Natural UO SAKAMOTO
Updated :97.12.6

Natural UO #1 / SAKAMOTO
Natural UO #2 / SAKAMOTO
Natural UO #3 / SAKAMOTO
Natural UO #4 / SAKAMOTO

Natural UO #1 BACK ---

僕は釣竿を持ってトリンシックに行きました。早速海辺へ行ってみると、先客が一人 いました。彼はロバのようなペットを連れて、黙々と釣竿を投げていました。

僕が隣で釣りを始めると、「よういい釣り日よりだねえ Friend」と話掛けてきました。 僕も釣竿を投げながら「まじでまじで」と答えました。
すると「君の釣りは激しいねえ」なんて事を言われました。 しばらく話していると「魚をどこで売るのか知ってるのかい?」と聞いてきました。 僕はこの町が初めてなので「知らないよ、だって俺スーパービギナーだもんね」 と答えてやりました。
すると彼は「じゃあ教えてやろう」と言ってロバにまたがったのです。 なんとかっこいいのでしょう。 僕は魚を釣りまくってロバを飼う事を心に決めました。

彼について行き店に着きました、彼は魚の売り方まで教えてくれました。 しかし何という事でしょう。僕はそこで落ちてしまったのです。正確には強制的に 回線が切断されUO 世界から放り出されてしまったのです。 あわててつなごうとしてもつながりません。3回チャレンジしてあきらめました。 明日つなげばつながるでしょう。

僕は釣り人になることにしました。釣りをしながら見知らぬいい人と話をする という事に小さな幸せを感じてしまいました。
みなさん、あせってはいけません。あせって戦わなくてもいいのです。 ブタを殺さなくてもいいのです。 とにかく釣ろうじゃないですか。 そして釣り糸を垂れてお互いの悩みでも語り合おうじゃないですか。

Natural UO #2

今日はYewでまたニューキャラを作りました。 今度は洋裁(Tailor)のスキルを高くしました。熟考をかさねてスキルを決定し、 気合いを入れて始めました。もう二度とキャラ変えません。

とりあえずYewには何にもないので、その辺の小動物を殺しながらYewの 北東にしばらく行った森の中にあるMoonGateへ向かいました。

MoonGateは世界中に5、6個存在しそれぞれが転送装置のようになってつながっています。 転送先はランダムですが、何度も入り直せば目的地に着くでしょう。 もちろん初めはそこが目的地なのかさえ分からないと思いますが、そこは経験です。
MoonGateはちなみにユーの北東、ブリテインの南西(右側に道)、スカラブレイの北、 ジェロームの街の東すぐ、ミノックとベスパーの間、ムーングロウの南(両側に道)、 マジンシアの北西の岬と、トリンシックの西、あれ8個ありましたね。

MoonGateで僕のホームタウンのトリンシックへ行きました。 服屋さんへ行き、初めから持っていた布と裁縫道具を使いスカルキャップを 作って見ました。頑張って作ったのに服屋さんは買ってくれません。 バンダナとタスキも作って見ましたが、これも買ってくれませんでした。 しかたないので、これを全部おんなじ色に染めてみんなに渡しておそろいにしよう! とか思って一杯作りました。ところで我等ギルドの色は何色にしましょうか?
初めに持っていた100gpは膝ガードとブーツを買っておしまいです。 13gpしか残りませんでした。でもお金は盗まれるので使っちゃいましょう。 何もする事がなくなったので13gpで釣竿を買いました。
困ったときの魚頼みです。今回は釣りのスキル0だったので苦戦しました。 10回程投げてやっとスキルが1あがりました。魚は釣れません。

するとそこに白熊のペットを連れた人がそばにやって来ました。 しばらくこっちを見ていた彼は「ちょっと釣竿貸して」と僕に話掛けてきました。 僕が白熊にびびりながら「?」と思っていると、 「君は俺様の釣りを見てるだけでスキルを上げれるんだよ」と教えてくれました。 どうやら視界に釣りしてる人がいるだけでもスキルが上がるらしいんです。 僕はおとなしく釣竿を渡しました。決してへたれではありません。 白熊にびびったわけでもありません。彼と色々な話をしました。 魚を売らずにNPCにあげると評判が上がるということも教えてくれました。 関係ないけど船を250gpで買ったと言ってました。安すぎです。

その後遊び人風の彼と別れてもう一度帽子売りに行くと、1個10gpで 売れました。あっという間に100gpを手に入れました。
僕は銀行に預ける事にしました。銀行の前には盗人たちがたむろしていました。 「Guard!Guard!」と言いながら歩いてる人がいました。へたれです。

