Al-Mail32 プラグイン
AlmImapS
Copyright (C) 2001 by ケイス
- はじめに
AlmImapS は、AL-Mail32 を メールサーバー(IMAP4サーバ)として使用する為の
プラグインです。
Al-Mailで受信したメールを、IMAPrev4に対応した
OutLook等の他のメールクライアントで操作したりすることが出来ます。
- β版について
現在の AlmImapS はβ版です。
機能的にもまだ開発途中ですので、各使用者の責任の上で使用してください。
現在 MicroSoft OutLook、 MicroSoft Express
と NetScape Messenger で動作確認を行っています。
- 動作環境
以下のプログラムが必要です。
- AlmImapS.dll プラグイン本体です
- AlImapSt.dll AlmImapS の設定用DLLです
- AL-Mail32 (v1.10β以降が必要です)
- インストール/アンインストール
- インストール
- AL-Mail32が起動している場合は、終了させてください。
- almail.exe のあるフォルダに Plugins というフォルダが無ければ作成し、
そこへ AlmImapS.dll をコピーしてください。
例えば、C:\Program Files\AlMail に almail.exe がある場合、
C:\Program Files\AlMail\Plugins というフォルダに コピーします。
- AlImapSt.dll は以下のいずれかのフォルダにコピーしてください。
- 上記 Plugins フォルダ(C:\Program Files\AlMail\Plugins 等)
- パスの通ったフォルダ(DOSのコマンドプロンプトで
PATH と入力することで確認できます)
- almail.exe のあるフォルダの Setup というフォルダ(C:\Program Files\AlMail\Setup 等)
- AL-Mail32を起動します。
- AL-Mail32のメール一覧画面のメニューの、 [ヘルプ]-[プラグイン情報]
で [AlmImapS] が表示されていれば、 インストール完了です。
- アンインストール
- AL-Mail32が起動している場合は、終了させてください。
- AlmImapS.dll と AlImapSt.dll を削除してください。
- 設定
- AlmImapS の設定は、AL-Mail32のメール一覧画面のメニューの、
[ツール]-[プラグイン・オプション]-[AlmImapS]で設定画面を開いて行います。
- [サーバーの設定] のページ
- ポート番号
IMAP4サーバーのポート番号を設定します。
ポート番号の初期値は 143 になっています。
ポート番号を変更した場合、有効にするには
AL-Mail を再起動してください。
- Al-Mailでのフォルダ名を使用する
Al-Mail上でのフォルダタイトル(「個人宛」等)使用する場合はチェックしてください。
実際のフォルダ名(User001.box等) を使用する場合はチェックをはずしてください。
- [アカウントの設定]のページ
- アカウント
起動しているAl-Mailのアカウント名を選択します。
- ユーザー名・パスワード
選択しているアカウントのメールボックスへログインする際のユーザー名とパスワードを設定します。
選択しているアカウントへのログインを禁止する場合は削除ボタンでユーザー情報を削除します。
- IMAPrev4コマンド
- 現在サポートしているコマンドは
- CAPABILITY
- LOGOUT
- NOOP
- LOGIN - ユーザー名・パスワードでの通常の認証のみ
- SELECT
- SUBSCRIBE
- UNSUBSCRIBE
- LIST
- LSUB
- STATUS
- APPEND
- STORE
- FETCH - "BODY[MIME]" は未実装
- COPY
- IDLE
です。
これら以外のコマンドでは "BAD Command Not impremented" を返します。
これらのコマンドでも細かいところでは未実装の部分もあります。
フォルダ名に関しては、設定により実際のフォルダ名(User001.box等)
とAl-Mail上でのフォルダタイトル(「個人宛」等)を切り替えるようになっています。
- 注意事項(仕様)など
- β版の再配布は禁止します。
- AlmImapS はAl-Mail が起動している間だけサーバーとして動作します。
また、Al-Mail からサーバーの起動/停止 は行えません。
- 現在の仕様は予期なく変更される場合もあります。
また、Al-Mail32のプラグイン仕様の変更により動作しなくなる場合も在ります。
- AlmImapS を使用する事でいかなる損害が生じても、作者は何も保証する義務を負いません。
- AlmImapS にバグ等の不具合が発見されても、作者はバージョンアップ等の責任を負いません。
- AL-Mail は、シェアウェアです。ご利用の際はソフトの説明を参照して下さい。
- 転載及び著作権について
- AlmImapS を転載される場合は事前にお問い合わせください。
また、再配布時はオリジナルの物を改変しないでください。
- AlmImapS およびドキュメントの所有権、著作権は
有限会社 ケイス 及び 草野 哲也 が所有します。
- サポートについて
不具合やご意見、ご要望などありましたら以下のメーリングリストにてお願いします。
alm-helper ML
- 履歴
- Ver0.01 α
初期バージョン
- Ver0.10 β 2001/5/25
β版公開バージョン
草野 哲也 kusa@mx7.tiki.ne.jp