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録音や再生がうまくいかないかたへ


うまく録音できない、誰に聞くか

 こういうことの問い合わせをする相手は、Windows を単体で買った方はマイクロソフト、パソコンを買ったときについていた Windows のかたはパソコンのメーカー、HDDなどについてきた(というか一緒に購入した)Windows の場合は販売店になります。それで、Windowsに付属しているサウンドレコーダーでうまく録音できるようになって初めて、録音時間の壁を越えるためにWavrecを使います。

再生できますか

サウンドレコーダの出し方  サウンドレコーダーは、アクセサリの中にあります。まず、サウンドレコーダーでサウンドの再生ができるか確かめましょう。手持ちの wavファイルを再生してみてください。Windows2000では c:\winnt\media などの中にたくさんあると思います。Windows XPでは C:\WINDOWS\Media です。このフォルダ名はWindows の系列などによって変わります。
 私と違う OS で、wavファイルがどこにあるか分からない方は、「スタート」メニューの「検索」−「ファイルやフォルダ」で、「ファイルまたはフォルダの名称」のところに「*.wav」といれて「検索開始ボタン」を押して探してください。



読み込み直後の音量  Windows\media フォルダにある tada.wav を読み込ませてみると次のように波形が表示されいました。再生してみて大体このくらいならば聞こえるようです。このような波形が再生操作とともに変化するのに音が聞こえない場合は、以下の方法でパソコンの音量を調整してみてください。これでだめなら、残念ながらパソコンに何か不具合があるかもしれません。


パソコン音量の調整の方法

デスクトップ画面上のタスクバー右に通知領域(インジケーター領域)と言うのがって小さなアイコンが出ています。ここにスピーカーのアイコンがありますので、これを右クリックしてショートカットメニューを出し、[ボリュームコントロールを開く]を選択すると[ボリュームコントロール]のソフトを出すことができます。このアイコンがあるかどうかはコントロールパネルの[サウンド]の所に設定があります。

 ボリュームコントロールはこんな感じで表示されます。OSによっては「再生コントロール」と表示されていることがあります。
 この表示で WAVE とか SW シンセサイザ と出てきていますが、これは出したり消したりできるのであくまで1例です。使わないものを隠したり、使うものだけ出したりが可能です。これは[オプション]-[プロパティ]で行います。

ここで、[音量の調整]で[再生]か[録音]を選び、[表示するコントロール]のところにチェックを入れるものが表示されるものです。チェックをはずすと表示されません。普段全てを調節することはないと思うので、通常使うものだけ出しておけばよいでしょう。

このボリュームコントロールと言うソフトの摩訶不思議な所なんですが、上のプロパティのところで[録音]を選択すると[録音コントロールに]化けるんです。OSによっては[レコーディングコントロール]になります。片方が漢字表記だけど片方は英語表記だったりちゃんぽんだったりもします。ファイル名は sndvol32.exe です。このソフトはインスタンスOKなんです。これは同じソフトを複数起動できると言うことなので、2つ起動して1つを再生コントロール、1つを録音コントロールにしてデスクトップ上に並べておいておくことができます。これは便利です。



録音できますか

 録音できるかどうか確かめます。「スタート」メニューの「プログラム」−「アクセサリ」−「エンターテイメント」−「サウンドレコーダー」を起動して録音してみます。無事に録音できていると波形が表示されるはずです。

 サウンドレコーダーが見つけられない場合は、sndrec32.exe というファイル名だと思いますので上の例と同様に探してみてください。

 Wavrec で録音したファイルも(初めは短い数秒で試してください)サウンドレコーダーに読み込ませれば波形が見れるはずです。録音ができていれば波形が見られます。


音量が適切な場合  CDに録音する場合は波形が小さいと音量が不十分です。エフェクタで音量を上げていって、最大を超えない程度の音量にする必要があります。サウンドファイル中の最大音量付近の波形がこの程度であればいいと思います。

音量が過大な場合  これは音量が過大で、大きすぎる場合の波形です。波形の最高値、最低値付近、つまり、緑色の上側と下側に波が見られなくなって、外枠の灰色にぶつかって平らになっていることで、波としての情報が抜け落ちて切り落とされている状況なのが分かります。

