Batch file to VBScript file (14)		at 2000.June.27
4. WSH 2.0
　Win95 (ぬぁんと初代95[笑] - パーティションマジックでFat32にしたら
OSが起動しねぇんでやんの。よく考えたらFat32はOSR2からだった[爆])
にもWSH 2.0は導入できました。で：
---
<package>
<Job id="logview">
<?job debug="true"?>
<script language="VBScript" src="./com/comm.vbs"/>
<script language="VBScript" src="./com/edef.vbs"/>
<script language="VBScript" src="./com/hex2bin.vbs"/>
<script language="VBScript" src="./cutfwx.vbs"/>
</Job>
</package>
---
こいつは実際に使っているcutfwx.wsfというファイルの中身そのまま。
見事にIncludeできてます。VBScript自体の文法に細工を追加するという、当方の
試みはこのMS純正の方法により陳腐化したのです(;_;)。

ちなみに*.wsfをダブルクリックでOKOKです。*.vbsの方には何の考慮も必要ありま
せん。

で、これに先立ち、MSのサイトからJScript/VBScript/WSHのヘルプも落としました。
いや、MSDNの中にも統合されてはいますが、MSDNだと検索とかで全然関係ない
項目まで出てくるのがうっとうしくて。

しかしまぁ。これってば、C言語を学ぶ際に、makefileの文法理解が必要で、
しかもmakefileの中で使われるshell、DOSの場合はCommand.comの、Unixならshとか
cshとかの理解が必要。。。
とかいう、とっても嫌な世界になっていく気がする。

こっちの水はまーずいぞー。とか歌いたくなるなぁ。

＃何が言いたいかというと、*.wsfってば全然xxScriptと関係ない文法じゃん。って
　こと。ハードルは高くなるばかり。ってことです

例えばIEEE1394では実はSCSIコマンドを理解してないと、1394のパケット内容が理解
できない。とか、VGAの理解にはMDA/CGA/EGAを知らないと駄目。とかいうのが
思い浮かぶんですよねぇ。

＃かといって、全て新規規格にせよ。と言っているのではありません。ただね、
　あっちこっちと大昔の仕様書なり何なりを参照しないと、一体全体、何をこれが
　やっているのか分からない。というのが不幸だと……。あ、いや愚痴です。
　忘れてね(^^;;

それはともかく。一つ気付いたことがあります。Win95でWshがエラーを起こすと
訳の分からない文字化けメッセージボックスが出るんですが、CScriptで起動すると、
DOS窓にはまともに読めるエラーメッセージが出ますし、MsgBox Err.Descriptionと
するとちゃんと読めるメッセージが出ます。
(Win98以上の人は、何を言ってるんだ？このタコは。とか思うかもですがね……。
 Win95でWSH動かすと、↑なことになるんですな。私の場合)

これは多分、Wshが出すエラーのダイアログボックスの言語設定が不適切なだけでは？
とか思いました。

＃って前にも書いたっけ？いかん。もうアルツか！？＞わし

そうそう。VBScriptで、On Error Resume Next (エラーを起こしてもスクリプトの
実行が止まらないようにする - つまり、エラートラップルーチンの記述ができる
ようにする)という構文は明記されてますが、On Error Goto 0という構文で、
その効果をリセットできる。という隠しコマンドの存在が判明しました。
次の例題で確認できます。

on error resume next
hoge
if err <> 0 then msgbox err.description
on error goto 0
hoge
msgbox "done"

「hoge」などというのはエラーを引き起こします。が、最初のhogeは、
resume nextでリカバリされるので、msgbox err.descriptionによる表示が
有効です。が、次のhogeではVBScriptの実行がエラー終了するので、その下の
msgbox "done"は実行されません。お試し下さい。

これは「ドキュメント化されてないVBScriptの機能の一つ」なんだそうです……。

＃「MSを分割すべき理由がまた一つ」とか思ったんだけどね。私は……。
＃分割することと、アンドキュメンテッドな情報公開に関係はないかも。だけど。。。
===
＠追記：CreateObjectがどーのこーの。とかWSHで悩むのは*当然*とか思ってました。
　が、マック付属なApple Scriptを知って、WSHって必要以上に事態を難しくしてるだけ
　じゃん。とか思いました。

　以下はWindows版Apple Scriptがあるとしての記述ですが、これが何をするか、
　読んで理解できない人、います？(そこの人、本気で読むよーに)
　tell application "command.com"
　  activate
　  try
　      move file "hoge.txt" of folder "My Documents" of "C:" disk to folder "A:\"
　  on error
　      display dialog "ファイルがありません"
　  end try
　end tell

＃当たり前だけど、マッキントッシュにCommand.comがある訳ないから、これをそのまま
　マックで実行してもエラーになるだけだよ

===
……。まぁ、VBScriptの：
  Set fs = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
なんて宣言が必要なWSHが思いっきり間抜けに思えませんか？

　KT7.5.5のApple Scriptのヘルプ、タイムスタンプは1994年(Windows 95はその名の通り、
1995年に登場したんですよ。念のため)。で、KT7.1のバージョンからの改良点が説明
されているって事実があります。

　プログラマとして、Apple Scriptには気にくわない仕様が個人的にあります。
何て言うか、つまりApple Scriptは言語仕様としては曖昧模糊で嫌いだけど、好きですねぇ。
＊おもしろい＊。と思いますです。
===
MSのVBA(WSH)ってのはあくまでプログラミング言語。なんですね。ファイルをコピー
したい。ってだけのことにも延々と記述が必要。
だけど：
AppleのScriptは違う。目的を記述するだけ。なんですね。

ちなみにKT7.5.5では予約語を日本語にする。という気色悪いオプションがあります。
が、その機能はOS 9では削除されているようです(笑)

(EOF)