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【ソ フ ト名】 RTD2 for Win32 Version 1.0
【登  録  名】 RTD2V10.LZH
【著作権 者】 神野 健吾
【掲 載 者】 神野 健吾(KHB04045)
【対応  機種】 Microsoft Windows 95/98/Me/2K/XP が動作するパソコン
【動作  確認】 IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】 LHA.EXEで解凍する (例 C:\>LHA X RTD2V10)
【ソフト種別】 フリーソフトウェア
【転載  条件】 自由
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【ソフト紹介】

複数台のパソコンを使った要約筆記(文字通訳)システムで、液晶プロジェクタや
大型TVで映すための画面を表示するソフトです。一般に、「表示用パソコン」とか
「出力用パソコン」とか呼ばれるパソコンで使われます。

■特徴

・スムーススクロールして表示する。
・フォントや色は自由に選択できる。
・縦書きや文字の縁取り、禁則処理にも対応している。
・(一部制限はあるが)さまざまなタイプのシステムに用いることができる。
・データの入出力機能を本体から分離させているため、新たなシステムやデータ
 取り込み方法にも簡単に対応できる。
・NativeなWin32APIだけを使っているので、ファイルのサイズやリソース消費が
 抑えられている。また、ランタイムライブラリの追加インストールも不要。

■動作条件

Microsoft Windows 95/98/Me/2K/XP 上で動作します。

作者は以下の環境で動作確認しています。

IBM ThinkPad 560E              MMX-Pentium 166MHz  48MB Windows95   4.00.950B
No-brand mini-tower            Celeron     366MHz  96MB Windows98   4.10.1998
Toshiba DynaBook DB55C/4CA     Celeron     550MHz  64MB WindowsMe   4.90.3000
Panasonic Let's note Pro CF-A2 PentiumIII  600MHz  64MB Windows2000 5.00.2195
NEC LaVie LJ300/2A             Celeron     650MHz 256MB WindowsXP   5.01.2600

※Windows3.1+Win32sでは動作しないでしょう。

■インストール

新しくフォルダを作成して、そのフォルダにアーカイブの中身を解凍して
ください。フォルダの場所や名前は何でも構いません。

ReadMe.txt      簡単な説明ファイル
RTD2.exe        実行ファイル
RtdCore.dll     表示機能のDLL
Clip.dll        プラグイン
Com.dll         プラグイン
HtApi.dll       プラグイン
Kiwi.dll        プラグイン
KiwiD.dll       プラグイン
SCS.dll         プラグイン
SORC.lzh        ソース
DOC\*.*         ヘルプ/ドキュメント

わかりやすい場所に、RTD2.exeへのショートカットを作っておくと便利でしょう。

・RTD2を実行すると、このフォルダにログファイルとiniファイルが作成されます。
・バージョンアップする時は、RTD2を終了させて、このフォルダに上書きで
 解凍してください。

■アンインストール

インストール先のフォルダごと削除してください。ショートカットを作っている
場合は、それも削除してください。

・レジストリは一切使っていません。
・インストール先のフォルダ以外の場所にファイルを作ったりするようなことも
 ありません。

■改版履歴

2005/03/10 Version 1.0
 ・RTD2のウィンドウ上で、マウスカーソルが静止したまま約5秒間経過したら、
  自動的にマウスカーソルが消えるようにした。
 ・SCS.dllの最大クライアント数を99に増やした。
 ・Clip.dllで、クリップボードオーナーが自分と同じクラス名でも、文字を
  受け取るようにした。
 ・無効なコントロール上でもツールチップが表示されるようにした。
 ・ヘルプをPDFに変更。
 ・KiwiD.dll (きうい(表示専用)) を追加。
 ・SCS.dllのサービス開始時に、IPアドレスとポート番号を表示するようにした。
 ・UNDOした時に「表示を戻す」のではなく「消すだけ」にした。

2001/04/07 引き続きプロトタイプ版
 ・HTMLのヘルプを追加。これに伴い、[バージョン情報(V)]を移動。
 ・「その他」ダイアログに、ログファイルを開く機能を追加。
 ・SCS.dllに、現在時刻を表示するコマンドを追加。
 ・SCS.dllに、切断するコマンドを追加。
 ・SCS.dllに、表示専用モードを追加。表示専用のクライアントには、UNDOした
  時に「GS(0x1d)<改行>」という文字列が送られる。
 ・Kiwi.dllを、表示専用モードのUNDOに対応させた。
 ・表示をバックスクロールできるモードを追加。
 ・APIの通知メッセージにいくつか追加。
 ・初期値をいろいろ変更。

2001/03/17 引き続きプロトタイプ版
 ・UNDOするAPIを追加。
 ・SCS.dllに、UNDOするコマンドを追加。UNDOした内容は「GS(0x1d)内容<改行>」
  という形式でクライアントへ返される。今のところ、TtsKiwi Ver.2.0以降
  だけが対応している。
 ・SCS.dllへ、秀TermやTeraTermのような、いきなりtelnetコマンドを送ってくる
  クライアントがうまく接続できなかったので、ごく簡単にtelnetコマンドを
  サポートした。

2001/03/03 引き続きプロトタイプ版
 ・2ドット以上の縁取りは、丸く円を描いて縁取るようにした。
 ・ダイアログにツールチップを追加。
 ・SCS.dllに各種コマンドを実装。「空行のみ改行」も可能。
 ・それに伴い、「空行のみ改行」でも画面のちらつきが少なくなるように改良。
 ・[バージョン情報(V)]を追加。
 ・起動時に、バージョン情報と、時刻と、文字数を調べるための文字列を表示
  するようにした。
 ・タイトルバーで右クリックした時に、システムメニューではなく、コンテキスト
  メニューが表示されていたバグを修正。
 ・同名のDDEサーバーの存在をチェックするようにした。
 ・「ハンドルを削除する」にスピンコントロールを追加。
 ・SCS.dll Kiwi.dllの「ポート番号」にスピンコントロールを追加。

2000/07/20 引き続きプロトタイプ版
 ・「プラグイン仕様」(PlginAPI.txt)と「Core DLL仕様」(CoreAPI.txt)を追加。
 ・DDEサービス名をiniファイルで指定できるようにした。
 ・ウィンドウ内の左ドラッグでウィンドウ移動できるようにした。
 ・Clip.dll HtApi.dll SCS.dllで、「送信」動作をできるようにした。
  Clip.dll    クリップボードにコピーする。(ループしないように対策済み)
  HtApi.dll   秀TermAPIで送信する。
  SCS.dll     全クライアントに送信する。(自分にも表示する)
 ・その他、ソースの冗長箇所を簡略化した。

1999/09/08
 ・プロトタイプ版

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