パソコンって呼ばないで

2001年3月
(下から読んでね)

携帯電話で思いついた♪ [2001/3/25]

 携帯電話やPHSはすごい勢いで進化している。より軽く、より小さく、より多機能になっている。その中でも今回の話題は形状である。

 現在の携帯電話の形状は大きく分けて3つある。普通の形、ボタンの部分にカバーがついている形、折りたたむことができる形である。世間では折りたたむタイプが人気があるようだが、私は普通の形が好みだ。

 このようにいろいろな形状があるが、私は進化・発展の余地は大いにあると考えている。例えは変だが今の携帯電話の形状はゲーム機のコントローラでいうと、初代ファミコン※1に相当すると考えている。

 初代ファミコンのコントローラは本当の長方形で、出っ張ったところや、引っ込んだところはなく、持ちやすさはまるで考慮しておらず、長い時間、使っていると手が痛くなったりした。そして、スーパーファミコンになって、コントローラはほんの少しだが手で持つ部分が出っ張っていて、多少、持ちやすくなった。

 で、決定的な進化を遂げたのはプレイステーションのコントローラである。グリップが異様にでかくなり、初めて見たときはちょっとびっくりしたが、実際、手にとって見ると非常に扱いやすい。持った感じの安定度が違うし、長時間、使っていてもほとんど疲れを感じないのだ。

 携帯電話も最初、見たときには誰もがびっくりするような、そして、使ってみると「これじゃないとだめだ〜。」と思わせるような進化を遂げて欲しいのである。

 で、開発者のみなさん、お待たせしました。私の提案のコーナーである。携帯電話は本来の電話の機能はもちろんだが、メールで使うことも多い。しかし、表示される文字数が少なく、いまいち使いづらい。

 そもそも文章は横向きに表示される。しかし携帯電話は縦長だ。だから液晶画面が小さくなり、1行の文字数が少なくなる。かといって、液晶画面を横長にするために携帯電話の幅を広くすると本体の大きさがでかくなってしまい、使いづらい。

 この2つのジレンマを解決する方法を思いついた。携帯電話を横にして使うのである。あ、もちろん、通話のときは縦にして使い、ダイヤルするときや、メールを書いたりするときは横向きに使うのである。通話するときに縦にするからといって、通話していないときまで、縦にして使う必要はないのだ。

 メールを書くときなどに横向きにして使うと決めてデザインすると、さまざまなアイディアが思いつく。例えば本体の左半分をすべて液晶画面にして右半分にボタンを集めるデザインもありだが、横向きにしたときに上下に分けて、上に横長の液晶画面、下に1〜2列のボタンを配置するなんてのも面白い。

 横長の液晶ディスプレイは、そうだな、1行40文字程度は表示できるようにしていただきたい。行数はう〜ん、5行くらいあれば我慢できるか。つまり200文字同時に表示できるのだ。不可能な数字じゃないでしょ? > メーカー

 

  ※1 初代ファミコン
 正確にはファミリーコンピュータ。家庭用ゲーム機として大ヒットした。

 

今、私が欲しいもの!! [2001/3/21]

 今、私が欲しいもの!! 「エラー訂正機能※1がついているポータブルのCD-RW。なおかつDVD-ROMも読めるやつ。」

 ポータブルの
CD-RWは数多く存在するが、エラー訂正機能がついてるのは皆無だ。メルコが発売予定のポータブルCD-RWは非常に惜しい。エラー訂正機能はあるが、DVD-ROMが読めない。理想の製品まであと、一歩なんだけどなぁ。

 もうちょっと、ずうずうしく書かせてもらうと、インターフェイスは
USBIEEE1394※2PCカードにも対応してほしい。USBは遅いが、デスクトップコンピュータでも利用できる。IEEE1394PCカードが利用できるのであれば速い速度で利用できるので、CD-RWの性能を十分に発揮できる※3

 そうなるとアイ・オー・データの製品が該当する※4が、アイオーはエラー訂正機能を持ったポータブル
CD-RWは発売していない。う〜ん...。


 今、私が欲しいもの!! 「軽くて動作時間が長い
VAIO C1用のバッテリー。」

 バッテリーSは軽いが動作時間が短い。バッテリーLは動作時間は長いが重い。

 バッテリーSの大きさ、軽さは満足している。しかし、ちょっと長い時間、使用すると、すぐバッテリー切れになってしまう。あと1時間、持てばなぁと思ってしまう。

 バッテリーLの動作時間は十分だ。私が丸一日、
VAIO C1を使う時間は十分、カバーしている。しかし重いし、でかい。しかもバッテリーLを装着すると液晶ディスプレイを開く角度が少なくなってしまい、場合によってはディスプレイが非常に見づらくなる。

 あぁ、バッテリーSのサイズで、バッテリーLの動作時間があるバッテリーが欲しい。


 今、私が欲しいもの!! 「
VAIO C1用のWindows2000のドライバ。」

 
VAIO C1に標準で搭載されているWindowsMeだと、すぐリソースが足りなくなり、動作が不安定になる。例えば、Outlook※5と、Internet Explorerと、ホームページビルダーを同時に起動したときとかだ。

