FTPプロキシ設定

FTPサーバとインターネットの間に負荷分散サーバとしてプロキシサーバを設置する場合の設定

[FTPサーバ]がIPアドレス "192.168.1.10"の"21"番ポートがFTPサービスを行っており、[Z-PROXY]がIPアドレス"192.168.1.15"の"21"番ポートでアドレス変換したグローバルアドレス"210.193.xxx.xxx"の"21"番ポートで公開したい場合
[FTPサーバ] <--------------- [Z-PROXY] <------------- (Internet) <--- [PC クライアント1]
192.168.1.10:21   192.168.1.15 アドレス変換 210.193.xxx.xxx:21   <--- [PC クライアント2]
                                                                       :
                                                                 <--- [PC クライアントX]

1.「Z-PROXY Server V2」の設定

・タスクトレイのアイコンからマウスでクリックし、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。


・プロパティ画面から[FTPプロキシ]をクリックし、[FTPプロキシを有効にする。]のチェックを行ます。
・次に[接続情報]をクリックし設定画面を開きます。


・設定画面の以下の項目を設定し、[追加]ボタンをクリックし、リストに登録します。
[接続先名称]"FTPプロキシ"(任意)
[受信IP]192.168.1.15
[ポート]21
[接続先]192.168.1.10
[ポート]21


・リストに登録されたことを確認します。


・プロパティ画面の[キャッシュ]をクリックし、キャッシュの設定を行います。
キャッシュ有効期間(分)に任意の時間を分単位で設定し、[OK]ボタンをクリックし、設定画面を閉じます。


・サービスの再起動を促すダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックし、サービスの再起動を行います。

最後に、ルータ等でアドレス変換の設定を行い、Z-PROXY(192.168.1.15:21)と公開アドレス(210.193.xxx.xxx:21)を結び付けしますと、インターネット上のクライアントからプロキシサーバを通じてサーバの接続を行うようになります。


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