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  テキストファイル参照ソフト  〜いわView(IwaView)〜 Version 02.04
                                             Date:2005.04.14
                                             柴田成弘(旧姓:岩崎)
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☆                       「 取り扱い説明書 」
    目次
  1. 必要なファイルについて
  2. 使用する前に
    1. 1 起動方法
  3. 操作方法
    1. ファイルを開く
    1. 1.1 画像ファイルの表示
    1. 文字列検索
    1. 全体印刷
    1. 部分印刷
    1. 行指定による行の削除
    1. 行指定による行のコピー
    1. ファイル削除
    1. ファイルを閉じる
    1. 終了する
    1. 10 属性の変更
    1. 11 行番号表示
    1. 12 簡易エディタ
    1. 13 1バイトの改行文字を2バイト改行文字に置き換える
    1. 14 自動スクロール
    1. 15 指定行削除機能
    1. 16 バイナリ表示機能
    1. 17 日本語変換機能
    1. 18 不正データ補正機能
    1. 19 ワードラップ変換機能
    1. 20 2バイトの改行文字を1バイト改行文字に置き換える
    1. 21 バイナリ表示ファイルの生成および復元
    1. 22 新規作成
    1. 23 名前を付けて保存
    1. 24 複数ファイル印刷
    1. 25 部分バイナリ表示
    1. 26 CSVファイル解析機能
    1. 27 カレンダー作成
    1. 28 テキストファイルコンペア機能
    1. 29 ファイルの分割/結合機能
    1. 30 アルバム作成機能(HTMLファイル作成支援)
    1. 31 複数ファイル検索
    1. 32 複数ファイル変換
    1. 33 複数ファイル文字列置換
    1. 34 図形描画機能
  4. 制限事項
  5. その他

1.必要なファイルについて
Msvbvm60.dll (Microsoft Corp. に著作権があります)
Comctl32.ocx
Comdlg32.ocx
雑誌の付録の CD-ROM などに入っています。(^_^)

2.使用する前に
2.1 起動方法
MS-Windows 95/98/NT/Me/2000/XP 上で動作します。
1) エクスプローラから IWAVIEW.EXE をダブルクリックして実行する。
2) ショートカットを作成して実行する。
3) C:\WINDOWS\SendTo フォルダにIWAVIEW.EXEのショートカット作成 すれば、エクスプローラからテキストファイルを選び右クリックのプル ダウンメニューの「送る」でIWAVIEWに送ることで実行できます。(^^;)   (これは、Windows 95/98の場合の例です。)

3.操作方法
3.1 ファイルを開く
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「ファイルを開く(O)」を選択す る。
2) 「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
3) 開くファイルのドライブ、ディレクトリを選択して、ファイル名を一覧 から選択する。
4) 「了解」ボタンをクリックすると、「ファイル名入力」ダイアログが閉 じてファイルがオープン状態になります。
5) メイン画面にファイルの内容が表示されます。
6) 「オプション」ボタンをクリックすることで、ファイル表示属性が変更 できます。(通常、アーカイブ、読み出し専用、隠しファイル、システ ムファイル)チェックしてあれば、その属性のファイルの参照ができま す。
7) Unicodeテキストファイルの参照は、自動的に認識して表示します。   開いているときに、ステータスバーに「Unicode」と表示されます。

3.1.1 画像ファイルの表示
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「ファイルを開く(O)」を選択す る。
2) 「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
3) 「<< 画像ファイル」ボタンをクリックすると、画像ファイルが表示で きるダイアログに切り替わります。
4) ファイル名リストボックス内のファイルを選択すると、左のピクチャボ ックスに画像が表示されます。ファイル名リストボックス内に、フォー カスがある場合に、↑または↓キーで、選択されているファイルを変更 することで、画像ファイルの表示が素早く変更されます。
5) 「別画面」ボタンをクリックすると、別のウインドウに画像が表示され ます。
6) 「削除」ボタンをクリックすると、現在選択中のファイルが削除できま す。「xxxxx.xxx を削除します。」と「本当に良いですか?!」がで ます。 両方を「OK」にしないと削除されません。
7) 「ファイルを開く」ダイアログに戻る場合には、「戻す>>」ボタンをク リックすることで戻れます。

