Exec.exe Ver. 0.7のbugに付いて: at 1997.Aug.04   Execのコンソール窓でマウスによる領域選択をEnableにしている場合、  領域選択をしたままコンソール窓を消す(ESCを2度以上押す、coffコマンドを使う)  と、致命傷になります。御免なさい。今まで気付きませんでした。   具体的にはExecのコマンド窓での入力が無効になり、Execが無反応になって  しまいます。   結果としてCtrl + Alt + DelによるExecの強制終了しか解決策がない、という  情けない状況に陥ります。   暫定対策としてconagent.pifで範囲指定にマウスを使うという指定を許可しない  ようにお願いします。もちろん、範囲指定を許可したままで運用でカバーという  選択肢もありえます。が、私はお勧めできません。危険過ぎます。   とはいえ、私自身は運用でカバーという方向で考えています。多分、こんな  しょうもないプログラムを使おうと考えるのは作者だけだろうし、だとしたら  自分で使う分には(問題点が分かっているだけに)何とでもできるからです。   閑話休題。私並みに変な奴がいればそれでもなおこのプログラムは有用でしょう。  私は現状で私の支配下にある5台のマシン全てにExecをインストールしましたし、  誰からも文句を言われていない現状ではプログラムを修正するつもりがありません。   ですからプログラムへのリンクは有効のままにしておきます。 PS. GB級HDDの容量ってWindows 95は結構無茶苦茶に報告するのね。execのfree  コマンドでローカルHDDとネットワークHDDを見ると(同じHDDだったりするのだが)  OSR2なマシン同士でもアテにならない(MBで四捨五入なら一致するけどバイト数では  一致しないのよね)。でもexecの報告する値とマイコンピュータのプロパティで出る  値が完全に一致するのでこれはexecのミスではないみたい === 1998.Oct.27   CreateProcess()でコマンドを起動した場合、 SDKより引用: The created process remains in the system until all threads within the process have terminated and all handles to the process and any of its threads have been closed through calls to CloseHandle. The handles for both the process and the main thread must be closed through calls to CloseHandle. If these handles are not needed, it is best to close them immediately after the process is created. 意訳(逆の意味に取り違えてなければ良いけど): 起動されたプロセスは、たとえ自分自身が終了したとしても、自分のプロセスやスレッド に対するハンドルがCloseHandle()されない限りシステムに残ってしまう。 従って、起動したプロセスやそのメインスレッドへのハンドルは特に必要ない限り CloseHandle()でクローズしなければならない(プロセス起動直後にこれらハンドルを クローズできれば最良である)。 === だそうなので、pi.hProcessとpi.hThreadはCreateProcess()後、CloseHandle()する方が 良いようです。私、ここの記述を当時はすっかり見落としてました。 最近、別アプリを作成中にこれに気付いて、そっちではちゃんとCloseHandle()する ようにしたのですが……。 けど、現状で私が使っている範囲では問題ないので、execは今も無変更のまま使用中 だったりします。 #下手にソースを触り出すと、あれもこれもってやりたくなりそうで怖いです。  execを書いてた頃って、1行書く毎にヘルプを参照という状況でしたから、余裕が  なかったんです。お許しを − 以上 −