甲斐の競馬談話

私の競馬暦を紹介しますと、馬券を初めて買ったのは大学1年の時、数十年前のことです。シンザン、アカネテンリュウ、ドウカンオウ、リュウズキ、ラファール、皆さんが知らないような馬が沢山でてきます。特にドウカンオウは最低人気、雨の不良馬場、泥まみれになって突っ込んでくる、こんな馬が好きでした。本命より穴党の私は、負けると、これも投資と自分に言い聞かせ、競馬研究に没頭していたものです。競馬の面白さ、競馬の難しさ、競馬の怖さなど多くのことを経験しました。収支は、通算では赤字だと思いますが、ここ10年位は黒字になっていると自負しており、大当たりした時の楽しい思い出が目に浮かんできます。

競馬で利益を上げることは非常に難しく、ほとんどの人は損をし、大切なお金をJRAに献上しています。競馬に勝つには、データでは弾き出せない未知の部分があり,勘、つき、タイミング、人が羨むほど勝負運のある人もいます。しかし、言えることは、競馬に絶対はなく、誰でも儲かる方法は無いということです。予想の仕方にも色々有ります。タイム、血統、能力予想、出目予想、新聞依存、パソコン予想等千差万別で、色々研究され、それなりの効果を出していますが、確実に儲かる法則は見つかっていないでしょう。仮にコンピューターで買い目と最適投資額をはじき出したとしても大勢の中では損をするはずです。JRAが約25%差し引き、残りの75%では勝ち目はなく、普通に確率を追求していたら負けるのです。

馬の競争能力を知るには、走破タイムで見当がつきます。馬場状況、レースの流れ等条件が同じで有れば、タイムによって能力差が出てきます。しかし、馬が何時でも最大の能力で走るとは限りませんし、レース展開、馬の調子等計り知れない要素が絡み合い、競馬を難しくしています。 「PROFIT」は競走馬のタイム能力を中心に、その中に隠れる要素を、一定の法則ではじき出し、長年に亘る経験と、研究成果を加味しロジックを組み立てています。ここから生まれる利益こそがまさしくprofitであり、その過程が PRediction Out of Faculty Inside Timeなわけです。

「PROFIT」はプロフィットセンターになれるか!「PROFIT」が絶対に儲かるソフトであると言う気は有りません。そんな美味い話はありませんが、使い方、買い方によっては大きな可能性があると思っています。私も、「PROFIT」を使いこなし競馬で儲けようと考えている一人なのです。今まで経験し、研究してきたノウハウを「PROFIT」に織り込み、不足している点は解説を加え、一人でも多くの方が、競馬を楽しみ、合法的に儲けるて頂けるよう願っています。こんな厳しい世の中、競馬でもやって、おおいに儲けようでは有りませんか。頑張ってください。但し、多額の投資はしないように。


1998年8月
甲斐 亮二


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