Music Studio Standardの紹介
高速処理
Music Studio Standardは、完全32bitネイティブアプリケーションです。Win95、98、NT環境において、よりスムーズ、快適な動作を実現しました。クオンタイズ、トランスポーズなど、ほぼ全ての編集を一瞬で処理する上に、スクロール、画面描画もスムーズで高速、全くと言っていいほどストレスを感じさせません。
シェアウェアならではのコストパフォーマンス
MSSの価格は市販ソフトの1/10以下を目安に設定されています。MSSはわずか2000円の投資で数万円相当の優れた環境を提供します。
高い基本性能
MSSはMIDI、オーディオ共にトップクラスの基本性能を誇ります。MIDIに関しては、256本のトラック、最大16のデバイス、分解能4分音符あたり960(再生時1ms)、最大400万イベント、完全なSMFのサポート(システムエクスクルーシブ使用可能)など、全く制限を意識する必要がありません。オーディオに関しても、256本のトラック、最大8のデバイス(最大独立16chの入出力)、DVD-Audioクオリティーの192kHz 24bitのサポート、32bit(24E5)の内部演算精度など、真のプロスペックを実現しています。
洗練されたインターフェイス
すべてのウインドウにおいて選択→編集という、一貫した操作性を持っているため、非常に感覚的で、分かりやすいソフトに仕上がっています。各ウインドウには機能を集中したパネル、右クリックメニューを装備。特にこの右クリックメニューではほとんどの操作を行う事ができ、ショートカットを使わずにショートカットに匹敵する素早い操作が可能です。画面下には常に操作に関する情報が表示されており、ヘルプを参照せずにボタンの機能などを知る事ができます。また、最初から国内で作られたソフトであり、すべてが日本語で記述されているのも大きな魅力です。
ロケーションコントロール
必要十分な機能を割り当てられた各ロケーションボタンを使う事によって、ストレスのないロケーション移動が可能です。たとえ曲の再生中であっても、早送り、巻き戻しなど、自由に移動することができます。また、曲中の任意の位置を10個まで記憶し、ボタン一つで瞬時に移動したり、ループポイントを指定してのループ再生も可能です。
トラックウインドウ
MSSのMIDIシーケンス機能を使えば、非常に高品位な作品(MIDIデータ)を、しかも短時間で作成する事ができます。トラックウインドウでは、MIDIトラックの管理を行います。ここではトラック単位、もしくは小節単位での編集が可能です。MIDIに関する全ての編集は再生中にも行う事ができ、編集の効率を大幅に高めます。
音色選択
GM、GS、XGなど豊富な音色リストを標準装備。リストから選択するだけで音色を切り替える事ができます(最新のMIDI機器が備えた多数の音色を、試奏しながら選択できます)。もう、マニュアルを見ながらコントロールチェンジ、プログラムチェンジを入力する必要はありません。
レコーディング
レコーディングには、リアルタイムレコーディング、ステップレコーディングを用意。リアルタイムレコーディングでは、MIDIキーボードを使用したレコーディング、ステップレコーディングではMIDIキーボード、もしくはソフトウェアキーボードを利用した打ち込みが可能です。特にステップレコーディングは非常に洗練されており、専用機さながらの操作性を実現しています。
イベントリスト
イベントリストウインドウでは、イベント単位での編集を行います。リストには複数トラックのイベントを表示可能です。また、表示フィルターを使って任意のイベントのみ表示することもできます。Insertキーによりイベントを挿入していくことで、数値入力による打ち込みも可能です。
ピアノロール
ピアノロールでは、主にノートと、連続変化するコントロールを編集します。やはり複数トラックが同時表示可能で、任意の複数トラックを一括してエディットできます。ノートはマウスによりフレキシブルな選択、入力が可能です。ピアノロールの下ではノートのベロシティー、もしくはコントロール、アフタータッチ、ピッチベンド、テンポなどの情報を表示、編集できます。
スコアロール
スコアロールでは、入力したデータを譜面に表示、確認を可能にするとともに、ピアノロールと同様にノート、コントロールの入力、編集が可能です。
ミキサー
ミキサーウインドウでは、レベルメーターとキーボードによるノートの確認、各フェーダー、ツマミによるミキシングが可能です。操作可能なパラメーターは、ボリューム、パンポットはもちろん、エフェクトセンドなど全部で17種類(アサイナブル)。そうしてミキシングしたパラメーターを曲の頭に埋め込み、瞬時に配布用曲データを作成する事も可能です。また、リアルタイムレコーディング中にこれらをマウスで操作する事によって、コントロールをリアルタイムに入力する事ができます。
チェインプレイヤー
チェインプレイヤーでは、任意のファイルを複数登録し、それらを連続再生する事ができます。ランダム、イントロ、ループなど、さまざまな再生モードが指定でき、プレイヤーソフトとしての快適な使い心地を約束します。
オーディオトラックウインドウ
MSSは非常に強力なオーディオ機能を備えています。高速なパソコンさえあれば、256トラックデジタルMTR、複数台のエフェクト、ステレオ8バスオートメーションミキサーに相当する機能をMSSだけで実現可能です。オーディオトラックウインドウでは、オーディオトラックの管理を行います。各オーディオトラックではボリューム、パンの調節はもちろん、独立した8本のステレオバス及びマスターに出力のアサインが可能。ここでは、オーディオのトラック単位、時間単位の切り貼りなど、自由度の高い編集が可能です。
リアルタイムエフェクト
CPU処理によるエフェクトを、再生時リアルタイムに使用する事が可能です。モノラルタイプのインサーションエフェクトは、各トラック毎に最大5つまで、ステレオタイプのステレオエフェクトは、各バス、マスター毎に最大5つまで使用可能。これにより、MSS単体でのオーディオミックス、マスタリング等が可能になりました。
Audio Effect Plug In
リアルタイムエフェクトには、より高品位なAudio Effect Plug In(AEP)も使用することもできます。AEPの仕様は公開されており、プログラミングソフトを使って自分でプラグインを作成することも可能です。
オーディオエディット
録音したオーディオファイルは、オーディオエディットで編集することができます。基本的なカット&ペースト、ノーマライズに加え、豊富なエフェクト処理をプレビューしながら施すことができます。
オーディオコントロール
オーディオコントロールでは、リアルタイムに変化するオーディオのボリューム、パン、バスへのセンドレベルを編集でき、これにより強力なオートメーションミキシングを実現しました。オーディオファイルを直接操作しない、リアルタイム処理によるオーディオのフェードアウト、パンニングなどが可能です。
オーディオミキサー
オーデイオミキサーでは、オーディオの各パラメーターを感覚的に操作できます。また、オーディオコントロールによるパラメーターの変化をリアルタイムに確認できます。
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