Kayoko with Orchestra Musica
1996年4月22日 南青山マンダラ
- 19:45頃、ジョン・レノンの WOMAN を BGM に、メンバー登場(予定では19:30開始でした)
- Inner Galaxy
宇宙の中に漂っているかのような気持ちになる演奏とともに、夏代子さんのボーカルがすぐに入ってきました。声も良いし声量も十分。一気に引き込まれました。途中からは弦楽器の演奏も入ってきて、驚きましたが、これがまた名演奏で楽しめました。
- アイネクライネナハトムジーク
モーツァルトの名曲に詞をつけて歌っています。
- アマリリス
ファーストアルバム「微少女宇宙」に入っている曲なのですが、前奏部分はクラシックの曲「アマリリス」(夏代子さんはリコーダーで演奏に参加)で始めるようにアレンジして、途中にもクラシックの「アマリリス」をミックスさせていました。とてもよくマッチして見事なアレンジになっていました。途中の間奏部分でマリンバが大活躍する部分があり、夏代子さんは「マリンバ 中山かおり」と紹介。
- MC
最初の挨拶。次の「月のいた公園で」では、先日ピアノのCINDYがインドに行った時に買ってきた楽器「タブラ」を使うとのことなのですが、「まだまだタブラの使い方がわからなくて、違うかな?ということもあるかもしれないですけど」とも。
- 月のいた公園で(+タブラ Version)
しっとりとした曲。タブラの音は僕自身初めてでよくわからないので、演奏方法が合っているかどうかもよく分からず(^_^;)。
途中のバイオリン独奏の時に、夏代子さんが「バイオリン さくまみつこ」と紹介。
- MC
次の曲はピアノと弦楽器とで4人で演奏する曲だと紹介。自主制作で出したCD「ここにいるよ」に入っている曲だとのこと。
- BE AWARE OF MY LOVE
哀愁の漂っている名曲。個人的にはこの曲だけのために「ここにいるよ」を買っても良い位だと思います(もちろん「ここにいるよ」には、これに負けず劣らずの歌が何曲も入っていますが)。
- 星降る丘の上で
一転して三拍子の曲。途中のピチカートなど弦楽器の演奏が心地よいです。
- 未来の方で手を振るよ(ピアノ、コーラス Version)
またまた一転して軽快な曲。最初に聞いた時はこの曲が一番耳に心地よかったので、アンケートの「一番良かった曲は?」には、この曲名を書いた覚えがあります。(しかし、その後実は「イニシャルドリーム」がぶっちぎりのお気に入りになってしまったのでした。(^_^;))
- MC
「未来の方で手を振るよ」も「星降る丘の上で」も、ピアノのCINDYが曲を作ってくれて、夏代子さんが詞を書いたとのこと。
メンバー紹介。
前回のライブから手伝ってもらっている、チェロのみやしたしずえお嬢様と、バイオリンのさくまみつこ嬢。二人ともこの春大学を卒業なされたとのこと。
前回のライブでは、夏代子さんの車は駐車違反になってしまったのだが、今回はさくまさんのご実家の駐車場に停めさせてもらっているとか。
今回初めて参加してくださったマリンバの中山かおりさん。マリンバがとても大きくて、舞台にぎりぎり入ったとのこと。
コーラスのキャサリン。このメンバーの中で唯一大人な感じの人だとか。
コーラスのきくちゃん。ピアノのCINDYが出たバンドなどで一緒にコーラスをやっていたこともあるとのこと。ご近所なのでよくご飯を一緒に食べに行ったりもするとのこと。
「ここまでオッケー」
ピアノのCINDY。夏代子さんは公私共に色々お世話になっているとのこと。今回のライブもCINDYが全部アレンジをして皆のご指導にあたってってことで、CINDYがいなくてはできなかったライブであるとのこと。
入場時に配られたミニミニシェーカーを使って演奏に参加してくださいと言われる(マリンバのかおりちゃんのアイデアとのこと)。夏代子さんが「皆さんのセンスに期待します」と言って、会場内爆笑。
- 眠れない猫(Musica全員 Version)
なんとも不思議な感じの曲。ミニミニシェーカーでの演奏参加は気を使う部分もあったけれど、とても楽しかったです。
- イニシャルドリーム
最初に聞いた時には特に普通の曲にしか感じなかったのだけど、2回目以降から妙に耳に付くようになり、頭から離れなくなりました。今では夏代子さんの曲の中で一番好きな曲になっています。中山かおりさんが、マリンバやタンバリン等を見事に使い分けて演奏する様子も必見です。
- MC
「チューニングとかするのかな?」「ごめんなさい。こっちで内輪話をしてしまいました。」
次の曲「ピアスの涙」は夏代子さんが十年前に出したCD「微少女宇宙」に入っているとのこと。
- ピアスの涙(マリンバ Version)
本当は好きではなかった男の子と気まぐれに付き合ってしまった女の子の気持ちを歌っています。曲も良いのですが、歌詞もぐっと来るものがあります。
- MC
「ここでチューニングでした。」
「最後の2曲です。」「今日はこんなにたくさんのお客様の前で歌えて楽しかったです。」
- 天使の休日
CD「微少女宇宙」に入っているのはバリバリの小室サウンドという感じなのですが(この曲は小室哲也作曲なのです)、ここではピアノや弦楽器やコーラスでアレンジしてあるため、クラシックの雰囲気も出てきて、また違った感じの名曲になっています。CDバージョンも良いですが、このMusica版もなかなかです。
- SOMARO
最後を飾るのにふさわしい、しっとりとした名曲。この曲もCD「ここにいるよ」に入っています。
- 20:45頃終了。ここまで聞いてすっかり夏代子さんのファンになってしまった僕は、この後すぐに会場でCDを2枚とも買い、「ここにいるよ」の方にサインをしてもらいました。(^_^)
その後、会場はSWAYのライブ用に模様替えされました。
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