3.2 文字列検索
1) メニューバーの「編集(E)」から「検索(K)」を選択する。
2) 「検索」ダイアログが表示されます。
3) 文字列を入力し、「下方向に検索」または「上方向に検索」ボタンを   クリックしてください。 半角英字の大文字/小文字は区別されます。
4) 「終了」ボタンをクリックすると、ダイアログは閉じます。 閉じた後でも、「下方向に検索」F3キーで、「上方向に検索」F4キー   で行えます。
5) 検索文字列の登録は、「検索」ダイアログを表示しなくても、表示中の 文字列を反転させ「編集(E)」「コピー(C)」または、Ctrl+C で、でき ます。
6) 「一覧作成」ボタンにより「検索」ダイアログは消され、 「検索結果一覧」ダイアログが表示されます。 検索された一覧の各行を選択し「表示」ボタンをクリックするか、 行をダブルクリックすると、メイン画面の表示範囲が、その行を一番上 として再表示されます。
7) 検索時に大文字小文字の区別をするかしないか、選択できます。

3.3 全体印刷
1) メニューバーの「ファイル(F)」「印刷(P)」選択する。
2) 「印刷」ダイアログが表示されます。
3) 「印刷範囲の選択」が「全 部」であることを確認する。
4) 「印刷」ボタンをクリックすると印刷処理を開始します。
5) フォント名は、「MS明朝」「MS ゴシック」「明朝」が選べます。   フォントサイズは、6.4, 6.8, 7.4, 8, 9.75, 10.5, 12 が選べます。 フォント名、フォントサイズは、これ以外の物を指定したい場合は、   それぞれの枠に直接キーボードで入力してください。
6) ヘッダーのある/なしを指定できる。   ヘッダーは、頁の1行目に右詰めで印刷される。   ヘッダーの内容は、「ファイル名 日付 : ページ数」からなり、   ファイル名、日付は出す/出さないの指定ができる。
7) 改頁文字キー"<NP>"を有効にする。 "<NP>"が行の先頭にあった場合に、そこで改頁されることができる。   (NPは、半角英大文字)
※改頁文字キー有効を指定しても、行番号ありのときには無効となる。
8) 段組は、1段または2段組が選べます。   左マージンは、以下のように取られます。
  1段:ハードマージン+No
  2段:ハードマージンのみ
  (No:1段の時に左マージンのソフトマージンを指定できます。)   (0〜99oの範囲で指定可能です。初期値:10o)

3.4 部分印刷
1) 「印刷」ダイアログの「印刷範囲の選択」を「部 分」にする。
2) 開始行/終了行をスクロールバーで変更する。
3) 現在表示されている行を基準に前後4096行の範囲で印刷できます。
4) その他、全体印刷と同様。

3.5 行指定による行の削除
1) 削除したいある行から行までをマウスを使って反転させる。
2) メニューバーの「編集(E)」から「行削除(L)」を選択する。
3) 指定された行全体が、反転しなおされて、「部分削除」ダイアログが 表示されます。
4) 「行削除」ボタンを押せば、開始行から終了行までが削除されます。  このとき、ファイルを更新します。バックアップはありません。
5) 開始行/終了行は、スクロールバーで変更できます。開始行を基準に  前後32,767行の範囲で変更できます。  スクロールバーで行を変更しても反転している行は、最初のまま変更  しません。

3.6 行指定による行のコピー
1) クリップボードにコピーしたい行を指定します。
2) メニューバーの「編集(E)」から「行コピー(G)」を選択する。
3) 「行指定コピー」ダイアログが表示される。
4) 開始行/終了行を、スクロールバーで決定し「コピー」ボタンを押せば 指定した行が、クリップボードにコピーされます。
5) 開始行を基準に前後4,096行の範囲で変更できます。

3.7 ファイル削除
1) メニューバーの「ファイル(F)」「ファイル削除()」を選択する。
2) 削除確認ダイアログが2回表示されます。  「xxxxx.xxx を削除します。」と「本当に良いですか?!」が  でます。両方を「OK」にしないと削除されません。

3.8 ファイルを閉じる
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「ファイルを閉じる(C)」 を選択する。
2) 使用中のファイルが閉じられ、メイン画面の情報がクリアされる。

3.9 終了する
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「終了(X)」を選択する。   または、F9キーを押す。 「いわView」が終了します。

