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【ソ フ ト名】 SndPlay for Win32 Version 2.3
【登  録  名】 SDP32V23.LZH
【著作権 者】 神野 健吾
【掲 載 者】 神野 健吾(KHB04045)
【対応  機種】 Microsoft Windows 95/98/Me が動作するパソコン
【動作  確認】 IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】 LHA.EXEで解凍する (例 C:\>LHA X SDP32V23)
【ソフト種別】 フリーソフトウェア
【転載  条件】 自由
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【ソフト紹介】

Windowsの標準サウンド形式であるWAVEファイルの録音・再生をするソフトです。
それだけならば、他に優秀なソフトはいくらでもあるのですが、このソフトは
パソコンを使ったテープ起こしに便利に使えることを狙って開発しています。

エディタ/ワープロを使ってテープ起こしをする時に、デッキの操作をするために
キーボードから手を離さないといけないのは、うっとおしくて仕方ありません。
WAVEファイルに録音して再生ソフトを使うにしても、操作する時にはエディタから
再生ソフトに切り替えないといけません。
このソフトでは、キーボードから手を離さずに、エディタのまま操作できます。
もちろんエディタ/ワープロは、お好みのものが使えます。

なお、Ver.1.2からはMP3ファイルの再生、Ver.1.5からはWMA/ASF/CDAなどの再生
にも対応しています。

[特徴]
・エディタやワープロソフトから、再生・停止・巻き戻しなどの操作ができる。
・コマンド仕様やソースが公開されているので、自分の使いやすいように
 カスタマイズできる。
・録音・再生ソフトとしての機能はさほど充実していない。
・見た目もぱっとしない^_^;。
・サイズが小さいので、メモリ搭載量の少ないノートPCでも楽々。

■動作環境

SndPlay for Win32は、Windows95/98/Meで動作します。動作確認は次の環境です。

Toshiba DynaBook 55C/4CA  Celeron     550MHz RAM 64MB  WindowsMe (4.90.3000)
No-brand mini-tower       Celeron     366MHz RAM 96MB  Windows98 (4.10.1998)
IBM ThinkPad 560E         MMX-Pentium 166MHz RAM 48MB  Windows95 (4.00.950B)

Windows3.1+Win32sやWindowsNT/2K/XPの環境は、試してませんし、あんまり考えて
作ってないので不明です。

WAVEファイルを扱いますので、サウンド機能を持っていることが条件になります。
#たいてい持っていると思いますが。

また長時間録音したファイルは、数十MB〜数百MB単位のサイズになりますので、
充分なディスク容量も必要です。

■インストール

アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、SndPlay専用のフォルダを作成して
格納してください。(例えば、C:\Program Files\SndPlay)

ReadMe.txt      説明ファイル                    (実行には必要ありません)
SndPlay.exe     録音・再生 実行ファイル
VBMP3.dll       MP3再生用ライブラリ
KeyMap.exe      キー割当変更 実行ファイル
KbdHook.dll     キーボードフックDLLファイル
JoyMap.exe      ボタン割当変更 実行ファイル
SndPlay.mac     秀丸エディタ用マクロファイル
SndPlay.c       WZエディタ用マクロファイル
API.txt         DDEコマンド仕様                 (実行には必要ありません)
SORC.LZH        ソースファイル                  (実行には必要ありません)
Title.txt       登録用ファイル                  (実行には必要ありません)

SndPlay.exeを実行すると、インストール先のフォルダに設定内容を保存した
SndPlay.iniが作成されます。
同様にKeyMap.exeでKeyMap.iniが、JoyMap.exeでJoyMap.iniが作成されます。

アンインストールする時は、SndPlayのフォルダごと削除してください。ショート
カットを作っている場合はそれも削除してください。
レジストリに書き込んだりWindowsフォルダにiniファイルを作成したりは
していません。

■改版履歴

2005/03/16 Version 2.3
 ・直前の終了時に開いていたファイル・位置を起動時に開く機能を追加。
  [ファイル(F)]->[終了時のファイルを記憶・復元(L)]
 ・DDEのAPIにGetPos2/GetPos3/GetLen2/GetLen3を追加。
 ・最小化したら自動的にトレイに入れる機能を追加。(32bit版)
  タイトルバーを右クリック->[最小化でタスクトレイに格納(I)]

2004/01/14 Version 2.2
 ・ジョイスティックのボタンで操作するためのJoyMap.exeを追加。
 ・「最後に開いたファイルのあるフォルダ」が機能していなかったのを
  修正。(16bit版)
 ・フォルダがドロップされたら、そのフォルダでダイアログを開くようにした。
 ・コマンドライン引数でフォルダが渡されたら、そのフォルダでダイアログを
  開くようにした。
 ・「時分秒で表示」をデフォルトにした。
 ・「デバイスパラメータ」ダイアログに音質選択ボタンを追加。
 ・設定ファイルの同梱をやめ、初回起動時に自動的に作成されるようにした。

