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NDTPD HOWTO

Yoshio Shimamura <yoshios@green.ocn.ne.jp>

v1.0, 29 July 2000
この文書は、ネットワーク辞書サーバ NDTPD の導入に関する HOWTO です。 この文書の最新版は http://hp.vector.co.jp/authors/VA004572/index.html から入手可能です。

Table of Contents


1 Summary

NDTP(Network Dictionary Transfer Protocol)は、ネットワーク対応電子辞書データサーバである。

ここでの実装は、Vine Linux 1.1を前提としている。

2 Install

NDTPDをインストールする前に辞書をインストールします。 ここでは、edict-fpw1.1.tar.gzを使います。
% su
# cp ~/src/edict-fpw1.1.tar.gz /usr/dict
# cd /usr/dict
# tar zxvf edict-fpw1.1.tar.gz
インストールは、お決まりのパターンでOK。
$ cd ~/src
$ tar zxvf ndtpd-2.3.6.tar.gz
$ cd ndtpd-2.3.6
$ ./configure
$ make
$ su
# make install

3 Setup

設定ファイルのサンプルが、/usr/local/etc/ndtpd.conf.sampleにあるので、ndtpd.confという名前でコピーし、サービスポートや使用する辞書の指定を行う。
# cp /usr/local/etc/ndtpd.conf.sample /usr/local/etc/ndtpd.conf
# vi /usr/local/etc/ndtpd.conf
サービスを名前で引けるようにするために、/etc/servicesにエントリを追加する。
# vi /etc/services

ndtp        2010/tcp
ロックファイルが作成されるディレクトリを、nobodyの所有とする。
# chown nobody.nobody /usr/local/var/ndtpd
設定ファイルのチェックには、専用のチェックルーチンが用意されている。
# /usr/local/sbin/cdtpcheck

Execute

手動で起動する場合は、suして次のように実行する。
# /usr/local/sbin/ndtpd
起動したら、telnetでサービスポートを叩いて動作確認をしよう。
$ telnet localhost 2010
入力待ちになったら、コマンド't'で辞書名が表示されれば、OK。コマンド'Q'で接続終了。
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