3.10 属性の変更
1) メニューバーの「オプション(O)」から「属性(H)...」を選択する。
2) 「属性」ダイアログが表示されます。
3) 現在表示中の「フォント名」「フォントサイズ」「表示する行数」 「背景色」「文字色」が、それぞれ表示されます。
4) それぞれの値を変更して、「了解」ボタンをクリックする。
5) 「フォントサイズ」「表示する行数」「背景色」「文字色」は、 「いわView」終了時に保存されます。これ以外は、保存されません。
6) 他に、[検索/更新]、[自動スクロール]の属性の変更ができます。
・検索結果の表示位置:
指定された文字列を検索してジャンプした時に、その文字列の行を 上から何行目に表示させるかを指定する。(初期値=1) 終了時に保存される。
・ファイル更新時のバックアップファイル:
行削除、変換、簡易エディタ、等のファイル更新時に、1回前のファイル をバックアップファイルとして保存する。このバックアップファイルを作成するか どうかを指定できる。(初期設定「しない」) 終了時に保存される。 なお、バックアップファイルは、元ファイルと同じディレクトリに作成されます。
・自動スクロール:
自動的に縦方向のスクロールを行える。 スクロール方向(↓、↑)、スクロール速度を指定できる。 初期スクロール方向は↓。終了時に保存されない。
・ワードラップ:
ワードラップ時に、何バイトで改行させるのかを指定します。 2〜256の範囲で指定できます。 終了時に保存される。
・簡易エディタ:
簡易エディタ時の、範囲行を指定します。 現在表示の先頭行を基準に前後何行を編集対象にするのか指定し ます。それぞれ、60,120,240,360,480の中から選べます。 終了時に保存される。
・その他:
最近使ったファイルの一覧を1〜9コの間で指定できます。 メニューバーの[ファイル(F)]のプルダウンの[終了(X)]の上に表示される ファイル名の一覧の数のことです。(初期設定「4」)
7) メイン画面の縦スクロールバーを右または左側に表示する指定ができます。

3.11 行番号表示
1) 画面上に行番号が表示されます。 また、行番号ありのままでスクロールすると少し遅くなります。
2) メニューバーの「オプション(O)」から「行番号あり(A)」を選択する。  または、F6キーを押す。スイッチになっていますので、付いたり  消えたりします。

3.12 簡易エディタ
  現在表示中の前後何行分かの編集をすることができます。   文字列の置換、罫線文字の挿入ができます。  ツールバー上の「─」「━」「┠」それぞれのボタンを押すことにより、  それぞれの罫線のボタンが右側に現れます。  「─」:細罫線、「━」:太罫線、「┠」:細太混合罫線を表します。
1) メニューバーの「編集(E)」から「簡易エディタ(E)」を選択する。
2) 現在表示中の行数分(属性で対象範囲を変更できます)の編集ができる画 面が表示されます。
3) メイン画面にはアクセスできなくなります。
4) 「簡易エディタ」で文字の修正/追加/削除等ができます。
5) 終了は、メニューバーの「簡易エディタ(L)」から   「保存して終了(S)」または「保存せず終了(X)」で終わります。

3.13 1バイトの改行文字を2バイト改行文字に置き換える
インターネットから転送したテキストファイル(xxxx.HTM)には、1バイト改行文字 のファイルがあります。そのまま参照すると1バイト改行文字は改行され ずに表示されます。そんなときこの機能を使って、このファイルを変換し ます。
(1バイトの改行文字:x'0A'、2バイト改行文字:x'0D0A')
1) 変換するには、メニューバーの「変換(T)」から「2バイト改行へ(K)」を   選択すると、変換して良いのかを確認するダイアログが表示されます。
2) そのダイアログの「OK」をクリックすることで、変換されます。

3.14 自動スクロール ログファイルの内容等を、流し読みしたいときに便利だと思います。
1) 自動スクロールを開始するには、「オプション(O)」から「自動スクロール(K )」を選択するか、[F5]キーを押します。止めるときには、また同じ操作 をすれば止まります。
2) 「属性(H)」の[自動スクロール]で自動スクロールの方向と速度が変更できます。
3) 本属性は、「いわView」終了時には保存されません。

3.15 指定行削除機能
登録した文字列で始まる行を削除したいときに使用します。
1) 「変換(T)」から「削除行設定(S)...」で登録文字列、削除行数を登録 する。登録文字列で始まる行から削除行数分削除されます。 登録文字列:48バイトまで   削除行数 :1〜20   登録文字列、削除行数を設定し、[設定]ボタンをクリックすると、一覧 にはいります。   [登録]ボタンをクリックすると登録されます。 一覧の中から1つだけ削除したい場合は、一覧のその行をダブルクリッ クすると削除されます。
2) 「変換(T)」から「削除行実行(E)」で実行します。
 例) ニフティサーブのログで次の2行を削除したい場合
   |続き (改行で表示 E:終了)
   |>
登録文字列:続き (改行で表示 E:終了)
削除行数 :2
   とすると、「続き (改行で表示 E:終了)」で始まる行から、2行分 削除されます。
3) 本機能を複数ファイルに対して、一括に行いたい場合には、   「変換(T)」から「複数ファイル削除行(T)...」からの、   「複数ファイル削除行」ダイアログで処理できます。   ファイルを閉じた状態からでないと、実行できません。

