1 インストール
アーカイブを/usr/local/srcに置いて次のようにインストール。
途中jperlではなくperlを使えといわれるが、試験的構築なので、そのまま進む。
インストールタイプは、Personalとする。
また、本体のインストールは、rootで行い、メーリングリストの作成は、一般ユーザで行うこととする。
# cd /usr/loca/src
# gzip -cd fml-3_0pl2_tar.gz | tar xvf -
# cd fml-3.0pl2
# make
# perl makefml install
Configration [personal]
DOMAIN NAME [ysnet.org]
FQDN [genesis.ysnet.org]
EXEC FILES DIRECTORY [/usr/local/fml]
TOP LEVEL ML DIRECTORY [/var/spool/ml]
Language [Japanese]
TimeZone [+0900]
...
-- Enjoy Internetworking!
#
メーリングリストで使用するディレクトリを管理するユーザの所有とする。
# cd /var/spool
# chown admin-user ml
# cd ml
# chown admin-user *
# exit
2 MLの作成
メーリングリストの作成は、通常自分が使っているユーザで行う。
britneyという名前でMLを作成するには次のような操作を行う。
$ /usr/local/fml/makefml newml britney
/var/spool/ml/britneyというディレクトリの下に、見本のaliasesファイルができるので、その内容を/etc/aliasesに追加して、newaliasesで設定内容を反映させる。
# cd /etc
# vi aliases
...
...
...
# newaliases
MLで使用するディレクトリを意図的に上書きして作成するには次のようにする。
$ /usr/local/fml/makefml -F newml britney
britneyというMLを削除するには、次のような操作を行い、/etc/aliasesから該当ML用の設定部分を削除する。
$ rm -fr /var/spool/ml/britney
3 MLのユーザ管理
britneyというMLにhogehoge@domain.falseというアドレスのユーザを登録するには、次のように行う。
$ /usr/local/fml/makefml adduser britney hogehoge@domain.false
britneyというMLからhogehoge@domain.falseというユーザを削除するには、次のように行う。
$ /usr/local/fml/makefml byeuser britney hogehoge@domain.false
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