======================================================== リアルタイムPC入力者支援用チャットアタッチメント 一行窓.exe ver 0.13 for Win95 ======================================================== 1998/05/20 米田 勉(JBE02346) ======== ◆最初に ======== 本プログラムは、字幕RTを入力する際の支援用のソフトです。 一行入力窓(チャット窓)が無い通信ソフトは、パソコン通信 を使って文字通訳を行う際に、非常に苦労しますが、本ソフト とEditSendを組み合わせて使用すれば、一行入力機能以外に、 ハンドル即時変更や定型挨拶・歌詞送信という機能が使用でき るようになります。 入力窓は、イベント字幕用に使うため大小切替が可能です。 原稿ファイルは最大10種類読み込み、瞬時切替できます。 ハンドル/短文登録は最大で360種類可能です。 クイックガイド 可変ハンドルの送信は ALT+A〜Z or 当該ハンドルをダブルクリック 固定ハンドルの送信は ALT+0〜9 入力窓1〜3の切替は TABキー 原稿ファイルの切替は CTRL+0〜9 (ハンドル登録も同期して変化) 原稿送信は 送信ボタン or 入力窓1〜3でダブルクリック 原稿の早送りは 原稿表示窓で該当行をダブルクリック 入力画面の拡大/縮小は フレーム(灰色の部分)でダブルクリック shift+alt+0 で大画面 shift+alt+9 で小画面 shift+alt+8 で原稿拡大画面 shift+alt+7 で訂正入力 ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ |本ソフト | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | ||入力窓1 | 変更時 | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | ||入力窓2 | 0送信 | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | ||入力窓3 | 終了 | |・−−−−−−−−−−−−−−−−−・ | |・−−−−−−−−−−−−−−−−・・−−−−−−・| ||ハンドル登録窓群 || 原稿表示窓 || || || || || || || |・−−−−−−−−−−−−−−−−・・−−−−−−・| ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ ↓ クリップボード経由 ↓ ・−−−−−−−−−−−−−−・ |editsend.exe | |クリップボードを監視して送信| |するモードを選択 | ・−−−−−−−−−−−−−−・ ↓ ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ |通信ソフト 秀term,AIRCRAFT等エディタ等| ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ ============== ◆インストール ============== ファイル一覧 ================================================================= 一行窓.DOC あなたが今見ているこのファイルです。 一行窓.EXE 実行ファイル本体です。VBでコンパイルしています。 役名.TXT ハンドル登録ファイルです。 歌詞.TXT 歌詞ファイルです。 ================================================================= インストール 記憶容量に余裕があるフォルダ(ディレクトリ)に全部放り込んで下さい。 そのディレクトリで実行すれば問題ありません。 その他に必要なソフト ・EditSend.EXE v1.2A 神野さん(KHB04045)作成の汎用転送ソフト http://www.vector.co.jp/authors/VA006163/pcjimaku.htm ・通信ソフト(普段使用してなければWin95付属のHYPER TERMでも可能) ニフティマネージャには使えません。 秀termが推奨です。 ========== ◆動作環境 ========== WINDOWS95で動作します。3.1では動作しない可能性があります。 以下の機種で動作確認しています。 Panasonic Let's note AL-N2 RAM 96MB WINDOWS95 DELL 466Lv RAM48MB WINDOWS95 FMV メビウス ========== ◆使い方 ========== 1.役名と事前原稿が入った原稿ファイルを作成しておきます。 フォーマットについては、後述の原稿ファイルフォーマットと 同梱した原稿ファイル群を参照願います。 また、原稿ファイルがたくさんある場合は、原稿1.txt,原稿2.txt ...原稿9.txtと名前を付けて同じディレクトリに格納しておいて ください。(これは起動時に読み込み後で瞬時切替できます) 2.