そこで、最も安易な選択ですがカードを取り替えることにしました。 モデムも使えるように、マルチファンクションカードにしてみます。
メーカーは、もちろんグローバルスタンダード、3Comです。 お店のUさんに確認してもらったら、在庫があるのがMegahertz 10Mbps LAN+56K Modem with XJACK 3CXEM556BT-JPだというので、早速注文したのです。
Linuxは、日経Linux 2000-04付録のRHL6.1JP改定版です。(手元では、これが一番あたらしい...)
いちお、Win98でリソースを確認しときます。
3Com Megahertz LAN + 56K Modem PC Card(BI) I/O 03E8 - 03EF I/O 0120 - 012F IRQ 05
ます、サーバの状況を確認しておきます。FTP接続はOKです。特定のユーザ用ホームディレクトリをvipwコマンドで、/に変更し、mountコマンドで/cdromをマウントしておきます。
次に、メインクライアントで、ブートディスクを作ります。
f:\images>..\dosutils\rawrite.exe Enter ...image> pcmcia.img Enter target...> aこのディスクを、USB接続のFDDにセットし、3CXEM556BT-JPを接続してブートします。 ドライバは、3c589_csでサポートリストに載っているので、動くはずです。
さて、インストール方法の選択メニューは、その時に利用できるものに動的に変化するようです。今回は、ちゃんとFTPインストールのメニューが出ましたが、前回のLA-PCMで試したときは、ローカル接続デバイスしたメニューに出ませんでした。
早い話、メニューにFTPが出ているということは、つまり、ネットワークが使えるということで、めでたしめでたし...
ところが、LANの設定をかましてくと、どうもanonymousユーザの設定しかできないようです。また、プロ串の情報を入れるところもないので、私のようにローカルにFTPサーバが使えるか、インターネットに平たく接続されている環境でしか使えないようです。(つまりFWの内側とかからインターネット上のサーバを使っての方法は、だめでしょう。)
取り急ぎ、サーバ側のanonymous用ユーザの設定を確認してゴー! インストーラは、ローカルからのようにアナコンダは使えないようですが、いわゆるテキストモードでサクッとインストール完了です。
さてさて、ユーザでログインして、ktermからXEmacsを起動してみるとなんか変です。 そう、キーボードが英語モードです。最近は、ツールもあるようですが、私はコレで変更します。
# vi /etc/X11/XF86Configこれで、XkbDisableをアンコメントします。
アナコンダでインストールした場合と比較すると、インストーラは、やなりアナコンダのほうがレベル高いという感じです。
最後に、単独でサーバとして使うために、/etc/resolv.confを修正し、自分自身で解決するようにします。これで、メインクライアントからリモートで完全にコントロール可能です。