卒業研究レポート・1


登場人物

私(M.Kobayashi) 男・都合により新潟から仙台の専門学校へ越境入学する。クラスでは目立たない存在だったが、リーダーに抜てきされる。
ユカ女・仙台の東隣の町から通う。私とは対象的にクラスでは目立つ存在。実質的なサブリーダー。
ミチ女・在学中に実家が引越し、市内から通う。
ユキ女・ユカと同じ高校出身。
ヨウ女・山形出身。
トシ男・仙台の南隣の町から通う。都合により、1年間休学していた関係で1つ年上。クラスでは目立たない存在。

マツJ3A1の担任。山形出身で、東京の会社から出向。当時20代後半位。
J3A1Dみんなのグループコード。クラス名「J3A1」(J:上級情報工学科、3:3年、A:午前部、1:1組で最も成績がいい)のD。

グループ結成

 専門学校3年目の92年秋、卒業研究として「グループ実習」というのがあった。人数の関係上、女の子のグループに誘われる形になる。
 女の子達はユカとミチ、ユキとヨウの4人(敬称略)。あともう1人、男のトシが加わった。
 まずはリーダーの選定だ。これはすんなりと決まった。どうやら私はコンピュータに詳しいと認知されていたようで、必然的に抜てきさてしまった。

 テーマはあらかじめ決められたもののうちから選べるようになっていたが、システムはメンバーとの話し合いの末(というか、リーダーの意見が尊重されて)、「観光案内システム」と決まった。個人的に鉄道距離算出プログラム(TRAINR)を作っていたということが大きかった。
 まず、その前に実習用のマシンの仕様について知る必要があった。マシンとしては大型汎用機のACOS910とパソコンのN5200-03(いずれもNEC)のいずれかが使えることになっていたが、話し合いの結果、N5200の方を使うことにした。なぜそうなったかよく覚えていないが、これもリーダーである私の意見が尊重されたのではないか。(ACOSも魅力はあるが、多人数での同時使用の際は重くなる)

 そうと決まれば、N5200の仕様に合わせ、システムを構築することになった。この間、グループ名はおふざけで「びゅうプラザ」と決まった。
 あくまでも実習なので、いきなりコンピュータを使えるわけではなく、色々とややこしい設計書を書かなければならない。これがなかなか大変なのだ。

設計

 さて、実務に則り設計に移るわけだが、その際に特にあるメンバーと衝突する場面が出てきた。互いのこだわりがぶつかったわけだが、何とか切り抜けた。

(未完成)

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