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【ソ フ ト名】 YAT for Win32 Version 2.1
【登  録  名】 YAT32V21.LZH
【著作権 者】 神野 健吾
【掲 載 者】 神野 健吾(KHB04045)
【対応  機種】 Microsoft Windows 95/98/ME が動作するパソコン
【動作  確認】 IBM-PC/AT互換機
【作成  方法】 LHA.EXEで解凍する (例 C:\>LHA X YAT32V21)
【ソフト種別】 フリーソフトウェア
【転載  条件】 自由
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【ソフト紹介】

字幕用のテロップ表示ソフトです。「ただ表示するだけ」のソフトであって、これ
だけで完結したシステムではありません。

好みが分かれると思いますが、気に入った方は使ってみてください。

[特徴]
・データはテキスト形式です。データ仕様も公開しています。(→TelopDat.txt)
・「ただ表示するだけ」です。データ作成にはエディタ等をお使いください。
・ファイルはテキスト形式なので、テープ起こしのテキストをそのまま使えます。
・ファイルから読み込む以外に、RS232CやDDE等で外部からのデータ取り込みを
 サポートしているので、他ソフトや他のパソコンとの組み合わせが可能です。
・もちろん、表示色や文字サイズは自由に設定可能です。
・縦書きや縁取りやルビもサポートしています。
・1行の中で文字ごとに色を変えることもできます。
・枠線やタイトルバーを消して、スーパーインポーズにも使えます。
・さらに背景を透過する機能を使えば、パソコン上で映像と字幕を合成できます。
・ソースを公開しています。開発環境を持っている人は移植・改造するなりデータ
 作成ソフトを作るなりしてください。
・各種ソフト(EditSend、Cover等)を組み合わせて使うのが効果的です。
・ワイプやスクロールの機能はないので、本格的なテロップソフトに比べると貧弱。

■動作環境

YAT for Win32は、Windows95/98/MEで動作します。動作確認は次の環境です。

No-brand mini-tower  Celeron 366MHz     RAM 96MB  Windows98 (4.10.1998)
IBM ThinkPad 560E    MMX-Pentium 166MHz RAM 48MB  Windows95 (4.00.950B)

Windows3.1+Win32sの環境では動作しないでしょう。
WindowsNT/2K/XPでは、あまりテストしていませんが、たぶん動作するでしょう。

■インストール

アーカイブを解凍してできる以下のファイルを、YAT専用のフォルダに格納して
ください。(例えば、C:\Program Files\YAT)

ReadMe.txt      説明ファイル            (実行には必要ありません)
YAT.exe         実行ファイル
Sample.txt      サンプルデータ          (実行には必要ありません)
TelopDat.txt    データ仕様書            (実行には必要ありません)
TIPS.LZH        テクニック集            (実行には必要ありません)
HIDEMARU.LZH    秀丸エディタ用マクロ    (実行には必要ありません)
SORC.LZH        ソースファイル          (実行には必要ありません)
Title.txt       登録用ファイル          (実行には必要ありません)

■改版履歴

2004/02/03 Version 2.1
・32bit/16bit共通
 ・常に手前に表示する機能(.tmコマンド)を追加。
 ・fileを読み込む機能(.ldコマンド)を追加。
・32bit版
 ・SimpleChatServerから読み込む。
 ・秀丸エディタ用マクロに追加。

2003/01/22 Version 2.0
・32bit/16bit共通
 ・.wzコマンドで移動させた時に、以前の内容が一瞬表示されるバグを修正。

2002/06/07 Version 1.5
・32bit/16bit共通
 ・マウスカーソルは自動的に消えるようにした。
 ・|.ol(2)
  |ここは縁取り2ドット
  |.ol(0)
  |ここは縁取りなし
  といったデータで、2行とも縁取りなしで描画されていたバグ修正。
 ・その他内部的な改良。
・32bit版
 ・背景を透過させる機能(.tpコマンド)を追加。

2001/03/10 Version 1.4
・32bit/16bit共通
 ・縁取りをより丸くなるようにした。
 ・太い縁取りの場合、速度を犠牲にしてでも塗りつぶし、漏れをなくせる機能
  (.opコマンド)を追加。
 ・縁取りの幅を10ドットに制限していたが、50ドットまで指定できるようにした。
 ・半透過*風*の背景を作れるように、背景に格子模様を描ける機能(.hc .ht .hs
  コマンド)を追加。
 ・[現在の属性を表示(A)...]ので色の値が、RGBではなくRGGを表示していた
  バグ修正。

2000/10/15 Version 1.3
・32bit/16bit共通
 ・色に名前を付ける機能(.dcコマンド)を追加。
 ・起動時に、同じ名前のDDEサーバーの存在をチェックするようにした。
 ・タイトルバーにDDEサービス名を表示。(NoServiceNameOnTitleBar=1で抑止)
・32bit版
 ・秀丸エディタ用マクロを追加。

1999/12/12 Version 1.2
・32bit/16bit共通
 ・ルビに「レベル」を指定できるようにした。
・32bit版
 ・特殊な起動の仕方をすると、INIファイルが実行ファイルのフォルダに作られ
  ないことがあったのを修正。
・16bit版
 ・シリアルで受けている時に、データ・タイミングによっては不正な処理で
  落ちてしまうのを修正した。

1999/10/31 Version 1.1
・32bit/16bit共通
 ・スクリーンセーバーの起動抑止を少し強化。
 ・ウィンドウの位置とサイズをINIファイルに保存するようにした。
 ・DDEサービス名をINIファイルで変更できるようにした。
 ・DDEサービス名は大文字小文字を区別しないようにした。
 ・データ終端での描画を禁止できる機能(.duコマンド)を追加。
 ・「クリップボードから読み込む」を選択した時に、CF_TEXT形式のデータが
  存在していればクリップボードをクリアするようにした。
 ・行間空きの機能(.ilコマンド)を追加。
 ・「現在の属性を表示」する機能を追加。
 ・2ピクセル以上の縁取りは、丸く縁取るように変更。
 ・1文字ごとに色を変更できる機能(.icコマンド)を追加。
 ・ルビを表示する機能(.rb .rcコマンド)を追加。
・16bit版
 ・シリアルでDSRを無視していなかったので、ケーブルの結線によってはうまく
  通信できなかったのを修正。
 ・.ws .wtコマンドが32767(約32秒)までしか扱えなかったのを修正。

1998/08/22 Version 1.0
 ・初版作成

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