3.16 バイナリ表示機能
1) 「ファイルを開く」ダイアログまたは、「拡張機能(K)」の「バイナリ表示   (D)」で出来ます。ファイル保存(xxxx.DMP)もできます。   ファイルにしてから、「いわView」で普通に表示させれば、検索も印刷 もできます。(^^;)   なお、xxxx.DMPファイルは、元ファイルと同じディレクトリに作成され ます。
2) 頁単位のスクロールしかできません。   1頁は、512バイト/1024バイト、が選択できます。
3) 1行は、16バイト/32バイト、が選択できます。

3.17 日本語変換機能
1) 「オプション(O)」の「日本語変換(N)」で、   「日本語1(1)」または「日本語2(2)」を選ぶ。
2) どちらかで正常な日本語として参照できると思います。
3) 通常のファイルを見るときには、「標準(0)」で参照ください。   日本語のままでは、スクロール等が遅くなります。
4) 更新するには、メニューバーの「変換(T)」から「日本語変換(N)」を   選択します。

3.18 不正データ補正機能
1) パソコン通信のログなどで、データが欠落して正しく参照できない場合 があります。そんな時に使います。欠落データの参照時、スクロールや 表示が極端に遅くなります。
2) 「オプション(O)」の「日本語変換(N)」で、「不正データ補正(9)」を選 ぶ。
3) 不正データ部分は、「?」で表示されます。
4) 更新するには、メニューバーの「変換(T)」から「日本語変換(N)」を   選択します。

3.19 ワードラップ変換機能
1) 自動折り返し機能のことです。1行の文字数が長すぎて、横スクロール しないと見られない!とか。印刷しても途中で切れてしまう!場合に、 この機能で、好きなバイト数に揃えることができます。
2) 「変換(T)」から「ワードラップ変換(W)...」を選択すると、   『「xxx.xxx」の1行をxxバイトで自動改行しファイルを更新します!』 という、実行確認のためのダイアログが表示されます。そのまま実行す る場合は、「OK」をクリックします。やめる場合は、「キャンセル」をク リックします。
3) 何バイト目で改行させるかは、属性ダイアログの「自動スクロール/ワードラップ 」で、2〜256の範囲で変更できます。初期値は80バイトです。   本属性は、「いわView」終了時に保存されます。

3.20 2バイトの改行文字を1バイト改行文字に置き換える
3.13 の機能で、変換したファイルを元に戻すことができます。
1) 変換するには、メニューバーの「変換(T)」から「1バイト改行(L)...」を 選択します。実行確認のためのダイアログが表示されます。
2) 実行する場合は、「OK」をクリックします。 やめる場合は、「キャンセル」をクリックします。
(2バイト改行文字:x'0D0A'、1バイトの改行文字:x'0A')

3.21 バイナリ表示ファイルの生成および復元
1) バイナリ表示ファイルは、バイナリ表示を保存したものとは異なり、   バイナリ表示のみ(改行文字は除く)のファイルです。
  例)「AAA」という内容は「826082608260」という内容のファイルが     生成されます。   このファイルを元に戻すことができるのが、復元機能です。
2) バイナリ表示ファイルの生成は、バイナリ表示後、   「表示(F)」の「バイナリ表示ファイルの生成」または「拡張バイナリファイルの生成 」で生成できます。 拡張バイナリファイルとは、次のような圧縮処理を行います。
例)「AAAAA」という内容は、通常のバイナリ表示では「4141414141」 となりますが!拡張では、「41-4」となります。     コード41が後ろにあと4個あることを示します。−の次の数字 は、1〜F(意味1〜15)でしか表現できません。同じコードが16 個以上あった場合は、「41-F41-5」などとなります。 生成されるファイルの拡張子は、バイナリ表示ファイルは「B」、   拡張バイナリファイルは「K」です。
3) バイナリ表示ファイルの復元   通常の表示をさせ、メニューバーの「変換(T)」から「バイナリファイルの復元 (B)」を選択します。

3.22 新規作成
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「新規作成(N)...」を選択する。
2) ファイル名を決め -> サイズ0のファイルが作られ -> 簡易エディタが 開く。

3.23 名前を付けて保存
1) メニューバーの「ファイル(F)」から「名前を付けて保存(A)...」を選 択する。
2) 現在表示中のファイルを丸ごと別名のファイルにコピーする。
3) 保存後、保存したファイルを開くかどうかを選択できる。

