カポ・タオルミナのプライベートビーチ

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ヨーロッパ紀行 ■ 気候


Segesta-Italia
 
Climate
  
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   ヨーロッパは日本のように湿度の高い地域ではないため、夏は日中暑くはあっても、まったく蒸しむししない。アフリカからシロッコが吹いてくるとすこし事情が変わり、蒸し暑さが加わりもするが、日本人、とくに関西人にとってはそれほど不快ではない。とはいえ2000年のイタリア中南部は蒸し暑かった。普通は真夏でも快適だ。日影ではいたって凉しい。日本ではとうてい考えられないことだが、真夏は窓をすべて閉めきってしまえば、外からの熱風が吹き込まないため涼しくなる、といった具合だ。
   ただし、大陸性の気候であるためか夜間との気温差は大きく、夏でも南欧のスペインやイタリアでさえ肌寒い時がある。1995年の夏のパリは寒かった。スーツを一揃い持って行っていたのだが、日が陰ると寒いの寒くないの。セーヌ川から吹きつける寒風に思わず襟を立て、その冷たさにすくみあがったものだ。こういったことがあるからカーディガンやセーター、薄手のジャケットなど重ね着できる服が一、二着あると重宝する。





















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