ステップ4

 ここではマザーボードに接続するケーブル関係について書きます。以前のAT規格の電源スイッチは電源からのびてましたが、ATXの場合、電源スイッチはマザーボードにつけます。だから ATX はマザーボードからオンオフをコントロールでき、故にWindows95が終了したらスイッチも切れる等という芸当ができるのです。その変更のため ATX の電源スイッチは AT規格のリセットスイッチボタンと同じような感じになってます。細かく説明すれば、ATの電源スイッチはオンとオフをスイッチが出っ張っている、いないで区別していました。しかし、ATX の電源スイッチはリセットスイッチのように押しても出っ張ったりしません。マザーボードにボタンが押されたことを報告するのみです(電源のコントロールはマザーボードがします)。ゆえに以前の電源スイッチは使えません。ATケースのリセットスイッチがATXケース用の電源スイッチとして利用可能です。ちなみに私は大阪ではSOFMAP一号店の中古売り場でリセットスイッチが売られているのを見たことがあります。[図4]

 続報。ATの電源スイッチの形をしたATX電源スイッチを発見。 これさえあればリセットスイッチを加工する必要も無いし、それを固定するために戦う必要もないのだ。通販で買える。500円。販売店 PCFlex

sw1.gif (8021 バイト)

[図1]

sw3.gif (17004 バイト)

[図2]

sw2.gif (14292 バイト)

[図3]

 余談ですが、マザーでON/OFFを操る関係上ATXマザーにはいつでも電気がとおってます。よってカード類を刺すときは必ずコンセントを抜きましょう。そうしないと悲しいことが起こります。

 さらに雑談ですが、AbitのマザーにMicrocomのモデムをつないでいたら、電話がかかるたびに勝手にそのPCが起動するという怪現象にあったことがあります。どうもモデムに電気がとおるたびにそのシグナルによってPCが起動するようです。電話かけてパソコンを起動することができるんですね〜。完全犯罪に使えそう。(笑)

 Gateway2000のパワーLED及びキーロックスイッチのピンコネクタはひとつになっていて、そのコネクタは間違えてささないように[図5]のように塞がっている穴があります。この塞がっている穴のためASUSのマザーボードにはささりません。ですから5ピンのコネクターを用意しなければなりません。

[図4]

[図5]