ。

※4 インストール
 コンピュータにプログラムやデータを組み込むこと。

※5 マニュアル
 説明書のこと。

※6 OS
 必ず必要なプログラム。WindowsMeやWindows2000のこと。

※7 ネットワークアダプタ
 LANをするのに必要な機械。デスクトップならPCI用の100BASE-TXが一般的。

※8 ドライバ
 コンピュータに接続した機械が正常に動作するようにするプログラムのこと。

※9 DHCP
 IPアドレスを自動的に割り振るための機能。

※10 以前からの計画どおり
 パソコンって呼ばないで2000年6月の「取らぬたぬきの...」を参照。

 

VAIO C1 VJ レビュー [2001/1/12]

 ついに念願のVAIO C1 VJ(以下C1)を手に入れてしまった。Crusoe(※1)ですよ、お客さん。これで「パソコンって呼ばないで」の更新も順調に進むはず(※2)

 では、さっそくC1のレビューをしよう。なぜC1を選んだのか? その理由は「大きさ」である(※3)。本当の意味での持ち歩けるノートパソコンはこのサイズが限界だと私は考える。
 持ち運ぶ用途ならバッテリーも重要だ。できるだけ長持ちしてほしい。しかし標準でついてくるバッテリーSでは2時間程度。ちょっと足りない感じ。しょうがないのでオプションのバッテリーL
(※4)を追加購入(涙)。でもバッテリーLを装着すると全体的にサイズがでかくなってしまうんだよなぁ(苦悩)。

 このC1、液晶画面の解像度もポイントが高い。液晶画面の大きさとの兼ね合いもあるのが、800×600(※5)だと一度の表示できる範囲が狭いし、1024×768(※6)だと文字などが小さくなりすぎる。この1024×480という解像度が絶妙な使いやすさをかもし出してる。
 しかしこの解像度、やはり縦480ドットはちょっぴり辛い。アプリケーションによっては画面からはみ出してしまうのだ(インターネットハーツ
(※7)など)。せめて、縦が600ドットだったらねぇ。

 あと、C1と言えば、内蔵のCCDカメラ(※8)ですな。そんなに期待していなかったけど、意外ときれい。メモ代わりにちょっとしたものを撮影するなら十分な性能。でもホームページに載せれるほどでもないが...。

 と、いうわけで、今回のレビューは以上である。まだまだ書きたいこと(文句?)もあるのがまたの機会で...。

  (※1)Crusoe
 クルーソー。Transmeta社が開発したCPU。モバイル向け。

(※2)更新も順調に進むはず
 ホントか? 現に遅れてるではないか?(笑)

(※3)「大きさ」である
 A5サイズをちょっと長くしたくらい。

(※4)バッテリーL
 ちなみに更にでかいバッテリーLLも発売されている。

(※5)800×600
 一般にSVGAと呼ばれる解像度。15インチのCRTディスプレイに最適。

(※6)1024×768
 一般にXVGAと呼ばれる解像度。17インチのCRTディスプレイに最適。

(※7)インターネットハーツ
 トランプゲーム。インターネット上で対戦できるハーツ。WindowsMeから標準でついてくる。

(※8)CCDカメラ
 性能は35万画素。

 

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