お使いの通信ソフトを起動し、チャット状態まで持っていきます。 3.一行窓.EXEを起動します。 4.起動すると、定型ファイルの指定画面が現れますので、当該ファイル を指定して[LOAD]を押してください。途中で保存する場合は、[save] を利用してください。(loadした物だけが保存できます) クリップボード誤送信防止のため、clearボタンをクリックしてください。 5.EditSend.EXEを起動して次の設定をします。 ・設定->送信先ウィンドウの設定 送信先は、通信ソフトの入力窓(秀termの場合は、 チャット入力モードを解除しておく) ・送信モード クリップボードを監視して送信 (この時に、もしクリップボードにデータが有ると、全部 送信してしますので、事前に一行窓の{clear}をクリック) ・メッセージ設定については、各種ソフトにあわせます 標準的には、 「WM_IME_CHAR」を使う 「Sendmessage」を使う 「CRのみ」を使えばいけますが、ソフトによっては、 改行は、vk-returnの場合があります。 ・ここまで設定した後、EditSendは最小化しておきます。 6.役名が割付られますので、ALT+A 〜 Zを押せばハンドルの変更が 瞬時に可能です。現在自分がどのハンドルになっているかが ハイライトバー表示されます。またALT 0〜9にも割付できます。 また、登録ハンドル名をオンラインで変更できます。 終了時に役名を保存するかキャンセルするかの選択が可能です。 この窓をダブルクリックするとハンドルが送信されます。 ※ ALT0〜9に登録したハンドルはオフライン変更となります。 7.原稿ファイルの送信キーを押せば、定型原稿が送信できます。 原稿が急に飛んだ場合は、飛んだ先の部分をダブルクリックする とそこから送信するようなります。 送信キーに付加されている数字は、CTRL+Nで選択した原稿ファイル 番号Nを表示しています。読込ファイルに付属した原稿は0に固定 されます。 8.NIFTY以外にu-lacsにも使えるように設計しています。 u-lacsで一番使用するCTRL-C+LIST,CTRL-C+NEXTコマンドをボタン 一つで送信できます。 9.ハンドルの送信動作をハンドル変更時または改行毎に行頭に付加 するように選択が可能です。ニフティ利用時の場合は、ハンドル を変更するとニフティのシステムが記憶してくれますので、毎回 送信する必要はありません。但しU-LACSの場合U-LACSのハンドル 登録機能は変更がしにくいため除外しいるのとリバースケーブル 接続の場合、ハンドル記憶機能が無いため設計しました。 ---------変更時送信モードの動作---------- /HA BB ハンドル変更を行った。 本日はー 入力「本日はー」 /HA みやび ハンドル変更を行った。 晴天なり。 入力「晴天なり」 ---------行頭時送信モードの動作---------- (送信しない) "BB)"にハンドル変更を行った。 BB)本日はー 入力「本日はー」 (送信しない) "みやび"にハンドル変更を行った。 みやび)晴天なり。 入力「晴天なり」 ----------------------------------------- 10.画面のフレームの部分(灰色)をダブルクリックすると 画面サイズが切り替わります。(イベント字幕用) 11.入力窓をダブルクリックすると、歌詞ファイル内容が送信窓に 投入されますので、修正することもできます。 12.原稿ファイルが原稿1.txt〜原稿9.txtで作成してある場合は 起動時に歌詞ファイルエリアに読み込んでいます。切替は ctrlキーと数字キーを同時に押してください。 ctrl+1 → 原稿1.txt に切り替わります。 ctrl+2 → 原稿2.txt に切り替わります。 ...... ctrl+9 → 原稿9.txt に切り替わります。 同時にハンドルも変更になります。 原稿ファイルは一行窓と同一のフォルダに作成してください。 13.訂正専用モードをでは(↑○○→□□)のうち、○○と□□ だけを入力すれば、送信されます。(↑→)は自由に設定可能 14.窓の切替は、ダブルクリック以外にも可能です。 入力窓で、shift+alt+0で巨大窓,shift+alt+9で小さい窓 shift+alt+8でテキスト送信モード、shift+alt+7で訂正モード にダイレクトジャンプします。 ========== ◆設定変更 ========== 役名が大幅に変更となる場合は、あらかじめ作成しておいて 定型ファイルを再指定してください。(巨大窓での操作) あらかじめ作っておいて、コピーすると簡単です。 ========================== ◆原稿ファイルフォーマット ========================== ・ファイル名は自由です。 一つのファイルで登録できるハンドルは36個です。 A〜Zに割り付けたハンドル名はソフト使用中に変更できますが、 0〜9に割り付けたハンドルはオンラインでの変更はできません。 ファイルの構成は ニフティ使用時(ハンドル名の前に/HAが必要) -------------------------------------------------------------------- 1行目 A:/HA BB |先頭行からA:〜Z:を割振 2 B:/HA ○○ ○○□ | . . | . . | 26行目 Z: | 27行目 0:/HA 子供 □ |27行目から0:〜9:を割振 . 