 原因は
VAIO独自の機能を実現するためのドライバがリソースを大量に消費する所にあるようだ。私はデジカメを持っていないので、MOTION EYE※6は利用したい。だから、はずす訳には行かないのだ。

 
Windows2000にすればリソース不足は解消される。しかし肝心のWindows2000用のドライバが存在しないのだ。メーカー側も今のところ、提供するつもりはないようだ。VAIO C1Windows2000搭載モデルが発売されるようなので、ドライバの開発は終わっているはずなのだが...。

 と、欲しいものを立て続けに書いたわけなのだが、ここでハタと気づく。全部、VAIO C1に関連するものばっかりじゃん!! 恐るべしVAIO C1。私がVAIO大好き人間になる日も近い?

 

  ※1 エラー訂正機能
 バッファアンダーランによる書き込みの失敗を防ぐ機能でBURN-ProofやJustLinkが有名。

※2 IEEE1394
 「アイ トリプル イー いちさんきゅーよん」と読む。比較的、高速な周辺装置を接続する新しいインターフェイス。i.LINKやFireWireとも呼ばれる。
 ちなみにVAIO C1 VJに標準搭載されている。

※3 CD-RWの性能を十分に発揮できる
 USB接続のCD-RWでは8倍速が最大性能のようである。

※4 アイ・オー・データの製品が該当する
 i・CONNECTという独自規格で、ケーブルを交換するだけで、USB、IEEE1394、PCカードに接続可能になる。

※5 Outlook
 Outlook Expressじゃなくて、Outlookね。スケジュール管理などの機能がある。

※6 MOTION EYE
 VAIO C1に搭載されているCCDカメラ。

復活のBJ F850 [2001/3/6]

 3月1日、うれしいニュースをインターネット上で発見した。そう、BJ F850アップグレードキットの発売のニュース※1である。

 「哀れ、
BJ F850※2で書いたとおり、キヤノンが新しいプリンタを発売し、私の持っているBJ F850が旧機種になった。しかし、新機種であるF860はインクの仕様が変更になっただけなので、F850F860にアップグレードできないものか思っていたのである。

 しかし、正直言うと、実現はたぶん無理だろうなとも感じていた。アップグレードなどをしたら、メーカーとしては損だからだ。旧機種になって、ユーザーが困れば、当然ユーザーは買い換えを考える。買い換えればメーカーの得なのだ。それをわざわざ手間をかけてやってくれるわけがない。しかしである。私の予想ははずれ、見事、キヤノンはやってくれたのだ!! ビバ! キヤノンである※3

 しかし、長い目で見れば、キヤノンは、とても得なことをしたとも言える。もし、アップグレードが行われず、
F850用のインクタンクが品不足になり、プリンタはまだまだ使えるのに、インクタンクが手に入らず、泣く泣くプリンタを買い換える羽目になったら、私はキヤノンの製品は一生、買わないだろう※4。信用を失うのは一瞬なのだ。

 で、気になるアップグレードの内容は新型のインクタンク(6色)、プロフェッショナルフォトカード(印刷用紙)、
CD-ROM、あとマニア心をくすぐるアップグレード記念エンブレムだ。なお、CD-ROMの中には、プリンタドライバの他にフチなし写真の印刷が可能になるBJ Solution Discも入っている。

 プリンタドライバはインターネット上からダウンロードできる。インクタンクやプロフェッショナルフォトカードは単品で購入することができる。なので、アップグレードキットを購入する価値は、記念エンブレムとフチなし写真だけとなる※5

 私はフチなし写真にはあまり興味がないし、記念エンブレムもどうしてもほしいというものでもない。でもアップグレードキットは絶対購入するつもりでいる。ではなぜ、購入するのか? それは、すばらしい英断をしてくれたキヤノンの心意気に応えたいからである。企業努力をしてくれたメーカーに賛同を送るのは消費者の使命なのだと私は考えている。...ただ、アップグレードキットの値段が書いていないのが気になるのだが...(汗)。

 しかし、問題がひとつある。去年、年賀状を大量に印刷した際に、インクの残りが少ないという警告が出たので、予備にインクタンクを全色、購入してしまったのである。あれから何回も印刷しているのだが一向にインクがなくなる気配がない。異常に長持ちするインクなのである。これじゃ新型インクを装着するのはいつの日になることやら...(でもうれしい悲鳴ってとこですか?)。

 

  ※1 BJ F850アップグレードの発売のニュース
 F850アップグレードキット参照。

※2 哀れ、BJ F850
 「パソコンって呼ばないで」2000年10月参照。

※3 ビバ! キヤノンである。
 ちょっと、意味不明。

※4 一生、買わないだろう。
 大げさではない。私は執念深いのだ(笑)。

※5
 まぁ、BJ Solution Diskがダウンロードできないところはちょっとケチ臭いけど(笑)。

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