対決!スペルバインダー 第9回〜第12回

サモニングタワーの場所で、コレオンやポール、リアナはマローダーに捕まります。マローダーの中にはポールを知っている男がいました。この男はスペルバインダーのお城の牢屋に入っていたAさんです。
ウェイストランドに追放になったAさんは、そこでマローダーに助けられ、今はマローダーとしてマローダーの村で生活しているとのことです。
「マローダーは恐い」という噂が流れているおかげで、マローダーの格好をしていれば、誰もが恐れてよって来ないので、わざとマローダーの格好をして、主にスペルバインダーへの貢ぎ物を盗んで生活しているのでした。
以前は畑等もあったのですが、スペルバインダーに奪われてしまったそうです。

なお、マローダーの村の入り口は迷路のようになっていて、知らない人が通り抜けるのはほぼ不可能でした。コレオン達3人は、ここを通るときは目隠しをさせられます。

ポールは必死に「コレオンはスペルバインダーの中でも良い人なんだ」と説明し、コレオンも「リージェントの誤解を解いて、君たちも暮らしやすくなるようにする」と約束するのですが、マローダーの村人達には聞き入れてもらえず、翌日コレオンはウェイストランドに追放されることになります。
そこで翌朝早く、ポールはコレオンとともに村を逃げだそうとするのですが、例の村の入り口の迷路で迷ってしまいます。

なお、そのちょっと前、コレオンの馬を連れて村へ帰ってくるマローダーをアシュカが見つけ、そのマローダーはアシュカとグリボンに尾行されていました。
(大体ここまでが第9話)

迷ったポールやコレオンは、リアナとAさんに見つかります。
コレオンやポールはAさんに「逃がしてくれ」と頼み、Aさんもしぶしぶ迷路の案内をしますが、途中マローダーの仲間に見つかってしまいます。
ポールは「Aさんに見つかり、村に連れていかれる途中だった」とフォローします。そして、再び村に戻されます。
そのどさくさにまぎれて、アシュカやグリボンはマローダーに見つからないように村について行きます。

その頃、アレックスやカトリーナは例の場所に大出力トランシーバをセットしていました。すると、アシュカが「ポールという少年を捕らえろ」と無線で交信しているのが聞こえてきました。なんとかポールを助けたいと思い、アレックスは音楽(チョコレートポッパー?)を大音量でかけます。
その音楽はアイストーンから流れだし、マローダー、グリボン、アシュカ、そしてスペルバインダーのお城にいるリージェントもびっくりします。
音楽の後に、カトリーナが「ポール、アシュカという女があなたを捕らえようとしているわ。気をつけて」と叫び、ポールはマローダーに「スペルバインダーにここがばれてしまった。早く逃げよう」と言います。
マローダーたちは大騒ぎで逃げ出しますが、ポールはアシュカは捕まります。ポールはコレオンから「リージェントに渡してくれ」と預かった本(昔のスペルバインダーが書いた本で、昔のスペルバインダーが太陽を消したことなどが書いてある)をアシュカに見せて「これを見れば、昔のスペルバインダーが太陽を消したことがわかるし、火薬の作り方を知ったら昔のスペルバインダーと同じになっちゃうよ」と説明するのですが、アシュカはその本を燃やしてしまいます。

一方、コレオンは、マローダの家族をアシュカやグリボンから助けたので、一応の信頼を得ます。「ポールがスペルバインダーの城で火薬の作り方を教えたら大変なことになる。その前に私がスペルバインダーの城に戻ってリージェントに説明しておきたい」と言って、城に戻らせてもらいます。

ポールはアシュカに城に連れて行かれます。アシュカは、リージェントに「コレオンはマローダーに崖から突き落とされて死にました。マローダーは恐ろしい奴等なので、滅ぼさないと大変です。」と嘘ばかりつきます。(が、リージェントは信じてしまう。)
ポールはアシュカに「火薬を作らないと、ここで死ぬことになるぞ」と脅されて、仕方なく作る振りをして、ガスを発生させて逃げました。

ちょうどその時コレオンも城にたどり着き、ガス発生のどさくさを利用して城の中に入ります。
(大体ここまでが第10話)

コレオンはリージェントに「アシュカは嘘ばかりつきおって。マローダーは善良な人々だ。太陽を消したのはマローダーではなく昔のスペルバインダーだ。」等と説明します。
しかし、アシュカは「私を侮辱したな。決闘を申し込む」と言い、コレオンも受けてたってしまいます。決闘はパワースーツと盾を使って行い、自分の陣地(直径1メートル位の小さな円)から出たら負けです。
コレオンは一度も決闘をしたことがなかったのですが、ポールに練習相手になってもらい、一晩でかなりうまくなりました。
しかし、決闘の直前グリボンにパワースーツに小細工をされていたことが原因で結局負けてしまい、スペルバインダーの地位を剥奪され、ウェイストランドに追放になってしまいます。

そのちょっと前にリアナは「ポールの友達がポールを救いたがっていることをポールに伝えたい」と言って、マローダーの村から出てスペルバインダーの城に向かっていました。

ポールはアシュカに「火薬を使ってリージェントを倒し、自分がこの世界の支配者になるのだ」と言わせ、その言っている様子を液晶ビューカムに記録します。記録していることがグリボンにばれますが、ポールは液晶ビューカムを持って逃げ出し、ちょうど城に来ていたリアナと合流し、飛行船に乗り込みます。しかし飛行船を飛ばす方法がわかりません。
(大体ここまでが第11話)

ポールは飛ぼうとすると何かに引っ張られることから「パワーストーン(パワースーツの電力源)は磁石になっているんだ」ということに気が付き、飛び方がなんとかわかりました。飛行船の中の通信機でアレックスやカトリーナとも交信でき、リージェントにアシュカのたくらみをわからせるために、液晶ビューカムに記録したアシュカの声を流しはじめるのですが、それを知ったアシュカはあわてて城の地下の電力発生装置(サモニングタワーみたいなもの)にショックを与えて交信を中断させてしまいます。これにより飛行船にも動力が伝わらなくなり、ポールやリアナの乗った飛行船は墜落してしまいます。

ポールはパワースーツを来ていたので、他の村の人にはスペルバインダーに誤解され、墜落した飛行船にはさまれて動けなくなっていたところを助けてもらったり、村まで送ってもらったり、食事をごちそうしてもらったりしました。しかし、アシュカから「若いスペルバインダーは偽者だ。捕らえろ」と指令が出され、それに気が付いたリアナはポールに知らせて二人でリアナの村に逃げてきます。リアナとリアナの父は再会を喜ぶ暇もなく、ポールのために、井戸の鎖を取り外そうとします(サモニングタワーで、鎖を使って放電を起こせば元の世界に帰れるかもしれないと思って、ポールが鎖を取り外すのを手伝うように頼んだのです)。しかし、その様子をサモナー(グリボンの父)に見られていました。
(大体ここまでが第12話)


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