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Vine1.1の再設定(bash)


さて何から手を入れようか?

さて、無事元のVine環境に戻したので、これからまた一つ一つサービスや、ツール類を整えていきます。

おっとその前に、LANインターフェース(PCMCIA)の設定が必要です。インストール時に使えたのが、リブート後はなぜか使えなくなっています。 これは、空きIRQを指定してやれば直ります。

まず、次のコマンドを発行してサービスをとます。

/etc/rc.d/init.d/pcmcia stop
/etc/sysconfig/pcmciaファイルを次のように編集(IRQの指定)します。
PCIC_OPTS="irq_list=9 poll_interval=200"
次のコマンドで、カードサービスを起動します。
/etc/rc.d/init.d/pcmcai start
これで、めでたくネットワークに接続できます。

VAIOには、いつでも、どこでも次のことができることを求めています。

その他、プライベートなLAN上では、メインサーバの管理クライアントとして、また、メインサーバのシステム変更時の代替サーバとして使用しています。

Vineでは、Programming環境としては、インストール時に「開発環境」を導入すれば、そのまま最高の環境が構築されています。 そこで、自分で環境を整えるのは、サービス環境とデスクトップツール類です。

その前に、最も大切なシェル環境に手を入れておきます。

BASHの設定

Borne Again SHellでは、ログイン時に~/.bash_profileを読み込みます。~/.bash_profileがなければ、~/.bash_loginが、それもなければ~/.profileが読み込まれて実行されます。

また、サブシェル呼び出しを行ったときには、~/.bashrcが実行され、ログアウト時には、~/bash_logoutが実行されます。 ~/.bash_logoutには、ログイン時間の記録のためのスクリプトや一時ファイルの削除スクリプトなどを記述しておけます。

Vineでは、~/.bash_profileが~/.bashrcを呼び出しさらに/etc/bashrcを呼び出すように設定ファイルが作成されています。 私はsuしたときのために、~/.bash_profileのパスを次のようにします。

PATH=$PATH:$HOME/bin:/sbin:/usr/sbin
また、オリジナルのオプションを忘れないようにあまりエイリアスは設定しないのですが、次の1行だけは~/.bashrcに追加しています。
alias lf='ls -lF --color=auto'

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