Promise is Performance.第二回


FastTrakとULTRA33

FastTrakはRAID時代のマニアックアイテムなのですが、これを製造しているPromiseという会社はULTRA33というカードを以前 販売していました。(現在も手に入ります)

ULTRA33は、Ultra ATA/33対応IDEカードです。Ultra ATA/33 ハードディスクが出回りだしたとき、intel HX chipset を搭載したマザーは Ultra ATA/33に未対応だったので、このカードを使ってUltra ATA/33 ハードディスクの性能を試したものです。(効果のほどは?でしたけど。)

この両者を比べてみましょう。

DSC00010.JPG (18934 バイト)

見た目、変わりません。特に基盤は完全に同一です。上に乗っけてあるBIOSは違うんですけどね。他、IDEケーブルが刺さりやすくなっています。

FastTrak ULTRA33 (ぼけてます)
DSC00011.JPG (23619 バイト) DSC00012.JPG (19317 バイト)
BIOSにFastTrackの文字。IDEの刺す部分が外に向いています。 IDEの刺す部分が上に向いています。
DSC00014.JPG (20143 バイト) DSC00013.JPG (17331 バイト)
ボードのリビジョンが少し違います。 ボードのリビジョンが少し違います。

FastTrakとULTRA33では基盤上に乗っているchipには違いが見られません。両者を作る上でのコスト差はほとんどないのでは?ULTRA33は実売7000円程度と記憶しています。

BIOSを載せ変えればつかえそうですねぇ〜。

安物のソフトウェアRAIDカードなんてこんなモノです。

次回のFastTrakレポートは4月の予定です。NT等での使用感についてを予定しています。

つづく...


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