(last updated: September 24, 2005. These are written in Japanese.)
モデルチェンジが激しいが、いつ買ったら良いか
パソコン(以後PC)の機能向上が落ち着くことは無いので、必要性を感じているのなら、その時点で購入すべき。また性能維持を考えるなら、定期的に拡張(または買替え)が必要。
パソコンの選択基準
現在では10万を切るような低価格機でも性能充分な物が出てきている。Windows 機であれば PentiumIII や Celeron 600以上、メモリー256MB以上、ハードディスク20GBが快適に使える最低のライン。メモリーはできれば512MB欲しい。Windows機が利用範囲が広く便利。
パソコンの寿命
可動部分がある機械部品があるので、幾つかのパーツは消耗品。特にハードディスクは3年程度の寿命。
なかなか使いこなせない
PCのすべての機能を使いこなすのは、かなりの勉強が必要。PCは単なる道具と割り切って、必要な機能だけの利用を一般にはお薦めする。
パソコンがあればいろいろ便利になるの?
現在のPCは宣伝されているほど易しくない。やりたいことをPCにさせるには使用者がそれなりに勉強しなければならない。また、何でも出来ると云うのは過大評価。実際に希望するシステムを構築するには、莫大な投資をしないといけない場合もある。
Macintoshについて
Apple社のMacintoshは最も売れている日本でもシェア1割以下。魅力ある製品だが、Windows機とはソフトの互換が無いため、購入される場合は注意されたい。
mailでウィルスに感染する?
使用するmailerによっては、読んだだけで感染するものも現れてしまった。実行プログラムが添付されている時は勿論だが、危険なのはExcel,Word,AccessのドキュメントやWSHスクリプト。安易にそれらを開くと感染する。知人からのmailであっても注意が必要。
Microsoft を使っていると危険だ
httpサービスやwebブラウザ、OSなどMicrosoft製品のセキュリティホールの報告が相次ぎ、実際にウィルスの被害も多いことから「Microsoft を使っていると危険だ」として排斥する動きがある。しかしウィルスが多いのはMicrosoft製品の品質が低い為ではなく、利用者が多いためと、単にクラッカーの標的になりやすいから。
セキュリティ対策を怠れば他社製品でも同じである。Microsoftは他社に比べてパッチの公開も早いため、逆にきちんと対策すれば、より安全であると理解されたい。
ウィルス対策ソフト、使わなくちゃダメ?
ウィルス対策ソフトを使えば、うっかり添付ファイルを開いてしまったり、悪意のsiteを訪ねてトラップに嵌った時に、ウィルスの感染から守ってくれる。しかしメーカーによっては毎年継続して料金を払わないといけない等、利用者の負担も大きいのが難点。
さて実際の効果であるが、技術的にはガードできないウィルスが多数存在。チェックできるはずのウィルスも見逃してしまう例も多く見ている。OSを不安定にしたり、システムのパフォーマンスを数分の一に落としてしまうなど、弊害も多い。特に「ウィルス対策ソフトを入れたから、もうセキュリティ対策はOK!」と思いがちだが、この目的には役に立たないことに注意したい。
ウィルス対策に知識の少ない初心者の方は使ったほうが安心。知識があり対策できれば不要。
文字化けして読めないmailを受け取った
e-mailはtext形式で送受信されるが、使用する文字コードの違いによって文字化けすることが在る。また、最近のmailerはMIME形式を扱うことが出来、更にhtmlをそのまま送受信できる物まで現れているが、受信側のmailerが対応していない場合は、文字化けして読めないmailを送ってしまう事になる。mailの送信は「text形式、漢字はjisコード、半角仮名は使わない」事を守ると事故は防げる。また、MSIE付属のmailerは、そのままではhtml形式で送ってしまうので、先ず設定の変更を行っておくことが必要。
GIFファイルについて
GIFはfreeで配布されているものでも、それを使おうとする場合、その利用者はUNISYSに対するライセンス料の支払い義務がある。正規のツールを購入すればライセンスも付くが、それよりPNGを使えば良い。
P2Pツールを使ったファイル交換について
市販ソフトや著作権のついたマルチメディアコンテンツを取得、または公開することは国内法では犯罪。
高画素機と低画素機、どちらが良い?
現在の高画素機は、精細さの代償として暗く長時間露出が必要なものが多く、上手な写真を撮るためには高い撮影技術が要求される。一方低画素機は、軽く、撮影の楽しさを味わえるものが多い。撮影目的にあわせて選ばれたい。
銀塩カメラに比べて映りは良いの?
同じ価格で比較した場合は銀塩の方がまだまだ安いが、すでに性能的には凌駕するものが販売されている。
開発言語選択ガイドライン
Excel、Access、VBによる開発は良いのか
過去にはExcelやAccessを組み合わせ、更に必要なコントロールの一部をVBで開発する手法が、小規模システムで過去には一般的な時代があった。が、実際には非常にメンテナンスし辛く、システムの変更に弱くその場合には莫大なコストが掛かり、パフォーマンスも最低。そもそもエンタープライズシステム用ではなく、特に信頼性を優先する業務システムでは使うべきではない。小規模で良いのなら市販パッケージを使う。開発が必要ならDelphiなど別の処理系を選ばれるのが懸命である。
Javaでやりたい
世はJavaブーム。しかしJDK1.2、JDK1.3ではパフォーマンス・安定性ともに満足なものが提供されなかった。最近公開されたJDK1.4で改善されていることを祈るが、そもそもSunの頑ななスタンスから依然ライセンスの問題も大きく、商用に不利。
現在では.NETと云う選択肢があり、Java一辺倒の時代から状況は改善されつつある。
プログラム言語教育
UMLなどのオブジェクト指向設計技法から学ぶ事を推奨。Cやアセンブラ等の手続き型言語を学んだ後からでは、理解できないからである。言語はC#やJavaが理想的。簡単さを優先するなら、ECMA Script(JavaScript)も有用。
レジストリの使用とアンインストールの問題
MSはINIファイルの使用を止めてレジストリを使うようになった。が、レジストリはキーを削除しても追加前の状態に戻らない他、開発者から見るとWindows95/98とNT/2000でレジストリの構成自体がかなり異なっている為、実装を分離しなければならず面倒である。
また現在の.NETではレジストリを使わなくなってしまった(笑
なぜ運転手はATSを切るのか
ATSは一旦作動すると、周辺の電車をすべて強制停止するシステムであり、実際に作動すると責任問題となる。また、偽のATS信号を流して、列車を停止させる犯罪が相次いでいる事情も背景にある。
人身事故で電車が運行不能になるの?
