linux install memo 1. ディストリビューションの選択  今回試そうとしたもの:  Vine 2.1.5, 小さくまとまっている(CD 1枚)点はgood。しかし、Vine-Plusを ダウンロードしないとgnomeとKDEの両方を試せない。ってのはちょっと……。 日本語対応が進んでいることで有名。だけど、やりすぎではないかい? makeが「入ります」とかメッセージ出したのをはじめて見た時は硬直したぞ。 失策によりCD-ROMを物理的に割ってしまったので、install不能(笑)  laser5 7.1, Gnomeのスクリーンセーバ、どれかは分からないが、起動するとマシンが 死ぬ(ハング)。安定稼動できるのはKDE。しかしそのKDEも壁紙が全く選択 できない。Vineの一つ前のKDEだと壁紙の選択はできたぞ?  Turbo7, Xが起動できない。画面真っ黒でハング。XF86Configをlaser5からコピー しようとしたけど、フォーマットが全然違う! うぅ。X設定ツールでHSyncとVSyncを逆に解釈するってのも謎。 liloの選択画面が美しいので、できればこっちにしたかったのだが。 Turbo系はturbo*という独自コマンドがあるので、これに慣れてしまうと他の デストリビューションで戸惑うことになる。  Red Hat 7.2, 幾つか普通の人では滅多に失敗しない所で失敗してしまっているけど、 とりあえず使っている。新しいディストリビューションが出たらまた乗り 換えるかもだが。 (再インストールで困る程、まだLinuxを使い込んでいない)  全てRH系だな(^^;;  ちなみにRHは新しいものをすぐ採用するけど、トラブルを起こすこともそれだけ  多い気がする。Vineはちょっと保守的すぎるかも。  ということで現在RH7.2Jである。Win95 OSR2とのdual boot。  ちなみにKDEのグラフィックログインが設定してあったりする。Gnomeのそれより  好きだし、テキストログインにはもう飽きた。というのが理由(^^;; 2. Partitions  パーティションは(すったもんだの末)現在こうなっている。 約500M DOS/Win95 ; リカバリCD-ROMのMS-DOSが認識できる最大サイズ 20M /boot ; BIOSが認識できる領域内に/bootが必要なため 2GB Win95 ; Win95が認識できる最大サイズ 64M linux swap ; まぁ、こんだけあれば足りるでしょう…… 16G / ; 要するに残り全部 63M /home ; ユーザデータ用。毎回formatはしたくないもんね  #関連コマンド fdisk -l KDEメニュー:設定 -> 情報 -> ブロックデバイス  ちなみに、/bootに20Mというのは無駄。空きが現在17.0MBあり、使用率は12.9%。  つまり、2.6MBしか使用してない。くそう。今度パーティションを切り直すなら  /bootは5Mにしちゃる。そして他も調整して……。  おや?Winマシンの4G HDDをsmbmountしてるのだが、その空き容量が2Gで使用率0%  と表示されとる。この4G HDDはPC CardインタフェースでWin95マシンと接続されて  いるのだが、これは多分Windowsの有名なバグのせいだな。気にしないことにしよう。 3. LAN (PC Card)  使用したのは:PLANEX:ENW-3502/3503-T  寸評:このカードが「linux ready」だと?詐欺だぞ。Webサイトとかを検索して すったもんだの末に「使える」ってのは、いち消費者としての立場から 言うと、おいこら。ちょっとそこの暗い路地に来んかい。撫でてやるさかい。 である。まぁ安かったし、結局は認識できたから良いけどね……。  #ちなみにPLANEXのサポートe-mailは親切でしたので、上は半分冗談  todo: マシンがNICを認識しなかったら/etc/sysconfig/pcmciaに以下を追記: PCMCIA=yes PCIC=i82365(*1) PCIC_OPTS="irq_list=9,10(*2) poll_interval=100" CORE_OPTS= 昔はPCIC_OPTSに更に「do_pci_probe=0」が必要だったが、今はそれを 入れると「そんなオプション、知らない」とはじかれる。 ちなみにPC CardスロットはBIOS設定でPCIC Compatibleである。どうせ 16 bit Card Busカードは使わないから(そもそも持ってない)。  (*1) /sbin/probe -m を参照のこと  (*2) cat /proc/interruptsで空きを調べて指定すること netcfgで緒設定する。