1:/HA 男性 □ | . 2: | . . | . . | 36行目 9:<電話の音> | 37行目 歌詞ファイル部分 |37行目から歌詞ファイル . 送信原稿 | | 終わり |最終行 [EOF] | -------------------------------------------------------------------- イベント字幕時 -------------------------------------------------------------------- 1行目 A:BB |先頭行からA:〜Z:を割振 2 B:○○ ○○□ | . . | . . | 26行目 Z: | 27行目 0:子供 □ |27行目から0:〜9:を割振 . 1:男性 □ | . 2: | . . | . . | 36行目 9:<電話の音> | 37行目 歌詞ファイル部分 |37行目から歌詞ファイル . 送信原稿 | | 終わり |最終行 [EOF] | -------------------------------------------------------------------- どのアルファベットに割り付けているか判断しやすくするため A:米田 勉 等行頭2文字は固定としてください。 ↑ この2バイト分の文字は無視します。 ニフティで使用する場合、"/HA "が必要なので、 A:/HA BB □ という形態で記入が必要です。 ==================== ◆転載条件・免責など ==================== ○このプログラムは米田 勉(Nifty:JBE02346)が製作しました。 フリーソフトウェアであって、著作権は放棄していません。 但し、結果をフィードバックしてもらうことを条件に改良を してもらっても構いません。フィードバッグ先は私(JBE02346) 宛MAILでお願します。 ○転載する場合(まず必要ないだろう)は、自由にどうぞ。連絡不要です。 ○このプログラムを使用した(あるいは使用できなかった)結果 生じた問題については責を負いません。 ○EditSendを起動した後、カット&ペースト操作には十分注意しましょう。 思わぬ送信が行われてしまいます。 ========== ◆変更履歴 ========== 1997/12/09 ver. 0.01 汎用な物をと考えていたらできてしまった。 1997/12/11 ver. 0.02 NIFTYとu-lacsに対応するようにした。 固定登録ハンドルを追加。 汎用コマンド /ust /ust2を追加した。 640*400に対応するため画面を小さくした。 1997/12/14 ver. 0.03 歌詞の送信位置をダブルクリックすれば変更できるようにした。 変更した役名を保存終了するか選択するようにした。 画面のサイズの切替を可能とした。 役名の登録を/ha が必要とするようにした(ver 0.01に戻した) 1997/12/16 ver. 0.04 小さい窓の時に入力窓を30文字まで表示するようにした。 ハンドル窓をダブルクリックすれば送信するようにした。 入力窓をダブルクリックすれば、歌詞ファイルが送られて くるようにした。また、窓位置の上下関係を逆転した。 NOW NAME窓を設定した。 固定登録ハンドル送信時は、色をリセットした。 1997/12/21 ver. 0.05 表示文字サイズの調整21文字対応とした。 最大化ボタンを表示しないようにした。 表示枠の微調整をした。 1997/12/26 ver. 0.06 歌詞ファイルに/ha埋め込みでハンドルがある場合、自動的 に送信するようにした。また送信した名前を表示するよう にした。 1998/03/10 ver. 0.07 歌詞ファイル及び、役名ファイルの仕様を変更した。また 従来固定としていた0〜9も割り当て可能とした。(半固定) 役名+歌詞ファイルを後で取り込みするように変更。 1998/03/11 ver. 0.08 原稿ファイル1〜9を起動時に取り込めるように変更した。 ctrl+0〜9で歌詞ファイルの変更が即座に可能となった。 [save]コマンドを作成した。 1998/03/12 ver.0.09 NIFTY/ULACS切替をトグルスイッチにした。 ハンドル送信方法を「行 頭」と「変更時」に切り分けた。 行 頭:とにかく一行送信毎に行頭に付く。 変更時:ハンドル変更した瞬間のみ表示 1998/03/13 ver.0.10 画面サイズを調整(640*400)に対応 1998/04/17 ver.0.11 テキスト拡大送信ページ及び、ファイル取り込みページを 新規作成 1998/05/19 ver.0.12 クリップボードクリアボタンを追加 イベント字幕用に訂正専用モードを追加 窓ジャンプにshift+alt+0,9,8,7を追加 1998/05/20 ver.0.13 ハンドル窓もctrl+0〜9に合わせて変更可能とした。 ---------------------- End of file -------------------------