FastTrak66上のドライブにWin2000をインストールする方法


FastTrak66とWin2000

さてさて、復活したのはいいんですけど、ネタがないんですよね。

というわけで、ありきたりなものから始めますね。

FastTrack66で作ったストライプセットドライブ、いわゆる二つのIDEドライブをRAID0でストライピングしたドライブ、にWin2000のシステムをインストールする方法です。(FT66上のドライブにWin2000をインストールする訳ですね。)

ふつうにインストールしようとすると入らないんです。

何故かと言うとWin2000はFT66をUltra66と誤認しているためと思われます。

そんなわけで、FT66を作った会社にも英語でインストールの仕方を書いているのですが、かなりまだるっこしいわけです。

この不幸を招いた原因を想像すると、Win2000には標準でUltra66のドライバが入っているためインストール時にWin2000がUltra66を自動認識する機能を持っているからだと思われます。

というわけで、本題に入ります。

Win2000のインストールフロッピーを用意します。

Disk1には "TXTSETUP.SIF" というファイルがあります。

このファイルをメモ帳などで開き、編集します。

"Ultra66" という文字を検索し、この文字を含む行を削除します。

すべてを削除すれば終わりです。

その書き換えられた "TXTSETUP.SIF" を含んだインストールディスクを用いてWin2000をいんすとーるしてみてくださいな。

もちろん、FT66を作った会社から Win2000用のFastTrak66ドライバをダウンロードしてフロッピーに展開しておく必要がありますし、インストール開始時に画面の指示に従って、F6を押してFT66のドライバを組み込まなければなりません。

結局、標準搭載のUltra66ドライバを消してしまったわけですね。

これで、速いドライブをシステムドライブにできるます。

しかししかし、ストライピングってやつは読み書きのスピードが倍になるわけではないのに、ディスクが壊れるなどしてデータが壊れる可能性は倍になります。注意!


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