銀行員をちゃんと確かめてからお金を彼の上にドラッグアンドドロップしました。 それだけで預金完了です。「Balance」というと残高を聞けます。 これで安心です。僕はそろそろ止めようと思って、城壁の陰に隠れました。 ログアウトするときには念のために隠れときましょう。そしてログアウトしました。

Natural UO #3

今日友達が遊びに来たので、友達用の新しいキャラを作る事にしました。 名前はSONYで 「大工っぽいスキルを適当に見繕って・・」という希望により、 大工、木こり、飼い慣らし、のスキルを取りました。純自然主義キャラの誕生です。 風貌もそれらしくワイルドにして、当然Yew でスタートしました。

とりあえず斧を持ってその辺をうろつきながら、木をきることにしました。 集めた丸太を整理しているとムーンゲートを捜し求める若者が近くを通りました。 僕は森の番人ですから迷ってる人がいたら助けてあげなければいけません。 集まった丸太が重かったのでそれをそこに置いて、迷える若者をムーンゲートへ 連れていってあげました。
「いくら払いましょうか?」という彼に「なーに、金なんか要らないさ」 と答え笑って去っていく僕。我ながらかっこいいと思い来た道を戻ったのですが 案の定さっき丸太を置いた場所を忘れてました。
しかし丸太なんてすぐに集まるのです。友達と交代しながら木こりをしていると、 あっという間に歩けなくなるほどの丸太が集まりました。

次に大工道具をダブルクリックして木工製品を作ります。 集めた丸太全部で木のイスいすが7個作れました。 イスを作るときは出来たイスを一度地面に置かなければいけません。 作業が終わると目の前にイスがたくさん並んでいますので、 僕は今までの疲れをとるという意味もこめて、「よっこらしょ」と言って そこのイスに座ります。今日も一日働いたなあという実感が湧く瞬間です。 具合のいい事にそこにはたきつけもあるので、とりあえず焚き火をおこします。 焚き火を見ながら自分で作ったイスに座りしんみりする森の男ソニーさんです。

具合のいい事にYewには木工製品を買って くれる店があるのです。イスは1個6ゴールドで売れます。1回で 50gpくらいを稼げるわけです。 さらにいい事には木こりをするとSTRが上昇するというおまけもあります。 木工製品製作でDEXも上昇するはずです。 小動物も多いので殺すもよし、話掛けるもよしです。

お金がある程度貯まったら都会に出て、装備を揃えます。 Yewでイスを作りながら生きていくのも いいかもしれません。
とにかく上半身裸で赤いタスキとハチマキをして、イスに座り焚き火を見ている ワイルドな人をYewで見かけたら声を かけてください。
「ああ君か、久しぶりだなあ」と言って自慢のイスを一つあげます。

Natural UO #4

昨日はニューパッチがリリースされて改良がなされてました。 じわじわと思うにUOは凄いゲームだ。モンスターが町の NPCを連れ去って、 それを助けに行くクエストなんかも登場するらしいです。
ベータ版の時には、ベータ版最終日にデーモンが大挙して町を襲いブリタニアが 滅亡するというイベントで締めくくったらしい。凄いゲームだ!! 今後もいろいろなイベントがあるのだろう。

昨日あかねに魔法の使い方を教えてもらい、その後あかねはログアウトする と言って去っていったのでしばらく銀行前でボーッとしていると呼びかけられた! よく見るとnwo!ばしいけじゃないですか。 偶然出会うなんて事はこの広いブリタニアでありえないと思っていたので、 本当にびっくりしました。
そして一緒に旅に出たのです。 Yewでハンティングしたのですが、 ウサギを何匹か殺してさらなる獲物を求めてさまよっていると突然ジャイヤンが襲って きました。ホラー映画でも森の中でいちゃつくカップルが最初に殺されるのです。 二人で必死に走って逃げました。 その後ベスパーでRikerJONに会い、僕は一度ログアウトしました。

その後また繋ぐとあかねが狩りをしていると言うので、用事を済ませて駆けつけよう と思ったのですが、ICQであかねに何度 メッセージを送ろうとしても送れません。 たまにこういう事もあるようです。僕はあきらめて一人で狩りに出かけました。 するとそこは鹿だらけ。鹿パラダイスだったのです。
鹿を攻撃していると画面内にまた鹿が、そいつを攻撃しているとまた鹿が という具合です。短い時間で20頭くらいの鹿を血祭りにあげました。 近くにいたディアハンター達もその数に驚いていました。 場所はムーングロウの島の南東方面なんですが、鹿の発生地点なのかもしれません。 鹿肉とブラジャーをたくさん持って帰る事が出来ました。

今日の楽しかった数々の冒険は僕をさらにUOの世界にはまらせるのに充分でした。 充分すぎておつりが返ってくるくらいです。 みんながメキメキと実力をあげているので、ダンジョンの奥深く攻め入るのも 時間の問題でしょう。