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【ソ フ ト名】 R-YAT for Win32 Version 3.0
【登  録  名】 RYATW30.LZH
【著作権 者】 神野 健吾
【掲 載 者】 神野 健吾(KHB04045)
【対応  機種】 Microsoft Windows 95/98/Me が動作するパソコン
【動作  確認】 IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】 LHA.EXEで解凍する (例 C:\>LHA X RYATW30)
【ソフト種別】 フリーソフトウェア
【転載  条件】 自由
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【ソフト紹介】

字幕用テロップ表示ソフトYATに、データを送り出して表示させるソフトです。

クロスケーブルで2台のパソコンを接続し、1台でR-YATを使ってデータ送出、
もう1台は表示専用としてYATでデータを受けて表示します。

R-YATはテキストエディタの機能も持っているので、テキストを編集したりコマンド
の引数を変更して送りなおして表示させ、それらの確認をしながらデータの作成も
できます。

YATには、字幕の表示や消去のタイミングをデータで指定して、全自動で表示させる
機能もあります。しかし、タイミングデータの作成には大変手間がかかります。
R-YATはすべて人間の判断でタイミングを見計らってデータを送って表示させます。
各画面ごとに操作する必要はありますが、タイミングデータの作成よりは手間が
少ないと思います。

[主な特徴]
・他のPCにデータを送って表示させることができる。(リモート表示)
・それに加えて、同じPC上のYATにも表示できる。(ローカル表示)
・テープ起こし作業用に、SndPlayを制御する。
・1回の操作で1画面分のデータを送出できるので、操作が楽。
・1台のPCで運用したい場合のために、R-YATを隠して操作できる。

データ送出先のYATは、Version 1.2以降を推奨します。

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■動作環境

R-YAT for Win32は、Windows95/98/Meで動作します。動作確認は次の環境です。

No-brand mini-tower  Celeron 366MHz     RAM 96MB  Windows98 (4.10.1998)
IBM ThinkPad 560E    MMX-Pentium 166MHz RAM 48MB  Windows95 (4.00.950B)

Windows3.1+Win32sやWindowsNT/2K/XPの環境は、試してませんし、あんまり考えて
作ってないので不明です。

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■インストール

アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、R-YAT専用のフォルダに格納して
ください。(例えば、C:\Program Files\R-YAT)

R-YAT.txt       このファイル                    (実行には必要ありません)
R-YAT.exe       実行ファイル
Scintilla.dll   DLLファイル
Sample.txt      サンプルデータ                  (実行には必要ありません)
SORC.LZH        ソースファイル                  (実行には必要ありません)
OMAKE.LZH       おまけ                          (実行には必要ありません)
License.txt     Scintillaのライセンス表示       (実行には必要ありません)

R-YATを実行すると、このフォルダにINIファイル(設定ファイル)が作成されます。

アンインストールする時は、R-YATのフォルダごと削除してください。ショート
カットを作っている場合はそれも削除してください。
R-YATは、レジストリに書き込んだりWindowsフォルダにINIファイルを作成したり
することはありません。

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■改版履歴

2004/02/04 Version 3.0
 ・コマンドライン引数でフォルダが渡されたら、そのフォルダでダイアログを
  開くようにした。
 ・カーソルが行頭以外の時にSndPlayの「現在位置を取得」をすると、
  内容が乱れていたのを修正。
 ・ツールバーにボタンを追加。
  リードオンリー 改行記号 行番号 文字数線

2002/08/24 Version 2.5
 ・DDEでTTS/TtsKiwiにもデータを渡せるようにした。
 ・リードオンリー時は、Enterで送出、Space等で消去できるようにした。

2002/05/28 Version 2.4
 ・ScintillaをX-Send Ver.1.5のものに変更。
  ・Ver.2.2以前の改行記号に近くなるようにした。
  ・なるべく等幅(半角2文字で全角1文字)フォントを使えるようにした。
  ・カーソル(キャレット)の色が、背景に応じて変わるようにした。
 ・初回の起動時にサンプルテキストを読み込むようにした。
 ・TABキーでSndPlayを再生/停止できるようにした。
 ・簡単なツールバーを追加。
 ・文字数線を表示できるようにした。

