ファイルトランシーバー【FT】の説明
FTはザウルスの内部ファイルを転送したり、削除したりすることができます。
基本的には、以下の4つのことができます。
(1)ザウルス−ザウルス間のファイル転送
(2)ファイルの削除
(3)FTからのBASファイルの実行
(4)FT用に作られたオプションプログラムの実行
FTの大きな特徴の1つとして、(4)オプションプログラムを新たに追加し、
拡張して行けます。ここでは、FTの基本的な使い方を紹介します。
【ファイル一覧画面】
ザウルスのアドインのソフトウェアタイトルから、「FT By
たろサ : 7000-4500用」
を選ぶと、FTが実行され、ファイル一覧が表示されます。
・画面右下の【▲】【▼】をタッチすると、ページを送ります。押し続けると連続ページ送りとなります。
・画面左上はページの表示です。(現在のページ/総ページ数)
・表示は2列に、ファイル名,拡張子,サイズの順に表示しています。
・クリップマークは、【ファイル名の再読込】スタートマークです。一覧表示されているファイルは、
実体と必ずしも一致していないことがあります。そこで、画面下のクリップマークをタッチすると、
新たにファイル名を取り込み始めます。
【ファイルの選択】
ファイル選択は、一覧表示されたファイルをタッチして下さい。
ファイル名が反転し、そのファイルが選択されます。もう一度、タッチすると選択が解除されます。
FTは【メニュー】ボタンを開くと、各機能が選択できます。
【コマンドの実行】
右上の「メニュー」キーをタッチして下さい。FTのコマンドメニューが出てきます。オプション
プログラムがあれば、【終 了】の後ろに続いて表示されます。
オプションプログラムが増えれば「切替」ボタンで次ページを出すことができます。
【ザウルス通信】
【 送 信 】
選んだファイルを受け側のザウルスに送信することができます。
【 受 信 】
送り側のザウルスから送信されるファイルを受信することができます。
【ファイル関連】
【 実 行 】
ザウルスのベーシックファイルやザウルスシェルの実行ファイルを選んで、
実行することができます。
ファイルを実行するときに、ファイルの後に引き数を付けて実行することができます。
【 削 除 】
タッチしたファイルを削除できます。
【終 了】の下にある、「BASIC変換」や「光通信」等は、FTに後から追加されたオプションプログラムです。