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イタリア 芸術と美食の国


   1993年にはじめてイタリアを訪ねた。旅行先に決めたのは、「ローマの休日」や「旅情」「太陽がいっぱい」「グランブルー」「ニューシネマパラダイス」「ゴッドファーザー」などの映画の舞台として、さらにはイタリアオペラの本場としての興味からだ。
   実際に訪れたイタリアは映画そのままの抒情にあふれ、景色は異国そのもの。その美しさにうっとりした。しかも、現地の食べ物のおいしさには驚かされた。イタリアへの旅がわたしのイタリア料理への、ひいては美食への興味に火をつけた。
   これまでイタリアへは数度旅行をしたが、人の親切で忘れられないのは最初の旅行で訪ねたミラノのレストラン。ピザをサービスしてくれたり、給仕の男性が愉快で親切でとても感銘を受けた。また、ベニスのレストランでは注文した料理が口に合わず食べられないでいたら、別の料理をわざわざふるまってくれた。こうしたこまやかな心遣いはなにかと心細い外国では感動ものだ。言葉が通じなくても人情に国境はない。

   イタリアはわたしが世界でもっとも愛する国である。
   何度訪れても飽きることがない。愛しきイタリアにサルーテ(乾杯)!


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