hostsやドメイン(xx.xx.jp)、マシン名、IPアドレスなど。 #う〜む。再度確認しようと思ったらnetcfgが起動しない。何故? netconfig、かな? ifconfigする「前」に、hostsを作成すること! その後、/etc/rc.d/init.d/pcmcia restartしてあっさり認識した!  #関連コマンド cardctl ident cardctl status cardctl config cat /proc/interrupt cat /proc/ioports ifconfig ping HOGEHOGE lsmod 4. サウンド  sndconfigを起動……。SB 16で設定。成功はするけどKDE起動時に毎回エラーとなる  のは何故?  → KDEが要求するサンプリングレートをサポートできないため。    本来のサウンドYAMAHA OPL-3Axはデフォルト状態ではPnP検出もできないし、    手動インストールもダメ。 でも22Kでサンプリングするように設定すればとりあえずエラーなし。 音質にこだわるつもりはないので、これはこれでとりあえずクローズ。 あんたの設定は古過ぎる。デバイスの設定がなっとらんのと違うんか?とかKDEに 言われた気もするが、そんなんわしの勝手やろ?音が出とればそれで良いねん。 他がまともになったら再度検討するさかい、ほっといて欲しいわ。 である。とりあえず(^^;; 5. Win側パーティションをアクセス  自linux OSから自PC内のWindowsパーティションへのアクセス  /etc/fstabに追記する。これでブート直後からアクセスは可能となる。  ……かくの如し。 /dev/hda1 /mnt/wc vfat defaults /dev/hda5 /mnt/wd vfat defaults  fstabの処理はファイル先頭からだから、末尾に追記した記述がおかしくても問題は  あるまい。である。これで実際に問題なし。  あ。もちろんだけど、マウントポイントの/mnt/wcとか/mnt/wdはmkdirで予め作成  しておく。当然ながらroot権限で、だ。  #ありゃ?rootはともかく、ユーザアカウントではWindows領域に書き込めない。   これはそのうち何とかしよう……  #関連コマンド mount -t vfat /dev/hda1 /mnt/wc 6. Sambaの設定?  Linuxから他のマシンのWindows側を見る   コントロールパネルで「サービス設定」、smbdを起動。   その後、smbmount //hoge/c /mnt/gcでオッケー   一説にはsmbmount //hoge/c /mnt/gc -nってやるとパスワードを尋ねてこない。   という話があったが、うちでは「そげなオプション知らんわい!」とか   怒られてしまった(T_T)  起動時にマウントする場合、/etc/fstabに追記:  //winserver/c /mnt/wc smbfs password=hogehoge 0 0  ユーザの指定をするなら:  //winserver/c /mnt/wc smbfs username=user,password=hogehoge 0 0  だそうな。  fstabの記述が正しいかどうかは、mount -aってすると確認できる。  んが、再起動してもマウントしてない。mount -aするとオッケーなのだが。  ん〜。後で考えよう。とりあえず個々にsmbmountしなくても大丈夫になったの  だから。  Windows側からLinux側を見る   /etc/samba/smb.conf [global] workgroup = nulls server string = Smb 2.2.1a # netbios name = Sanjose log file = /var/log/samba/%m.log max log size = 0 client code page = 932 security = SHARE encrypt passwords = yes socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192 dns proxy = no printing = lprng [home] comment = home directories path = /home read only = No guest ok = Yes [root] comment = / path = / writable = yes public = yes  注:Linuxのホスト名が/etc/sysconfig/networkに正しく設定されているか確認   lokkitでファイアウォールの設定を確認のこと。   