1. 機能 dostouch.exeはファイルのタイムスタンプの変更ツールです。 ありえない日時でも、MS-DOSのタイムスタンプとして表現可能であれば、設定で きます。 対象ファイルにはアーカイブ属性がセットされます。 ボリュームラベル、デバイス、ディレクトリのタイムスタンプは変更できません。 処理成功時はERRORLEVELに0を返し、タイムスタンプの変更に失敗した場合に1を 返し、その他の異常時には2を返します。 2. 起動方法 dostouch [/c] [yyyy-mm-dd] [hh:mm:ss] [/t ref_file] [/f] [/v] files... /c 指定したファイルが存在しない場合、新たに作成しません。 省略時は、指定したファイルが存在しない場合サイズが0バイトのファ イルを作成します。 yyyy-mm-dd 年(0〜99、1980〜2107)、月(0〜15,Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug, Sep,Oct,Nov,Dec)、日(0〜31)を-で区切ります。 年の指定で0〜79は2000年〜2079年と見なします。 年の指定で80〜99は1980年〜1999年と見なします。 MS-DOSの仕様では年は1980〜2099ですが、2107年まで設定可能です。 月は3文字表記の英語でも指定できます。長い表記(Januaryなど)は使え ません。 省略時は日付は変更しません。 hh:mm:ss 時(0〜31)、分(0〜63)、秒(0〜63)を:で区切ります。 ただし秒は必ず偶数秒に丸められます。 省略時は時刻は変更しません。 ただし日付と時刻を両方省略した場合は現在の日付、現在の時刻にし ます。 /f 無視します。指定の有無にかかわらず、タイムスタンプの変更が失敗し ても処理を続行し、失敗時はERRORLEVELに1を返します。 /r ref_fileで指定したファイルのタイムスタンプと同一のタイムスタン プにします(新出尚之氏のUNIX-like toolsにあわせました)。 /t ref_fileで指定したファイルのタイムスタンプと同一のタイムスタン プにします(従来互換のために残しました。以前のバージョンのUNIX-like toolsに合わせていました)。 /v タイムスタンプが変更されたファイルを表示します。 files... ファイル名。 3. 実行例 C:\>dostouch 1997-3-22 02:00:00 dostouch.c dostouch.exe 4. 制限 日付に類似するカレントディレクトリのファイル名は日付の指定と間違えられないよ うに .\ を先頭に付ける必要があります。正確にいうと、ファイル名が数字+"-"+数字 または3文字表記の月をあらわす英語+"-"+数字の場合は、そのファイル名を日付の指 定と見なしてしまいます。 例 C:\>dostouch .\0-1-2 5. 補足 dirコマンドでは1980年00月00日にすると日付と時刻が表示されなくなります。 dirコマンドでは年は二桁で表示するため、1980年〜1999年と2080年〜2099年の 区別はつきません。2100年〜2107年はすべて99で表示するため1999年と2099年〜2107 年は区別できません。 Windows3.1/95のファイルマネージャでは2000年問題を未修正の場合、2000年以降 は:0、:1...となります。修正されたファイルマネージャはhttp://www.microsoft.com/ japan/よりダウンロードできます。未修正のファイルマネージャでは1980年〜1999年 と2080年〜2099年の区別ができ、修正されたファイルマネージャでは区別ができませ ん。 正しく表示できるツールの例としてFILMTN(FMxnnn.LZH)、LT(LT0000nn.LZH)など があります。