システム情報では、デバイスの使用状況の確認ができます。使用中となっていないデバイスは、MIDIデバイスの割り当てで割り当てられていないか、起動時に使用する事ができなかったデバイスです。
システム環境の設定では、タイマーの種類、マルチメディアタイマーの精度、スレッドタイマーの優先度、画面表示の更新間隔、動作モードを変更します。
タイマーは、通常はマルチメディアタイマーを使用します。マルチメディアタイマーの精度は、通常は1で使用して下さい(必要がない限り変更しないで下さい)。マルチメディアタイマーを使用していて、ハングアップなどの現象が起きる場合は、スレッドタイマーを使用して下さい(ただし、スレッドタイマーの方が演奏精度は低くなります)。スレッドタイマーの優先度は、TimeCriticalが最も演奏精度が高く、Idleで最も演奏精度が低くなります。
画面表示の更新間隔は、マシンの処理速度に合わせて10〜50ms程度の範囲で指定して下さい。値は小さいほど画面表示が頻繁に行われ、ミキサーのレベルメーターなどもスムーズに動きますが、あまりにも小さいと、リアルタイムレコーディングの精度に影響が出る場合があります。また、リアルタイムレコーディングに遅れが感じられる場合は、この値を上げてみて下さい。優先度はタイマーと同様に設定します。
オーディオの更新間隔、優先度では、再生時にオーディオバッファを監視、準備する間隔、優先度を指定します。
動作モードの設定では、設定によってタイマー処理のされ方が若干変わりますが、現時点ではほとんど意味を成しません。
バージョン情報では、Music Studio Standardのバージョン、著作権、ライセンスが表示されます。