また、chmodでアクセスしたいディレクトリのパーミッションを確認のこと。  #関連コマンド /etc/rc.d/init.d/smb restart lokkit chmod a+rwx /home/hoge smbclient -L Linuxマシンの名前 testparm  注:セキュリティ的には大穴なのは分かっているけど、とりあえず。。。 7. Winマシンからのtelnet  以前通用した技:/etc/hosts.allowの加工   ALL : 192.168.1.8  だめ...  RHはinetdでなく、xinetdだからhosts.allowは見てない?  /etc/xinetd.d/telnetは?  ここでdisable = noとすると?  何も考えず、再起動したらOK。再起動しないとNG  VT-100/漢字でEUCとしたらオッケーみたい。。。  ……う〜ん。Windwos付属のtelnetは動作がいまいち。やはりここは  Tera Term Proだな……。漢字コードは入出力の双方ともEUCとする。  設定をメニューから[保存]することを忘れないこと!  これで問題なし。  #セキュリティ的にはsshしないとアレだが、取り合えず無視。ローカルだし 8. ktermで[Del]キーをdelete動作に変更する  /etc/inputrcに「"\C-?": delete-char」と記入。次回起動時のktermから有効。  なおTL 6Jの場合は「~/.inputrc」を変更せよ。とのこと。  ついでに[tab]キーでベルが鳴るのがうるさいので「set bell-style none」とする  (RHの場合はコメントをはずすだけ) 9. Xでのキーの入れ替え  Ctrl<>CapsLockだけなら標準で用意されてるので簡単に出来るようだが、  私の場合はそうではないし、全ユーザで有効にしたいのでxmodmapを使う手順も  却下。  ちなみに物理キーボードとしての106とか109とかいういわゆる「日本語キーボード」  などという邪悪な代物に家の敷居をまたがせるつもりは毛頭ない。  故に*もちろん*101 keyである。  #物理的には103 keyなのだが、Windowsキーとかアプリケーションキーなんて   使わないので無視  #ちなみに106の「変換」「無変換」「カタカナ」とか使います?あれって   意図的に押したことって、私は一度もないのですがね。   それでもこうして全く問題なく日本語の文章は書けているのだ。  で、えーと。/usr/X11R6/lib/X11/xkb/keycodes/xfree86を加工する。   = 113; // 66; = 37; // 64; = 66; // 37; = 64; // 113;  つまり、元のCapslockがLeft control、Left controlがLeft alt、  Left altがRight alt、Right altがcaps lock。である。  何でこんな配置かって?それはね。J-3100という今はもう絶滅したマシンの  キーボードに関係があるのです。  Win98SEまではサポートされていたJ-3100なキーボード配列はWinMe以降は廃止されて  しまいました(全く余計なことを。元J-3100ユーザとしてはWin98マシンから  キーボード定義ファイルをWinMeにコピーしなくてはならなかったのだぞ。)  で、細かい話は省略すると、'a'の左にctrlキーがあるのは*当然*であり、問答無用  なことなのでそれはともかく。  何故に他のキーの入れ替えを欲したかと言うと:   東芝J-3100キーボード定義では:    Right-altが「漢字」キー(単独でIMEが起動する。ALTを押す必要はない。    そして、109の「漢字」キーのように紛らわしい位置にはないので、間違って    ESCとかF1押してしまうような可能性は皆無)    Right-ctrlは「かな」キー(必要ないのでアサインしてないけど)    (capslockも必要がないキーなのだが、定義が余ったのでアサインしている)  なのです。  で、本来のJ-3100キーボードでは現在の101キーでLeft-altがあった場所に「漢字」  キーがあった。ということです。  従ってLeft-altキーはRight-altキーに再定義しておる訳です。  #あ、まだLinuxのチューニングは不完全なのでKannaにしてもWnnにしてもその   キー(Right-alt)では起動しませんけどね。そのうち…… (EOF)