3.24 複数ファイル印刷
  複数ファイルをいちいち開かずに一括に印刷させる機能です。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「複数ファイル印刷(F)...」を選 択する。ファイルを閉じた状態のときにだけ有効になる。
2) 「複数ファイル印刷」ダイアログが表示されます。
3) ファイル名の枠内の、ファイルを複数クリックして選択し、「印刷」ボ タンを押してください。
4) ファイルを複数選択するには、「Shift」キーまたは「Ctrl」キーを押 しながらファイル名をクリックすることでできます。 「Shift」キーを押しながらのクリック:最初に選択されたいたファイル から次にクリックしたファイル までの間が全て選択される。 「Ctrl」キー を押しながらのクリック:クリックしたファイルだけが点 々と選択できる。
5) フォント名、フォントサイズ、ヘッダーを付ける、行番号を付ける、   2段組がそれぞれ選択できる。フォント名、フォントサイズは、ここで   選択する以外にも直接指定することで、違う値を指定することができま   す。

3.25 部分バイナリ表示
  表示している一部分をバイナリ表示する機能です。
1) ファイルをオープンした状態で、バイナリ表示したい文字列をドラッグ してメニューバーの「編集(E)」から「部分バイナリ表示(B)」を選択す る。文字列をドラッグしていないと不活性の状態になっています。
2) 選択された文字列とバイナリが表示されます。   「OK」を押せばメイン画面に戻ります。
3) あまり大量の文字は表示しきれません。

3.26 CSVファイル解析機能
  区切り文字を「|」にし、見やすく編集する機能です。
1) CSVファイルをオープンした状態で、メニューバーの「拡張機能(K)」か ら「CSV(C)」を選択する。
2) CSV解析を実行するかの確認ダイアログが表示されます。「OK」を押せ ば解析が始まります。
3) 解析終了後、区切り文字を変更できます。
4) 区切り文字は、「,」「;」「TAB」です。初期値は「,」です。

3.27 カレンダー作成   欲しい月のカレンダーをテキストで作ることができます。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「カレンダー作成(K)」を選択す る。
2) 「カレンダー作成」ダイアログが表示されます。
3) 年、月を合わせて、「出力」ボタンを押すと下のテキストボックスに、 テキストのカレンダーが作成される。このテキストボックス内で、マウ スの右ボタンを押し、プルダウンメニューから「すべて選択(A)」を選 び「コピー」する。そして、「メモ帳」等のエディタを開いて、そこに 貼り付けカレンダーに編集を行なう。
4) 「カレンダー作成」ダイアログを終了するには、「閉じる」ボタンを押 す。

3.28 テキストファイルコンペア機能
  2つのテキストファイルの差分行を表示させる機能です。   変更(Before,After)、追加(Add)、削除(Del)のあった個所を表示しま す。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「ファイルコンペア(M)」を選択する。
2) 「ファイルコンペア」ダイアログが表示されます。
3) 旧ファイル名、新ファイル名をフルパスで指定する。 [ファイル選択]ボタンにより、ファイル選択ダイアログが使えます。
4) 「実行」ボタンを押すと、コンペア結果が下のテキストボックスに表示 される。
5) 変更があった行の前後何行を表示するかを、指定できる。   5以下は5を仮定する。(5〜20の範囲で指定できる。)
6) 変更個所は線(-または|)で囲まれますが、このときの折り返す文字数を   指定できる。(半角文字での文字数です。)   標準値は72。(42〜110の範囲で指定できる。)72以下は72を仮定する。
7) 「ファイル出力」にチェックを指定して実行すると、実行結果をファイ   ルに保存できます。保存されるファイル名およびフォルダは、   IWAVIEW32.EXEがあるフォルダに「COMP」というフォルダが作られ、そ   こに「CompXXX.txt」というファイル名で保存します。   このファイルは必要に応じて削除してください。   (XXX:001〜自動的にカウントアップされます。)
  例:IWAVIEW32.EXEが、「C:\Program\IWA」にある場合
   フォルダ「C:\Program\IWA\COMP」が作られ、    Comp001.txt,Comp002.txt,...    というファイル名で保存される。
8) テキスト内にTabキー(TAB文字:x'09')が含まれていると、文字がうまく   揃えられないので、スペースに置き換えています。   標準では、Tabキー1文字に対して空白4文字に置き換えます。   この4文字というのは、IWAVIEW.INIファイル内の"[Tab Space]"の次の   行の値を変更することで、変更できます。

