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【ソ フ ト名】 RTD for Win32 Version 2.2
【登  録  名】 RTD32V22.LZH
【著作権 者】 神野 健吾
【掲 載 者】 神野 健吾(KHB04045)
【対応  機種】 Microsoft Windows 95/98 が動作するパソコン
【動作  確認】 IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】 LHA.EXEで解凍する (例 C:\>LHA X RTD32V22)
【ソフト種別】 フリーソフトウェア
【転載  条件】 転載後メールで知らせてください
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【ソフト紹介】

RTDはシリアルポートから受信した文字を画面に表示するだけのプログラムです。
同様なソフトにM.Sakuraiさん作のRT.EXEがありますが、若干不満があったのと
自分でも作れそうなソフトだったので作ってみました。

主に、ULACSを使ってのPC字幕・要約筆記の出力用として使うことを想定して
いますが、2台のPCをクロスケーブルで直結して表示させる場合のことも考えて
作ってあります。

○同等なこと
・スムーススクロール
・フォントの種類や大きさを自由に選択できる
・文字の色や背景の色を自由に選択できる
・スクロール速度を調整できる

○できること
・勝手にログ取りしてくれる
・ウィンドウ内をフルに表示に使える
・フォント欠けや文字落ちを極力減らした
・クロスケーブルでの直結用にエコーバックできる
・クリップボードへの転送
・文字の縁取り表示
・縦書き表示(横スクロール)
・簡単な禁則処理

○できないこと
・他のシリアルポートへの転送
・コントロールコードの処理
・WIN16環境での動作

RTD.EXEはWIN32環境で動作します。Windows3.xのWIN16環境では動作しませんので
ご了承ください。
作者は以下の環境で動作確認しています。
No-brand mini-tower Celeron-366MHz  RAM96MB  Windows98 4.10.1998
Panasonic PronoteMini  i486DX4-75MHz  RAM16MB  Windows95 4.00.950 a
Windows3.1+Win32sやWindowsNTは確認できる環境がなかったので動作するか
どうかは不明です。

■インストール
アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、新たにRTD用に作成したフォルダ
(ディレクトリ)に格納してください。インストーラ等はありません。
README.TXT      簡単な説明ファイル      (実行には必要ありません)
RTD.EXE         実行ファイル
RTD.HLP         ヘルプファイル
COMMAND.TXT     拡張コマンド仕様        (実行には必要ありません)
SORC.LZH        ソースファイル          (実行には必要ありません)

バージョンアップの場合は、すべてのファイルをインストール先フォルダに
上書きしてください。

■改版履歴

Version 2.2 1999/09/08
・RTDの前面に他のウィンドウがある場合でもチラツキが少なくなるようにした。
 (でも無いにこしたことはない)
・行間空きの時、空行は標準の高さになっていたのを修正。
・DDEで使われることが多くなってきたみたいなので、忘れやすい「ローカルエコー
 する」の設定をしなくてもいいように変更した。秀TermAPIの場合も同じ。
 どちらも「ローカルエコーする」でも「しない」でも表示される。
・スクリーンセーバーの起動抑止をもう少し強化。
・スクロール間隔とスクロールライン数を細かく設定できるようにした。
・実行ファイルのサイズを少しだけ削減した。

Version 2.1 1999/06/12
・タイミングによっては、受信したデータを完全に表示しないうちにスクロールが
 停止するバグを修正。
・スクリーンセーバーの起動抑止を少しだけ強化。
・折り返さずに表示するモードを追加。

Version 2.0 1999/03/28
・DDEサーバー処理と秀TermAPI処理のバグ小修正。

Version 1.6A 1998/11/22
・DDEサーバー機能を追加。サービス名「RTD」 トピック名「Command」の実行
 トランザクション(WM_DDE_EXECUTE/XTYP_EXECUTE)のみです。コマンドは
 EditSendと同じで「[Send(....)]」が使えます。サービス名は実行ファイル名
 から取得します。
・秀TermAPIを使っての受信機能を追加。
・DDEも秀TermAPIも、内部処理はキーボードからの入力と同じになっているので、
 RTD自身に表示するためには「ローカルエコーする」ようにしてください。
・行間空きモードを追加。
・行頭が<FS>で始まる拡張コマンドを追加。

