ステップ1

最初の関門は最大の関門。

ATXケースとATケースの最大の違いはケースの背中である。ATX規格の物はCOMポートやパラレルポート、マウスコネクタがマザーボード上に一列に並べられている。ゆえにAT規格のケースにATX規格のマザーボードをつっこむにはケースに大穴をあける必要がある。これがこの計画の中でもっとも大変な作業である。[図1]は未改修状態の旧GWケース背中部分である。これを[図2]のようにしたあと、ヤスリ掛けなどをして形を整えると良い。

[図1]

[図2]

 本当はコネクタの出口ごとに穴をあければ良いのだが、私にはそんな芸当はできない。材質が鉄なのでニッパー等では到底加工できない。鉄鋸(のこぎり)等を使うと良い。

 ATX規格品のマザーボードといえども物によっては穴をもっと広げなければならないことに注意。

 次に行うことは穴埋めである。ステップ2に続く。