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【ソ フ ト名】　入力モニター for Win32 Version 1.5
【登  録  名】　ImeMon15.lzh
【著作権　者】　神野　健吾
【掲　載　者】　神野　健吾(KHB04045)
【対応  機種】　Microsoft Windows 95/98 が動作するパソコン
【動作  確認】　IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】　LHA.EXEで解凍する　（例　C:\>LHA X ImeMon15）
【ソフト種別】　フリーソフトウェア
【転載  条件】　自由
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【ソフト紹介】

TCP/IPを利用して、自分のPCでの入力状況を他のPCからモニターできるように提供
したり、逆に他のPCでの入力状況を自分のPCでモニターするソフトです。

複数の入力者で連携して入力する時に、「他の人がどこまで入力しているか」を
それぞれの画面を覗き込まなくても自分の画面上で見えるようになります。

[特徴]
・モニターさせる/モニターする機能だけ
・チャットソフトを選ばない「汎用」ソフト
・確定する前の、変換中の文字もモニターできる
・サイズが小さい

TCP/IPを使っているため、ユーラックスを使ったシステムには使えません。

モニターできるのは、「一行編集」「チャットモード」系のウィンドウです。
・入力編集できるのは一行だけ
・入力したテキストが、ある操作(普通はリターンキー)でクリアされる

以下のチャットソフト・通信ソフト・入力支援ソフトで動作確認しています。

　EdLinE Version 1.0
　TTS Version 1.3
　秀Term for Windows95 Version 3.16 [ファイル(F)]→[チャットモード(C)]
　一行窓 for Windows95 Version 0.31
　ばななの木 Version 1.02

「他のアプリでの入力をモニターする」関係上、うまくモニターできないソフトも
存在します。また、(テストはしていますが)モニター先のソフトを巻き込んで
死ぬ可能性もゼロではありません。

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■動作環境

Microsoft Windows 95/98 で動作します。動作確認は次の環境です。

No-brand mini-tower  Celeron 366MHz     RAM 96MB  Windows98 (4.10.1998)
IBM ThinkPad 560E    MMX-Pentium 166MHz RAM 48MB  Windows95 (4.00.950B)

Windows3.1+Win32sやWindowsNT/2Kの環境は試していません。あんまり動作するとも
思えません。

また、TCP/IPを利用できるネットワーク環境も必要です。

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■インストール

アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、新規に作成したフォルダに格納
してください。

ReadMe.txt      このファイル                    (実行には必要ありません)
IMS.exe         実行ファイル(サーバー)
ImHook.dll      DLLファイル(サーバー)
IMC.exe         実行ファイル(クライアント)
SORC.LZH        ソースファイル                  (実行には必要ありません)

クライアント(IMC.exe)を実行すると、インストール先のフォルダに設定内容を
保存したIMC.iniが作成されます。

アンインストールする時は、インストール先のフォルダごと削除してください。
レジストリやWindowsフォルダを更新したりはしていませんので、フォルダごと
削除するだけで完了です。

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■改版履歴

2001/11/21 Version 1.5
　・クライアント
　　・CreatePopupMenu()したメニューをDestroyMenu()してなかったバグ修正。
　　・Win2K/XP(NT4も？)で正常動作しなかったのを修正(したつもり)。
　　　・左ドラッグのウィンドウ移動で、変な(画面外の)座標に移動してしまう
　　　　ことがある。
　　　・１画面に収まりきらない時には、スクロールして末尾が見えるように
　　　　しているのに、それが機能しない。
　・サーバー
　　・最小化ボタンを押しても最小化できなくなることがあるバグ修正。
　　・無効なコントロール上でもツールチップが表示されるようにした。
　　・Win2K/XP(NT4も？)で正常動作しなかったのを修正(したつもり)。
　　　・履歴(ログ)表示が乱れる。
　　　・モニター選択で、ファインダーをドラッグ＆ドロップしてもウィンドウを
　　　　選択できないことがある。