電車が緊急停止する場合、通常走行ではありえないフル・ブレーキングを行う。この時、車輪が極度に摩耗し、軌道との接地面がフラットになるまで変形、結果走行不能に。当然軌道に対するダメージも相当。高速で運行する新幹線では特に顕著である。また、ATS作動でも同様の結果となる。
保険での修理。でも全額出ないと言われたが
一般に保険で支払われる金額の決定要素は「保険契約内容(保険区分や支払限度額等)」と「車輌の評価額」の内、小さいほうの金額である。また、相手のある事故の場合は「過失割合」によって、その支払割合が決定される。
事故して修理見積を頼んだら、全損といわれた
修理代が、車輌の評価額(時価額)を超えてしまうことを全損と云う。全損になる場合、普通は修理しないで乗り換える。
省エネのため、下り坂ではニュートラルレンジにしている
車に使われているエンジンは、およそ3000回転から4000回転で最も低燃費で、且つトルクが出るように調整されている。燃費が最も悪くなるのは最高出力時ではなく、アイドリング時。ニュートラルレンジで運転すると燃費が良くなる様に思いがちだが、実際は逆効果。また最近の車の殆どは、エンジンブレーキ作動時は燃料を全く消費しない構造になっているので、エンジンブレーキの活用は燃費の上でも効果的である。
何故車検を受けなきゃならないのか
日本の国内法によって、保安基準を満たし、税金や保険料を納めなければ路上を走行できないと決まっている。車検に合格するとその証として、自動車検査証(車検証)が交付され、その車は晴れて道を走る事を許される。
車検のとき、諸費用って何故先に払うのか
諸費用(自賠責保険料・重量税・その他費用)は、運輸局に申請する段階で保険会社や国に支払う。もし諸費用を先に渡さなければ、車検業者が代わって立替える事になるが、それは車検業者にとって大きな負担。
車検を受けたばかりなのに、すぐ故障した!
車検で実施する検査は、表示装置・操舵装置・停止装置を中心に、安全に走行できるかどうかをチェックする。それ以外の性能維持など目的で行われる検査や整備は、客の希望によって、するかしないかを選択できるようになった。
「ユーザ車検」を利用したり、修理工場に「車検さえ通れば良いから、最低の料金でやってくれ」と指示した場合には、上記の基本整備以上の点検は行っていないので、故障を見逃してしまった可能性が在る。また完全な点検整備を実施した場合でも、構造を持つ機械の性質上、予測できない不可避な故障も在り得る。
今回の車検は、前回の車検よりずっと高かった
自動車に使われている部品の多くは消耗品である。車検とは適合検査試験を行うものだが、摩耗が進んだ部品は交換を行わないと検査にパスしない。新車から一回目の車検では、殆ど部品交換が発生しなかった為、二回目以降の車検料金が高いと感じたのかも知れない。
突然の故障
走行中の故障で最も多いのは、ミッション関連と、エンジントラブル。マニュアル車のクラッチディスクはブレーキパッドなどと同じように消耗品。クラッチが効かなくなったら、交換するしかない。エンジントラブルでは、オイルの不足や劣化・クーラントを入れなかった為ラジエータが腐ったなどの原因でオーバーヒートに至ったり、またタイミングベルト切れが多い。
オイル交換はターボ付きで3000km毎、無しで5000km毎行い、また乗らない場合でも1年に一回は交換すべきである。
停車中の故障では、バッテリーの電圧不足による始動不良。バッテリーも消耗品であり、使用状況によっては1年で寿命がきてしまう事もある。いずれにしても、まず掛かりつけの修理業者にご相談する。
また突然のトラブルを最小限に抑える為に、普段から定期点検を受ける事は有効である。
維持費を低く抑える車選び
メーカは近年の価格競争で、新車価格を低く抑え、非常に購入しやすくなった。一方車は、故障の時や機械性能を維持する目的で部品交換が必要になる局面が必ず訪れるが、車の各種周辺部品や消耗部品は非常に高価。
そこで交換部品の安い車を選ぶべき。メーカでは日産・トヨタ等は比較的安価であり、市場規模からみても安価な中古等の再利用品をget出来る確率も高い。外車は部品代が高額で入手も困難なため、修理期間もかかり、維持が大変。
鍵の閉じ込みを防ぐ方法
鍵の閉じ込みをしてしまう方は、「先ず内側のドア・ロックを降ろし、ドア・オープナーを握ったままドアを閉じて施錠する」癖が付いている。これを全面的に改め、どんな時でも「必ずキーを使って施錠する」か、ワイヤレス(キーレス)ドアロックを使う。
また、JAFなどに開錠を依頼する事もできるが、鍵の構造によっては開鍵不可能な車輌が存在する。
ガソリンの水抜き剤
一切必要なし。もし、入れる場合は半年に一本程度。入れすぎるとエンジン不調や、故障の原因になる。