3.29 ファイルの分割/結合機能
  大きなファイルを分割し、その分割したファイルを結合させる機能です。
  フロッピーディスクに入り切れない大きなファイルを分割し、フロッピー  ディスクにコピーして他のパソコンに移すことができます。また、大きな  ファイルをメールするときに、分割してファイルを送るときなどに使いま  す。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「分割/結合(B)」を選択する。
2) 「分割/結合」ダイアログが表示されます。
3) [分割]/[結合]
・分割
ファイルを分割する場合には、[分割]ボタンをクリックする。   対象ファイルをフルパスで指定する。   [ファイル選択]ボタンにより、ファイル選択ダイアログが使えます。   分割量を決めて、[実行]ボタンをクリックすると分割処理が始まります。   分割ファイルは、元ファイルと同じフォルダに作られます。   分割ファイルの拡張子は、(元ファイル名).001,(元ファイル名).002,...  となります。
・結合
 分割ファイル(拡張子がxxx.001,xxx002,...というファイル)を結合する  場合には、[結合]ボタンをクリックする。
 分割ファイルの拡張子xxx.001のファイルをフルパスで指定する。   [ファイル選択]ボタンにより、ファイル選択ダイアログが使えます。   結合する全てのファイルが同一フォルダ内に存在しなければなりません。   同一フォルダ内にある指定したファイル名と同じファイル名で、拡張子  が001,002,..というファイルを順番に結合し、なくなるまで結合処理をし  ます。
 [実行]ボタンをクリックすると、結合後のファイル名を指定するための  ダイアログが表示されます。拡張子は、「.XXX」となっているので、作成  したいファイル名および拡張子に変更して、[OK]ボタンをクリックする。  [OK]ボタンをクリックすると、結合処理が始まります。
4) [分割]および[結合]ボタンをクリック後、[キャンセル]ボタンをクリックする   と初期ダイアログ表示に戻ります。
5) [閉じる]ボタンをクリックすると何もせずに、「分割/結合」ダイアロ   グは閉じられます。
6) 同一フォルダ内にあるファイルで、同じファイル名で、拡張子が001,   002,..というファイルであれば、分割ファイルではなくても結合するこ   とができます。

3.30 アルバム作成機能(HTMLファイル作成支援)
  複数の画像ファイルを表示するためのHTMLファイル作成支援機能です。
  複数の画像ファイルが存在するフォルダを指定することにより、複数の  画像ファイルを表示するHTMLファイルを作成します。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「アルバム作成(L)」を選択する。
2) 「アルバム作成(HTMLファイル作成支援)」ダイアログが表示されます。
3) タイプを選択します。
  原寸表示:
HTMLファイルをブラウザで表示させたときに、画像ファイル がそのまま表示される形式。(<IMG>タグ使用)
  リンク :
HTMLファイルをブラウザで表示させたときに、画像ファイル のリンクを表示する形式。(<A>タグ使用)
  縮小表示(補正なし)&リンク:
HTMLファイルをブラウザで表示させたときに、画像ファイル の縮小表示と、そこに画像ファイルのリンクを表示する形式。 (<A>タグおよび<IMG>タグ使用) サイズは固定で、縦160ドット、横160ドットのサイズで表示。
  縮小表示(補正あり)&リンク:
HTMLファイルをブラウザで表示させたときに、画像ファイル の縮小表示と、そこに画像ファイルのリンクを表示する形式。 (<A>タグおよび<IMG>タグ使用)縦横比をそのままに縮小表示 する。縦横比大きい方を160ドットして、算出する。
4) 画像ファイル(またはリンク)は、テーブルの1つのセルに、1つ表示されます。このときのテーブルを何行何列にするのかを決めます。
  行数:1〜60の範囲で指定できます。
  列数:1〜9の範囲で指定できます。
  標準値は、5行2列です。
5) 画像ファイルをフォルダ名付きにするのか、フォルダ名なしにするのか 選択できます。また、フォルダ名のテキストボックスの内容は、手作業 で修正してから「実行」するれば、「../Work/ABC.jpg」というような 指定もできます。
6) 画像ファイルがあるフォルダを選んで、画像ファイルがあることを確認 して、「実行」ボタンを押すとテキストボックスにHTML形式の内容が表 示されます。
7) 表示されたHTMLをファイルとして保存する場合は、「名前を付けて保存」 ボタンを押して好きなフォルダ内に保存できます。表示されているHTML の内容は、手作業で修正した後に保存すれば、その修正ごと保存されます。
8) 画像ファイルの拡張子は、「*.jpg」または「*.gif」が選べます。

3.31 複数ファイル検索
  複数ファイルを一括に文字列検索する機能です。
1) メニューバーの「拡張機能(K)」から「複数ファイル検索(S)...」を選 択する。ファイルを閉じた状態のときにだけ有効になる。
2) 「複数ファイル検索」ダイアログが表示されます。
3) 検索対象としたいファイルがあるフォルダを選択します。
4) 「検索文字列」に文字列を指定して、「実行」ボタンをクリックすると   検索処理が始まり、検索結果がテキストボックスに表示されます。
5) 検索結果をファイルに保存したい場合には、「名前を付けて保存」ボタ   ンをクリックして、ファイル名を指定するば保存できます。