 波形が出ているけど再生できない場合は、単に再生のボリュームが低いかミュートされています。まれに録音されている音量が低すぎて、波形がでないような時があります。このときは「エフェクタ」メニューの「音量を上げる」を何回か行って波形が見えるか確認してください。

 波形が見られない場合は、次の原因が考えられます。

 録音形式がPCMではない。サウンドレコーダーの「ファイル」メニューの「プロパティ」の「詳細」タブの「オーディオ形式」がPCMになるようにしてください。「形式の変換」のところでできます。

 録音経路が選択されていない。再生してみて、らしきところをミュートしてみます。音が聞こえなくなるところが、その再生経路ですから、同じところの録音経路のボリュームを上げてみます。

 録音経路がつながっていない。入力機器とコードがつながっていないか、あるいは、パソコン内蔵のCD-ROMドライブの場合、サウンドボードとCD-ROMがつながっていないことがあります。

 録音レベルが低い。パソコン以外のマイクやオーディオ機器から入力している場合は再生側のボリュームを上げてください。

録音経路が正確ですか

 次は録音経路が正確に指定されているかを見ます。ボリュームコントロールとレコーディングコントロールを出します。この名前は、OSによって違っていて、再生コントロールと、録音コントロールのものもあります。これは、wavrec からも呼び出せます。2つ起動しておいて、(2つのウインドウが同じ場所ですっかり重なりますのでウインドウの位置を移動させてください。)「ファイル」メニューの「プロパティ」−「音量の調整」を変えるとソフトの名称が変わりますので2種類にします。

入力系統の設定

「表示するコントロール」のところで、関係ありそうなところをすべてオンにします。

 まずパソコンに取り込む音声を再生にします。たとえばラジカセにテープを入れて、きちんとコードをパソコンにつないでくださいね。これをしないとそもそもだめですよ。それでパソコンのスピーカーから音が出るようにします。
 まず、すべてのところのボリュームを一番下にして、音量を絞ったうえで「ミュート」に印をいれてOFFにします。

 次に Volume Control(すべての出力設定です)の「全ミュート」を解除し、ボリュームを一番上まであげます。

 次に隣のミュートを解除して音量を上げ、パソコンに入力している音が聞こえてくるか試します。聞こえてこなかったらボリュームを下げてミュートにし、次に進みます。

 こうやって、どれに入力されているか確かめます。おそらく、Line か Line(Ext) か Microphone に入力されていると思います。

入力されなかったら

 これまでの操作で入力が特定できたらよいのですが、特定できない場合には再生側の出力が低いかもしれませんので、再生機器のボリュームを上げてください。サウンドカードの種類によっては、最大音量近くの大音量になります。

録音系統の設定

 入力が特定できたら、今度は「全ミュート」してレコーディングコントロールを設定します。
 サウンドレコーダーで録音を開始します。再生時に特定できた入力元のところを「選択」して音量を調節してみます。うまくいけば波形が出ます。

 それで、録音したものを再生してみてきれいに聞こえるように入力するほうの音量と録音レベルを調整します。一般的には再生するほうの音量を上げすぎると歪むので、再生側はあまり上げません。ですが、パソコン側のアンプの性能によってはノイズがのるので、双方をちょうどよい具合にしなければなりません。

外部からCDを録音する場合

 ボリュームコントロールやレコーディングコントロールに「CDオーディオ」というのがあります。これはパソコンの中の CD-ROM ドライブとサウンドカードがつながっていれば、パソコンの CDドライブからCDを録音できるものです。外部のラジカセから、CDを録音しようとしている場合には、これは関係ありません。

インターネットラジオの録音

 インターネットラジオなど、パソコンで再生されている音声をWAVファイルに録音したい場合は、上の手順でできるはずですが、「ステレオアウト」というところがボリュームなようです。もしこれでうまくいかないようでしたら、コードを使ってパソコンの出力を入力に入れてやるとよいでしょう。外部のステレオ機器の代わりをパソコンにさせるわけです。  
 もし、ステレオアウトが見当たらない場合は、[オプション]-[プロパティ] のところで、[表示するコントロール]を設定するとステレオアウトが表示されます。