Virtual Classroom 提出課題
Updated :97.11.26

提出課題

地球規模の社会インフラとして大きな拡がりを見せているインターネットは、教育・学習の環境としても大きな可能性を秘めている。インターネットを新しい教育・学習環境としていちはやく注目し、インターネットを「地球上の離れた場所にある教室同士を結んで共同学習を行なう環境」すなわち「バーチャルクラスルーム」と定義し様々な活動が世界中で行われてる。

インターネットを活用することによって世界中の小中高等学校レベルの交流を促進し、参加した子供達が国際的なコラボレーション能力を身につけることを目的としており、ますますボーダレス化が進み、解決しなければならない地球規模の問題群が増えている現在、国際的なコラボレーション能力を身につけることが非常に重要なことであると考えられている。例えば日本では、七塚町立外日角小学校 5年2組がアメリカ・オーストラリア・韓国と交流を始めていて、バーチャルクラスルームへの取り組み方などをWEB上で発表している。

他にもVirtual Classroom(仮想教室)Mathematicaによる数学講座 やJAVA教室などVirtual Classroomならではのコンテンツなどが豊富に用意されているのが特徴でもある。 またバーチャルクラスルーム・コンテストAT&T Virtual Classroom Contest '97 も世界180校の参加により行われている。

その内容は、Web、Webベースのアーカイブ機能付きのメーリングリスト、リアルタイムチャット、ビデオコンファレンス等を駆使して制作される。各チームは、オリジナリティ ーにあふれた様々なテーマを選定しコンテンツ制作を行うが、最終的な成果のみならずこの過程がもっとも具体的な活動として重視されている。