3.32 複数ファイル変換
  複数ファイルを一括にファイル変換する機能です。
1) メニューバーの「変換(T)」から「複数ファイル変換(H)...」を選 択する。ファイルを閉じた状態のときにだけ有効になる。
2) 「複数ファイル変換」ダイアログが表示されます。
3) 次の変換処理を一括に実行できます。
  S_JIS→Unicode、Unicode→S_JIS、日本語1、日本語2、EBCDIKコード、不正データ補正、右側の空白削除、ワードラップ変換、2バイト改行へ、1バイト改行へ
4) 変換対象としたいファイルがあるフォルダを選択します。
5) 対象ファイルの拡張子を選んで、「実行」ボタンで実行します。
6) 「変換キーワード」について
ここで指定した文字列が、ファイル変換時にファイルの先頭文字列と 等しい場合のみ変換処理を行うという指定です。
例)変換後ファイルの先頭文字が「<HTML>」になるとします。 変換済みのファイルと未変換ファイルが混在している場合に、
「<HTML>」を指定することで、変換済みのファイルをさらに変換し てしまうことを防ぐことができます。
「変換キーワード」に何も指定しない場合には、選択した全てのファイ ルを無条件に変換します。

3.33 複数ファイル文字列置換
複数ファイルを一括にファイル内の文字列を置換する機能です。
1) メニューバーの「変換(T)」から「複数ファイル文字列置換(C)...」を選 択する。ファイルを閉じた状態のときにだけ有効になる。
2) 改行文字を含んだ置換処理はできません。
3) 文字列置換 :任意の文字列の置換ができます。
  パターン置換:「半角カナを全角に」により半角カタカナを全角カタカナ に置換できます。「半角英文字を全角に」もできます。
4) 実行結果  :どのファイルの何行目で変更があったかを表示します。

3.34 図形描画機能
描画ファイルから、図形を描画させることができる機能です。 描画ファイルの説明は、メニューバーの「ヘルプ(H)」の「描画ファイル の説明(B)」ダイアログを参照ください。
1) 描画ファイルを開いた状態で、メニューバーの「変換(T)」から「描画(B)...」を選択する。
2) 描画ダイアログが開かれる。描画ファイルの内容にそった図形が表示される。
3) 描画ファイルの内容についての詳細は、「描画ファイルの説明(B)」ダイアログを参照ください。 「描画ファイルの説明」は、メインメニューまたは、簡易エディタのヘルプにあります。
文字列指定は、「"」ダブルクォーテーションで囲んだ指定もできます。(Ver.2.4.8以降)
    「"AB,C"」   →「AB,C」
    「"AB""C"」  →「AB"C」
    「"   ABC"」 →「   ABC」
    「   ABC」   →「ABC」

    << 変数の指定 >>(Ver.2.4.8以降)
     描画ファイル内で変数が使用できます。
     複数コマンドを指定していた場合、X(またはY)方向の値を変更したい
    場合に、変数指定しておけば、変数の代入箇所だけの変更で済みます。
     変数名 :$xx (xxは01〜99) 「$」で始まる3文字。
     Set コマンドにより値を代入および演算する。
     <サブコマンド>" + NL
      Put  :値の代入「Set,Put,$01,10    ($01 = 10)」      数値
                 「Set,Put,$02,"ABC" ($02 = "ABC")」   文字
                 「Set,Put,$03,$01   ($03 = $01)」     変数
      Up   :加算  「Set,Up,$01,10     ($01 = $01 + 10)」数値のみ
      Down :減算  「Set,Down,$01,5    ($01 = $01 - 5)」 数値のみ

     使用例 :
     ┌──────────────
     │Set,Put,$01,10
     │Set,Put,$02,"ABC"
     │Print,$02,$01,50      「Print,"ABC",10,50」と同じ意味になる。
     │Set,Up,$01,10         「$01 = $01 + 10」
     │Print,$02,$01,50      「Print,"ABC",20,50」と同じ意味になる。
     │Set,Down,$01,5        「$01 = $01 - 5」
     │Print,$02,$01,50      「Print,"ABC",15,50」と同じ意味になる。
     └──────────────
     ※:Printコマンドで「$02」を描画したい場合には、「"$02"」と指定する

4.制限事項
1) 1,000,000行までのテキストファイルが参照できます。 1,000,001行以降は参照できません。
2) 管理情報ファイルIWAVIEW.DAT,IWAVIEW.INIは、IWAVIEW32.EXEと同じデ ィレクトリ上に自動的に作成されます。
3) 1行の文字数が、4096バイト以上のテキストファイルは、正しく参 照できません。(改行文字を含んで4096バイト以内)
4) 一画面に表示できるのは、22〜56行までです。
5) 検索文字列中に改行文字を含んだ文字列は、検索できません。
6) コンペア処理において、1つのファイルの行数の最大は150,000行 です。150,001行以上のテキストファイルは正しく処理されません。
7) 日本語変換機能は、まだ不十分かもしれません。不都合を見つけたら、   メール等で連絡をお願いします。
8) ホイール付きマウスのホイールによるスクロールには、対応していませ   ん。スクロールには、右端の縦スクロールバーを使用してください。   または、右端の縦スクロールバーにフォーカスがある場合には、   「Page Up」キー、「Page Down」キーでスクロールできます。