2003/10/07 Version 2.1
 ・タスクバーを左または上に配置して「ウィンドウ位置を記憶・復元」すると、
  位置がズレるバグ修正。(32bit版)
 ・タスクトレイに格納する機能を追加。(32bit版)
  タイトルバーを右クリック->[タスクトレイに格納(T)]

2003/04/24 Version 2.0
 ・前回と同じウィンドウ位置で起動する機能を追加。
  [ファイル(F)]->[ウィンドウ位置を記憶・復元(R)]
 ・[名前を付けて保存(A)...]した時に、履歴に追加するようにした。
 ・ファイルオープンダイアログの初期フォルダは、最後に開いたファイルのある
  フォルダとなるようにした。
 ・DDEのAPIのPlayとPlayPauseで、指定時間だけ戻って再生開始できるようにした。
  例えば[PlayPause(-8000)]をキーに割り当てておけば、そのキーを押すたびに
  ・一時停止
  ・8秒戻って再生開始
  と動作する。

2002/03/19 Version 1.5
 ・WinXPでVBMP3を使って再生すると固まったりするらしいので、なるべくVBMP3を
  使わない(=WindowsMediaPlayerの機能を使う)ようにした。(32bit版)
 ・そのおまけで、WindowsMediaPlayerが対応していれば、(たぶん)どんなファイル
  でも再生できるようになった。(32bit版)
 ・ファイル全体を繰り返して再生する機能を追加。
  [編集(E)]->[全体を繰り返し再生(A)]
 ・DDEのAPIにRepeatを追加。ある範囲を繰り返して再生する。
 ・連続的にコマンドを実行するとDDEが反応しなくなることがある問題の対策
  (したつもり)。(32bit版)

2001/12/15 Version 1.4
 ・最小化ボタンを押しても最小化できなくなることがあるバグ修正。
 ・「&」を含んだパス名が、メニューの履歴で化けていたのを修正。
 ・ファイルがドロップされたら、自分自身を前面に出すようにした。
 ・「表」や「ソ」など、2byte目が0x5cの文字をフォルダ名・ファイル名に含む
  ファイルを開けなかったバグを修正。(32bit版)
 ・UNCパスのファイルを開けないことがあるバグを修正。(32bit版)
 ・履歴のパス名がとても長い場合は、途中を省略するようにした。(32bi版IE4以降)

2000/09/20 Version 1.3
 ・コマンドラインで渡されたファイルを開くのに失敗した場合、それを何度も
  繰り返してしまい、操作できなくなっていたのを修正。
 ・「&」を含むファイル名の表示が化けるのを修正。
 ・パス名はすべて長いパス名に変換するようにした。(32bit版)
 ・ショートカットを開こうとした場合は、そのリンク先のファイルを開くように
  した。(32bit版)
 ・IE4以降の環境で、パス名が長くて表示しきれない場合は途中を省略して表示
  するようにした。(32bit版)
 ・KeyMapにツールチップを追加した。(32bit版)

2000/03/04 Version 1.2
 ・MP3の再生に対応。(32bit版のみ)
 ・時刻を「時分秒」で表示するモードを追加。
 ・DDEのAPIにPlayPauseを追加。
 ・[バージョン情報]を追加。
 ・開いたファイルの履歴を記憶するようにした。
 ・設定内容をiniファイルに記憶する。
 ・コマンドラインで渡されたファイルを開く。SendToにも使えます。
 ・ドロップ時の拡張子制限を撤廃。
 ・WZエディタ用のマクロを追加。

1998/11/14 Version 1.1
 ・VC++1.51でコンパイルした16bit版を作成。ソースは同じです。
 ・多重起動防止をちゃんと(?)組み込んだ。多重起動された場合は、元のヤツが
  アクティブになるようにしてあります。
 ・ドロップしたファイルが複数だった時は、最初に開けたヤツを有効にする。
 ・ドロップ後にDragFinish()するのを忘れていて、不安定になることがあった
  のを修正した。
 ・[名前を付けて保存]に失敗してもクローズしないようにした。空き容量が
  足りずに失敗した場合でも、再チャレンジできるようになったと思います。
 ・DDEのAPIにGetModeを追加。表に出しただけです。
 ・不要なリソースを削除して、実行ファイルのサイズを削減。
 ・ドキュメントをいろいろ更新。

1998/09/20 Version 1.0
 ・初版作成

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