対決!スペルバインダー 第1回〜第4回

ポールの家族と、その友達のアレックスやカトリーナの家族は山にキャンプ?に行ったのですが、その日はすごい嵐で、送電線が切れて、放電して火花が散るような状況が発生しました。
その時、不思議なことに、何もないところに、何か穴のようなものが開いたのです。ポールは「何だろう?」と思ってその穴をすり抜けました。
その場にはアレックスやカトリーナもいたのですが、二人ともポールが穴をすり抜ける瞬間は見ていなかったようです。
しかし、カトリーナの方は穴の向こうにポールが見えたことを覚えていました。(アレックスもおぼろげには見えていたのですが、あまり自信がなかったようです。)親たちはその時はポールのことにはぜんぜん気が付きませんでした。放電が収まるとその穴は消えてしまい、ポールは戻ってこれなくなりました。

その後ポールが行方不明ということで、こちらの世界では大騒ぎになります。カトリーナは「穴があいて、穴の向こうに行っちゃった」と言うのですが、誰も信じてくれません。

ポールはポールで、向こうの世界から戻れなくなって困るのですが、偶然リアナという女の子に出会います。リアナに「違う世界から来た」と言っても信じてくれなかったのですが、偶然持っていたウォークマンや液晶ビューカムを聞かせてあげたり見せたりしたら、信じてもらえるようになります。
リアナの世界はこちらの世界と同じ位置に同じ鉱物が存在する世界なのですが、産業革命が起こらず、未だに人手で畑を耕していました。
産業革命が起こっていない割には、スペルバインダーという特権階級の人だけが使える飛行機(名前忘れました(^_^;))や、アイストーンというトランシーバのようなものが存在していました。
(以下の行ものすごい想像)
ポールはアイストーンをどこかで拾ったようなのですが、普通の人々は持っては行けないものなので、スペルバインダーの乗った飛行機に追いかけられ、スペルバインダーに電気の固まりを投げつけられます。普通の人ならこれで倒れてしまうのに、ポールはゴム製の靴を履いていたためか感電せずにすみました。
そして、リアナの勧めにしたがって、アイストーンを捨てて、リアナの村についていきます。
ポールは最初リアナの家族から邪魔物扱いされます。
また、将来スペルバインダーになることを約束されたグリボンは、リアナに気があるようで、リアナがポールと仲が良いのが許せません。
リアナやその兄弟が畑仕事を苦労してやっているのを見て、ポールは道具を使うことを提案し、実際に道具を作ってやって見せます。しかし、道具を使って楽に農作業をやっているところをグリボンに見つかって怒られます。
そのちょっと前に、グリボンのいたずらにひっかかったリアナの弟は川でおぼれてしまいました。リアナの家族がおろおろしているなか、ポールは「早くしなくちゃ手後れになる」と言って人工呼吸をし、無事その子は一命を取り留めます。このことがあってから、リアナの家族はポールに親切になります。

この世界にはマローダという悪人が暴れまわっていました。スペルバインダーはパワースーツという電気を起こせる服を身につけているので、これで電気を起こしてマローダを退散させることができるのですが、ポールは花火を作ってマローダを退散させました。この花火はこちらの世界の人々には魔法に見えました。
そして、こちらの世界で魔法を使うことが許されているのはスペルバインダーだけなので、ポールは法を破ったということでスペルバインダーに捕らえられてしまいます。ポールはスペルバインダーに捕らえられた時に、液晶ビューカムで自分の世界の様子を見せようとしたのですが、なんと液晶ビューカムの中に入っていたはずのカセットテープはそのちょっと前にリアナの妹(弟だったかも)が抜き取ってしまっていたのでした。ポールは「これは絵が出る箱なんだけど、今カセットが入っていなくて…。」と説明するものの、聞き入れてくれず、スペルバインダーのお城に連れて行かれます。でもポールは「スペルバインダーなら、この世界から自分の世界に行く方法を知っているかもしれない」と思って少し期待していました。
この時、飛行機を操縦していたのはスペルバインダーのアシュカという女です。ポールは「動力発生源は何?」とか色々とアシュカに質問するのですが、アシュカは「そんなことをおまえは知る必要はない」と言って答えません。実はアシュカも詳しい動作原理は何もしらずに操縦しているのでした。

スペルバインダーのお城に連れて行かれると、ポールはリージェントといわれるスペルバインダーの中でもまたさらに偉い階級の人の前に立たされ、判決を下されます。ポールは「魔法ではなく、科学だ。別の世界から来たので、こちらの世界では科学を使っていけないとは知らなかった」と言うのですが、聞き入れてくれません。
しかし、アシュカは内心「この男の知識を利用すればリージェントを倒せるかもしれない」と思いはじめ、リージェントに「私に預からせては頂けないでしょうか?」と頼み、一応の許可をもらいます。
ポールはチャンスとばかり、ウォークマンや液晶ビューカムを見せて、リージェントを納得させようとしたのですが、リージェントの機嫌をますます損ねるばかりでした。
リージェントの中に、コレオンという研究者もいて、ポールの持ち物はコレオンが調べることになりました。しかし、コレオンもポールの持ち物はわけがわからないものばかりでイライラしてしまいます。

こちらの世界の方ではカトリーナが皆に頭がおかしくなったのではないかと思われながらもパラレルワールドの文献を読み漁り「ポールはパラレルワールドに行ったに違いない」と確信を持ちはじめます。
ポールの妹のクリスティーンはカトリーナの意見も結構気にしているのですが、ポールの父は「ばかばかしい」とまったく理解を示してくれません。


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