更新: 2004-01-11
Longman Dictionary of Contemporary English (LDOCE)第3版およびLongman Dictionary of American English (LDAE)第2版に付属するCD-ROM辞書のデータを変換して、EBStudio用の入力ファイルを作成するRubyスクリプトです。独自形式辞書からEPWING辞書に変換できます。
LDOCEConv.rb | 変換スクリプト |
LDOCEGaiji.xml | 外字フォントファイル |
LDOCEGaijiMap.xml | 外字定義ファイル |
ldoceconv.html | 使用説明書(このファイル) |
LDOCE の場合: ruby -Ks LDOCEConv.rb <inDir> [<outDir>] LDAE の場合: ruby -Ks LDOCEConv.rb -a <inDir> [<outDir>] <inDir> BASE.DB ファイルのあるディレクトリ <outDir> 出力ディレクトリ (指定なしならカレントディレクトリ)
手順はWindows98の場合です。ほかのOSでは適宜読み替えてください。
ただし作者はOS/2 Warpでしか変換スクリプトの動作を確認していません。
ダウンロード後、適当な場所にアーカイブを展開します。ここでは「D:\work」に展開したものとします。
コマンドライン(MS-DOSプロンプト)を開きます。
CD-ROMから直接変換する場合は、CD-ROMドライブに辞書CD-ROMをセットし、ドライブが「X:」、ファイルの出力先が「E:\EPWING\Longman」とすると、LDOCEの場合、次のように入力します。
ruby -Ks D:\work\LDOCEConv.rb X:\DATA\DIC E:\EPWING\Longman
必要なファイルをハードディスクにコピーしてから実行する場合は、CD-ROMの\DATA\DIC\BASE.DBを適当な場所にコピーします。「D:\work」にコピーしたとすると、次のように入力します。
ruby -Ks D:\work\LDOCEConv.rb D:\work E:\EPWING\Longman
LDAEの場合は、次のようにオプション「-a」をスクリプト名のうしろに指定して実行します。
ruby -Ks D:\work\LDOCEConv.rb -a X:\DATA\DIC E:\EPWING\Longman
E:\EPWING\Longmanに以下のファイルが出力されます。
EBStudioを起動し、[ファイル]>[開く]で、出力されたLDOCE.ebsまたはLDAE.ebsを開きます。
出力先などを必要に応じて修正します。
辞書の作成処理を実行します([ファイル]>[実行]またはツールバーの実行ボタン)。
以上で完了です。
見出し語、派生形(追い込み見出し)、句動詞(phrasal verb)の索引が作成されます。
句動詞の構成要素はクロス検索で検索できます。
変換スクリプトはOSやRubyのバージョンによっては不具合があるかもしれません。その場合は御連絡ください。できるだけ対処します。
質問・要望などは、EBシリーズ・サポート掲示板にお願いします(hishidaさんのご好意で間借りさせてもらっています)。
スクリプトをこう変えると見やすくなるよ、といったご指摘は大歓迎です。まだRubyは手探りの状態なので、突っ込みどころは多いと思います。ただ、こういった開発系の話題は、EBシリーズ・サポート掲示板にはそぐわないと思いますので、当面はメールがいいかもしれません。
v1.00 2003-05-30 by nomad
公開
v1.10 2003-10-21 by nomad & Masashi Suzuto
LDAE対応 (鈴藤正史さんによる)
外字ファイルをスクリプトでコピーするように変更
作成: 2003-05-30