Batch file to VBScript file (7) at 1999 May 14 Interrupt column 4 - スクリプトエンジンのVer.5が出てた とある事情から(つまりやる気がなくなって - って、書かなきゃ誰にも分からないのに) 放置しておいたんですが、何時の間にかVer.5が出てました。 http://www.microsoft.com/japan/developer/scripting/default.htm (ひょっとしてdefault.htmでエラーになったら、"scripting/"までで試すと良いかも) IE5を入れればVBScript/JScriptは最新版になるぞ。さぁIE5を入れましょう。という ふうにも読めるけど、よぉく読むとそうでもない。 ブラウザではなく、Windowsだけでスクリプトを動作させるにはIE3.xでも良い。 で、どうやらこうなってるみたい。  ste50jp.exe 683,976 スクリプトエンジンVer.5、日本語版。 少なくともWindows 98/95は共用。Ver.5からサポートされるClass宣言付きの *.vbsがWindows 98でも95でも動いたから、多分合ってる  jsdoc.exe 716,048 JScriptのヘルプ。HTML helpの単一ファイル  vbsdoc.exe 700,688 VBScriptのヘルプ。HTML helpの単一ファイル  それで、Windows 95の場合はDCOMをste50jp.exeより先に入れないとちゃんと動かない。  という警告文(95かつ、IE3以下。だったかも?)があって(Windows 98はDCOMは既に  入っている)、飛ぶとDCOM 1.3のページに行きます。で。  dcom95.exe 1,229,056 DCOM本体  dcm95cfg.exe 196,368 DCOM管理者用ツール。スクリプトの実行には無関係  生のWindows 95にdcom95.exeを適用しないままste50jp.exeを入れると、なんちゃら.OCX  の登録に失敗した。というエラーが出ます。  かつ、生のWindows 95はHTML helpが動かないのでそいつを入れなければなりません。  これは: http://msdn.microsoft.com/workshop/author/htmlhelp/  これ書いている時点でhtml helpはV1.21になってます。  htmlhelp.exe 4,190,992 HTML Help開発環境 このエディタ、タグが生のまま表示されるという、HTMLエディタとしては 原始的と言えば原始的な仕様なんですが、個人的には訳の分からないHTMLを 作ってくれるよりはこの方が256倍はマシです。 また、こいつに付属のイメージエディタは複数の画像データをフォルダ指定で 一括コンバートとかできて結構嬉しいです。 また、VC++用のヘッダや.libも付いてるので、HTML help以前のVC++を持つ プログラマには必須です。  hhupd.exe 476,960 HTML Helpランタイム これ単体でも落とせます。HTML Helpを作るつもりがないならこっちを落とす べきです。Windows 95でもHTML Help、*.chmが表示できるようになります。 ちなみに、先のhtmlhelp.exeを落とした人はこっちを落とす必要はありません。 htmlhelp.exeをインストールする時に「再配布モジュール」ってのにチェック マークを入れてやればhhupd.exeが展開されますから。 さてと。現在、Windows 98マシン(IE4)、95マシン(IE3.02)でこの最新のVer.5な*.vbs スクリプトは動いてます。ところが。dcom95を入れたWindows 95マシンでVBScriptの ヘルプを表示させようとするとページ違反で落ちてしまいます(2台で再現)。 昔のバージョンのhtmlなVBScriptのヘルプ(html helpなヘルプ、ではない)ならIE3.02 でもちゃんと見れたのですが、html helpの奴が見れないのは困ったものです。 html helpと言っても、VBScriptのヘルプ以外の*.chmは(VBScriptのヘルプがページ 違反するという環境のWindows 95下でも)平気で表示されたりするので、頭が痛いです。 むしろ私はhtml helpのランタイムをV1.21にした段階で、それまでIndexを表示させ ようとすると、Windwos 95では必ずページ違反で落ちていた自作の*.chmが何の問題も なく表示されるのでほっとしていたのですが。 ええと?何が何やらって?分かりました。表にします。 Table 1 hh.exeでのHTML Helpファイルの表示結果 Windows 98 95 + IE4/5 95 + IE3 + DCOM + hhupd ----------------+----------+-------------+------------------------- OS付属な*.chm 問題なし - - IE4とかの*.chm 問題なし 問題なし 問題なし 自作の*.chm 問題なし ページ違反  問題なし VBScriptの*.chm 問題なし 読めない表示 ページ違反 #IE4/5ってのは、IE4でも試したし、IE5でも試した。ってことです 古いOSや古いIEなんざ使う方が悪いってんですか?>MS それはそうかもしれないけど、アプリをインストールすると自動的にOSを破壊する という仕組みを自ら率先して焙じてこられたのもMS自身ですからねぇ。 Win2Kでは「OSを書きかえるようなことは許さない」という方針だそうですが、 説得力が全くないんでやんの(-_-; なにせ、我々プログラマが警戒してるのはMicrosoft製のアプリをInstallする順番で あって、それ以外のベンダーが作ったアプリを入れる順番ではありませんからね。 #除く、32bit版VBで作ってあるアプリのInstall。あれも思いっきりシステムを書き  換えてくれることがあるから。  もしかしたらVC++のアプリも危ないかも。私はMSVCRT.DLLのバージョン違いで自分の  アプリが動かない。という経験がある。  より古いか、最新のMSVCRT.DLLなら動くけど、中間の奴だと全くダメっての。  さて。この経験から自分のアプリのインストール時にはMSVCRT.DLLも配布しよう!  ってなことを、やる?  MSは明らかにやってるが(VC++ 5とか入れるとMSVCRT.DLLはその場で再構築される)。  私にはできない。私のアプリが動かない。ってのはそれは「ご免ね」だけど、  私のアプリを入れたら、他のが全滅しました。ではねぇ。  対策:OSの再インストールをすれば?  では余りに酷すぎるし。  …いかん。余談に流れてしまいました。ではここでshutdown! (EOF)