5.その他

☆隠し機能
  1. 「バージョン情報」ダイアログの「デバッグフラグ」をチェックしておく とデバッグのためのメッセージボックスが、どこかで出てしまいます。 必要がないときには、チェックしないでください。
    デバッグフラグ1…デバッグ情報がメッセージボックスで出力される。
    デバッグフラグ2…エンコード/デコード 機能が使えるようになる。
    デバッグフラグ3…ファイル読み込みの方法を変えることで、ファイル 読み込み時の行数制限がなくなる。
  2. 「カレンダー作成」ダイアログの「年」に、「0」ゼロを入力して、  「出力」ボタンを押すと、「ブロック崩しゲーム」が遊べます。
  3. 「図形描画機能」のMatrixコマンド。テキストファイル内に左詰めに 「Matrix」という文字が存在するファイルに対して、描画を実行すると 描画ダイアログの背景が黒くなり、F6キーでランダムな文字列が上から 下へ流れます。
    形式:Matrix,インターバル,文字数,列数,移動幅
    インターバル (110) 10〜1000 …何秒間隔に再表示するか。単位はo秒。
    文字数    (20) 2〜50 …縦方向に何文字並べるか。
    列数    (56) 40〜100 …横に何列表示するか。
    移動幅    (5) 1〜10 …縦方向の移動距離。
    ※:()内は標準値。引数は全て省略可能です。「Matrix」だけでもOK。
    指定例:「Matrix,110,20,56,5」
  4. 「デバッグフラグ2」をチェックしておくと、 「エンコード/デコード 機能」が使えるようになります。 詳細は、「デバッグフラグ2」をチェック後、「ヘルプ(H)」の 「エンコード/デコードの説明(E)」を参照してください。
  5. 「印刷」時の行番号の桁数は4桁固定になっていますが、変更できます。 「IWAVIEW.INI」ファイルをメモ帳などで開いて、 「"[Prt Bango]",4」行の、この「4」を変更することで、桁数が変化しま す。2〜5の範囲で指定可能です。この範囲外を指定すると4桁で印刷さ れます。変更後は、「いわView」を実行し直さないと有効になりません。  注:「IWAVIEW.INI」ファイルの他の行は変更しないでください。
  6. 「デバッグフラグ3」にチェックしておくと、 1,000,000行以上のテキストファイルの参照ができるようになります。 ファイル読み込みに必要なインデックス情報を、メモリ上ではなく、 ファイルの形で持つようにして処理するため、1,000,000行以上で も処理できるようになります。このインデックス情報ファイルは、 IWAVIEW.EXEがあるフォルダに一時的に作成されます。
  7. 注1:IWAVIEW.EXEがあるフォルダに、インデックス情報ファイル (ファイル名:Fxxxx.xx xは数字)が消えずに残ってしまう場合があるので、 いわViewを実行していない状態で、このファイルが存在する場合には、 削除してください。

    注2:コンペア処理においては、「制限事項 6)」の最大行数のままです。

☆使用上のご注意点
◎動作プリンタ
プリンタの種類によっては正常に印刷出来ないことが有りまのでご注意下さい。
◎著作権
本製品の実行ファイルに関する著作権は、以下のとおり著作権者が有します。
  IWAVIEW.EXE IWAVIEW.TXT
    Copyright(C) 柴田成弘(シバタ アキヒロ)
◎使用条件
著作権者の許可無しに本製品の営利目的ソフト書籍へのバンドル等の販売 行為はできません。また著作権者の許可無しに本製品に改造を加える行為 もできません。これらに関して必要な場合には著作権者にご一報のうえ許 可を受けて下さい。
◎使用責任
ご利用者が期待される効果を得るための本製品の選択、本製品の導入、使 用、使用結果につきましては、著作権者は責任を負い兼ねます。 ご利用者が責任をもって使用してください。
☆参考文献
  「はじめてのVisual Basic」
  著者:大西保弘(おおにし やすひろ)
  発行所:秀和システムトレーディング株式会社

 「続Visual Basicプログラミング道場」
 著者:江藤 潔
 発行所:ソフトバンク株式会社

 「VISUAL BASIC パワフルテクニック 大全集 Windows版」
 インプレス