2001/02/03 Version 1.4
　・クライアント
　　・接続先に「名前」を指定できるようにした。
　　　「名前」も保存されるので、次からは一覧で「名前」を見て選択できる。
　　　また、接続したらタイトルバーにもそれを表示する。
　　・タイトルバーを消していても「どこに接続しているのか？」わかるように
　　　メインウィンドウ上でツールチップを表示するようにした。
　　・接続ダイアログの前後で、INIファイルを読み書きするようにした。
　　　複数起動してそれぞれ別々に接続しても、相互に反映される(はず)。
　　・保存(記憶)する履歴の数を40に増やした。
　・サーバー
　　・送信がエラーになったクライアントを、自動的に切断するようにした。
　　　不安定な接続状況下では切断されやすくなるかもしれないが、
　　　サーバーの負担は軽くなるかもしれない。
　　・「をモニターします」メッセージを、「どれなのか」わかりやすいように
　　　少し詳しくした。(かえってまぎらわしいかも)

2001/01/20 Version 1.3
　・クライアント
　　・[接続]と[切断]が分かれていると、再接続時の操作が面倒なので、
　　　[接続]だけにした。
　・サーバー
　　・WM_SETFOCUSも監視するようにした。
　　・リッチエディットの判定の前に、EM_GETLIMITTEXTで確認するようにした。
　　・自分自身をモニター先として選択すると異常終了することがあったので、
　　　選択できないようにした。
　　・起動した後でWindowsの配色が変更されたら、それに従うように修正。
　　・他アプリとの連携機能(API)を追加。現時点では、TTS/TtsKiwi 1.5以降が
　　　対応している。

2000/12/17 Version 1.2
　・共通
　　・ポート番号の入力桁数を５桁に制限した。
　・クライアント
　　・「接続」ダイアログにツールチップを追加。
　　・コマンドラインでIPアドレス(ポート番号)を指定して起動した時に、
　　　「接続」ダイアログを出さずにそのまま接続しにいく機能を追加。
　　　IMC.iniの[InputMonitorClient]エントリーにNoConnDlg1st=1を追加すると
　　　有効になる。
　・サーバー
　　・タスクトレイに格納する機能を追加。(システムメニュー)
　　・大きいマウスポインタでEDITコントロールのツールチップが点滅してしまう
　　　問題の対策。(Microsoftのバグっぽいけど)
　　・起動時に簡単なガイダンスを表示するようにした。
　　・リッチエディットの判定でIRichEditOle::Release()を呼んでいなかった
　　　のを修正。
　　・コマンドライン引数で、ポート番号を指定できるようにした。
　　・「モニターを解除しました」メッセージを表示するようにした。

2000/08/27 Version 1.1
　・共通
　　・非常に長い文字列を入力し(てモニターしようとし)た時に、不正な処理で
　　　落ちてしまう可能性があったのを修正。
　・クライアント
　　・起動時に、自動的に接続ダイアログを出すようにした。
　　・設定したIPアドレスを、履歴として20まで記憶するようにした。
　　・コマンドライン引数で、IPアドレス・ポート番号を指定できるようにした。
　・サーバー
　　・EM_REPLACESELも監視するようにした。(モニター先の文字列が変化しても
　　　捕まえられない場合があった)
　　・[IPアドレス]欄をEDITコントロールにした。選択してコピーして、他の
　　　アプリに貼り付け可能。
　　・クライアントから接続されたままの状態で終了しようとした時に、
　　　確認メッセージを出すようにした。
　　・[List]ボタンで接続中クライアントの一覧を表示できるようにした。
　　・[DNS]ボタンで、自ホスト名も表示できるようにした。
　　・ツールチップを追加。

1999/10/10 Version 1.0
　・正式公開版
　・ファイル名変更
　・クライアント
　　・右クリック or Appキーでポップアップメニューを出す。
　　・左ドラッグでウィンドウ移動する。
　　・「バージョン情報」を追加。
　　・iniファイルに設定を保存する。
　　・フォントの設定で縦書きフォントを出さないようにした。
　・サーバー
　　・MFCをやめ、WindowsAPIだけで書き直した。
　　・システムメニューに「バージョン情報」を追加。
　　・リードオンリーのウィンドウでもモニターできるようにした。
　　・クライアントへの送信処理を別スレッドにし、入力操作に影響が出にくい
　　　ようにした。

1999/07/31 さらにプロトタイプ版
　・クライアント
　　・「常に前面に表示」を追加
　　・「タイトルバーを表示しない」「メニューバーを表示しない」を追加
　　・「折り返して表示」を追加
　・サーバー
　　・Escキーで終了しないようにした。

1999/06/01 引き続きプロトタイプ版
　・リソースの解放漏れがあったのを修正。

1999/05/29
　・プロトタイプ版

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