Version 1.5 1998/10/17
・ウィンドウの下端(縦書きの場合は左端)が他のウィンドウ類で完全に隠されて
 いる場合に、行単位で表示が抜けたり欠けたりするバグを修正。
・最大化していても左クリックでドラッグできてしまうバグを修正。
・「ハンドルを削除する」の設定を変更した時に、表示を更新するようにした。

Version 1.4 1998/08/30
・各設定ダイアログにツールヒント(もどき)を追加。マウスカーソルをダイアログ
 のコントロール上で静止させると、簡単な説明が表示されます。
・各設定ダイアログに[ヘルプ]ボタンを追加して、ヘルプを開けるようにした。
・太い縁取りもできるようにした。ただし、太くすると処理が重くなります。
・プライベートDCやクリッピング領域を使うようにして、描画性能を向上させた。
・アイコン化(最小化)している時の問題を解消した。(まだ何かあるかなぁ?^_^;)

Version 1.3 1998/08/01
・ソースファイル名を8+3形式に変更した。
・「時刻の記録」を60分に設定した場合うまく動作しなかった。60分で使うことは
 まず考えられないので削除。
・Windows95のフォントサイズを「大きいフォント」に設定してある時に、
 ダイアログに表示される文字が汚かったのを対策。
・簡単な禁則処理をサポート。
・「リソースだけのDLL」をロードして、リソース(メニューやダイアログ)を
 切り替える機能を追加。

Version 1.2 1998/06/06
・メモリの利用効率を改善した。(処理速度・安定度が向上したかも?)
・ある程度の時間が経つとスクロールを加速する機能を追加。
・メニュー項目にアクセラレータキーを追加し、いちいちメニューを開かなくても
 操作できるようにした。
・マウスの右クリックでポップアップメニューを表示、左ボタンのドラッグで
 ウィンドウ移動できるようにした。
・シリアルからの受信タイミングを変更した。表示に忙しい時は表示を優先し、
 受信はなるべく後回しになるようにした。
・RTDの描画領域が完全に隠されている場合に、スクロールが停止せずどんどん
 進んでしまい、受信したものが表示されない現象の対策をした。
・スクリーンセーバーの起動を抑止するようにした。

Version 1.1A 1998/04/03
・表示のちらつきとフォント欠けを抑え、描画性能を向上させた。
・行頭から「指定したバイト数分の文字」を表示しない機能を追加。
・指定した間隔でログファイルに時刻を記録する機能を追加。

Version 1.1 1998/03/12
・右スクロールモードを追加し、縦書き表示できるようにした。

Version 1.0D 1997/12/05
・マルチメディアタイマーを使って、高精度なスクロールを可能にした。ただし
 環境によっては危険なこともあり^_^;。
・フォントの縁取り表示をできるようにした。ただし環境によってはフォント
 欠けを生じることもあり^_^;。
・縁取りサポートに伴い、マッピングモードをMM_TEXTに変更。
・ローカルエコーをできるようにした。

Version 1.0C 1997/11/14
・ウィンドウの位置やサイズ・設定内容を.INIファイルに保存する。
・ログファイルのファイル名を起動時に決定してしまうのではなく、毎回書き込み
 時に決定するようにした。
・フォント選択ダイアログで、まず使いそうにないフォントを除外した。
・クリップボード転送の設定をその他の設定ダイアログに移動。
・シリアル未接続時にキー入力するとハングしてしまっていたので、書き込み
 タイムアウトを有効にした。

Version 1.0B 1997/10/30
・クリップボードへの転送機能を追加。

Version 1.0 1997/08/18

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