fMSX98のページ

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last updated: 1998/3/16

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Whatz new

1998/3/16 - 画面モードの説明が間違ってたのを修正。現在地道に改良作業中。

ブツ

fMSX98/AT versinon 1.1f test 2(96/09/11更新)

go32 for PC-9801

go32 for DOS/V(PC-AT)
(go32はお使いの機種にあわせてご使用ください)

fMSX98とは?

fMSX98とは、486以上のCPUを搭載したPC-9801シリーズまたはPC-AT互換機で動作する、MSX2エミュレータです。Marat Fayzullin氏の手によるfMSX(for UNIX, DOS, WIN95)を高速化・機能拡張したものです。

機能

PC-9801とPC-AT互換機(DOS/V機)でMSX/MSX2のROM・メガROM・2DDディスク・テープ(制限あり)のプログラムが実行できます。

Z80エミュレーションをアセンブラで記述してあるためけっこう高速。

PSG/SCC/FM音源もエミュレートします。

2DDディスクをそのまま使用できます。またディスクをファイルに落として使用することもできます。

Windows95のDOS窓でも動きます。

現在の最新テスト版

(以下のアーカイブには実行形式とソースファイルのみ含まれています。マニュアルは含まれていませんので、使用方法等の質問はご遠慮ください)

fMSX98/AT versinon 1.2k 1998/1/3

OPL3音源周りを大幅に修正し、PSGノイズ・FMリズム音がなるようになりました。塩谷さんTHNAX!

ifreqオプションが使えるようになりました(AT)。でももたついたり、たまにフリーズしたりします……

ver 1.2kは DPMIがらみ?9821画面がらみ?で起動できない、暴走するなどのバグが多発しております(未確認……)。UPDATE!

PSGノイズはまだイケてない雰囲気です。UPDATE!

pcatsvga.asmがsrc.lzhの中に入っていません。かなり前からです……UPDATE!

PC-9801/9821シリーズでの画面モードの異常について

98での画面表示異常が結構多いみたいですので、暫定的な対処法を書いておきます。

fMSX98の画面モード一覧

モード	名称	画面サイズ	内容	オプション
0	ノーマル	640x400x16色	9801/9821(24kHzモード)で利用可能。 MSXの画面は512x200までしか表示できません(スクロール可)。	-w 200
1	GDC拡張	640x400～640x480x16色	9801/9821(24kHzモード)+CRTで使用可能(ノート不可)。オプションに-w 212以上で多少ちらつきながらもMSXの512x212を表示可能。でも漢字モードでは512x204になります(スクロール可)。	-w 200～240 (fMSX98の初期設定は-w 220)
2	9821	640x480x256色	9821以降(31kHzモード)で使用可能(ノート可)。 512x212がインターレースモードも含めてちゃんと出るのはこのモードだけです。 256色表示もこの画面モードだけで可能です。	-21

PC-9801+ディスプレイの場合
モード1を利用します。-w 212でちらついたり画面が流れる場合は、そのディスプレイではMSXの256x212を一度に表示できません。-wの数値を小さくしていって、画面が正常に表示されるところ、または -w 200 で利用してください。

PC-9801ノートの場合
モード0を使用します。

PC-9821の場合
モード2を使用します。うまく表示されない場合(バグです)は、-w 200で利用してください。どうしても256x212を表示したくてモード1を使用する場合は、表示周波数を24kHzに設定してください。でもノートではモード1は使えません。

その他注意事項

・CLS2.COMはモード0/1の時のみ正常に動作します。モード2では画面は消去されません。
・-21オプション指定時はfMSX98が98の表示周波数を31kHzモードに切り替えます。
・モード1は98のグラフィックコントローラ(GDC)の設定を規格外にして640x240ドットまでの表示を行っています。このためモード1でfMSX98を実行した後は画面表示が異常になることがあります。30行BIOSなどとの関連で、画面モードを初期化しないのでこういうことが起こります。30行BIOSやTTを常駐させていると、処理がちょっとマシになります。

テスト版の変更履歴

fMSX98/AT versinon 1.2j 1997/9/16 ←1.2Jです。iと紛らわしいので注意。

SCREEN 3が正常に表示されるようになりました。

スプライトモード２の8x8ドットモードが正常に表示されるようになりました。

(AT)SVGAチェック,キーボード周辺を改良しました。

サウンドブラスターでPSG音がボリューム0でも小さい音がなってしまうのを修正しました。

fMSX98 versinon 1.2i 1997/8/16

-21オプションが正常動作するようになりました。(PC-9821Lsで確認)

その他の細かい修正を加えました｡

今回のバイナリはPC-9801シリーズ用のものです｡AT互換機版は含まれません。

fMSX98/AT versinon 1.2h 1997/6/12

ブリンク周期の設定がver1.2gでおかしくなっていたのを修正。

新しいSVGAドライバがインターレースモードに対応。

fMSX98/AT versinon 1.2g(97/05/23)

(98/AT)640x480画面モードのドライバを更新しました。動作速度が結構アップ。(インターレースモードは使用できません)

(98)-21オプションの動作不良の修正(確認できないので動作報告お願いします！)98ノート(ノーマル画面モード)で画面表示が乱れる場合は、-w 200としてみてください。

fMSX98/AT versinon 1.2f(97/05/17)

-romオプションの動作を本家fMSXと統一しました。 (今までのヘッダ書き換え済みのROMファイルはそのまま使用できます)

98版/AT版共にWin95のDOS窓(フルスクリーンモード)で動くようになりました。

DOS2に対応しました。(DOS2のROMが必要：作成方法は未確定です) -> -dos2 オプションを指定します

差分描画はやめにしました。

(98)画面ドライバを少しいじりました。DOS窓対応に伴い各種アクセラレータのドライバは使えなくなっています。9821用ドライバは動作未確認ですので動作報告をお待ちしています。

ソリッドスネークが動かなくなっていたのを修正。

fmsx.cfgファイルにオプションを記述できます。
*これとは別に、コマンドライン引数に@filenameとすることで、指定ファイルをコマンドラインに展開できます。
(例)
fmsx.cfgには、-sb -dos2 -dpath disk 等システムの設定。
gra1というファイルに、-u 1 -w -i 8000 mrom/gra1.rom -rom 3 等そのROMファイルの設定。
ここで、fmsx @gra1とすればfmsx.cfgの設定内容とgra1の設定内容を両方指定したことになります。