2002/03/06 Version 2.3
 ・編集ウィンドウを、RichEditからScintillaに変更。
  ・色の設定を細かくできるようにした。
  ・デフォルトで「コマンドを色表示」する。
  ・「いまいるページ」の左に矢印を表示する。
  ・左端に行番号を表示する。
  ・「改行記号」の表示方法を変更。
  ・「縦書きにする」を廃止。
 ・リードオンリー時は、保存系のコマンドを禁止。
 ・作成した色も記憶する。

2001/12/04 Version 2.2
 ・「表」や「ソ」など、2byte目が0x5cの文字をフォルダ名・ファイル名に含む
  ファイルを開けなかったバグを修正。

2001/10/27 Version 2.1
 ・FDから起動すると、送出のたびにFDへアクセスしてしまう問題を対策。
 ・UNCパスのファイルを開けないことがあるバグを修正。
 ・今開いているファイルのフォルダを、次回以降のデフォルトとする。

2001/03/24 Version 2.0
 ・DDE処理中はコマンドを何も実行しないようにした。
 ・DDE関係の処理をいろいろと最適化。
 ・bcc55でもコンパイルできるようにした。

2000/12/17 Version 1.5
 ・タイトルバーで右クリックすると、システムメニューではなくコンテキスト
  メニューが表示されてしまうバグを修正。
 ・横スクロールバーが表示されなかったり、横スクロール可能範囲が狭かったり
  することがある問題を対策。
 ・32767行を超える部分で、表示や処理がおかしくなることがある問題を対策。
 ・ファイルを開いている時は、タイトルバー左端のアイコンをドラッグして、
  エクスプローラや他のアプリにドロップできるようにした。
 ・改行記号の表示機能を追加。[設定(O)]→[改行記号の表示(L)]
  ただし、制限あり。(→■制限事項など)
 ・ファイルがドロップされたら、自分自身を前面に出すようにした。
 ・フォルダがドロップされたら、そのフォルダでダイアログを開くようにした。
 ・行番号ジャンプ機能を追加。[編集(E)]→[ジャンプ(G)...]
 ・カーソル位置の行番号を表示する機能を追加。[設定(O)]→[行番号の表示(N)]
 ・インラインコマンドを取り除いて、テキスト部分だけを表示する機能を追加。
  [YAT編集(Y)]→[テキストのみ表示(T)]
 ・インストールされている RICHED32.DLL のバージョンによっては、
  ・約44KB超の部分で、正しく編集できない。(4.0.835.1381未満の場合)
  ・日本語なのに1byteずつの処理になる。(英語版を誤インストールした場合)
  ような問題があったので、正しく動くバージョンを同梱した。
 ・VC5でコンパイルしたChkRE32.exeも同梱。RICHED32.DLLのバージョン・言語の
  確認用。
 ・[バージョン情報]ダイアログに、RICHED32.DLLのバージョンも表示。
 ・データによっては、ある特定位置の日本語が化けてしまうことがあったのを
  対策。(読み込み/貼り付け/ドラッグ&ドロップ)

2000/10/08 Version 1.4
 ・ショートカットを開こうとした時は、そのリンク先のファイルを開くように
  した。
 ・ファイルのパス名はすべて長い名前で扱うようにした。
 ・[消去コマンドを送出(C)]を追加(Alt+Delete/F11)。
 ・「&」を含んだパス名が、メニューの履歴で化けていたのを修正。
 ・履歴のパス名がとても長い場合は、途中を省略するようにした。(IE4以降)

2000/09/10 Version 1.3
 ・[コマンドを色表示(M)]を実行した後で[元に戻す(U)]すると、色表示が
  元に戻ってしまうので、Undoバッファをクリアするようにした。
 ・開いたファイルの履歴をiniファイルに保存・読み込みするようにした。

2000/06/28 Version 1.2
 ・シリアルで別PCのYATに送出すると、1行ごとに空行が入ってしまう大バグを
  修正。(Version 1.1の修正で混入)
 ・FDのデータファイルを開いて送出すると、送出のたびにFDへアクセスして
  しまう問題を対策した。(Microsoftの仕様かもしれない…?)
 ・おまけ(?)を追加。

2000/01/09 Version 1.1
 ・データのサイズが32KBを超えている時に、32KB以降の部分で、
  ・正常に送出されない
  ・送出後のカーソル位置がデータの末尾だったり戻ったりする
  ・ページ移動に失敗する
  ・[YAT編集(Y)]のコマンドが使えない
  などの問題があったのを修正した。
 ・最大テキスト長を1MBから10MBに拡張した。

1999/12/12 Version 1.0
 ・初版作成

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