Al-Mail32 プラグイン

AlｍSMTP

Copyright (C) 1999 ケイス

1. はじめに
   AlmSMTP は、AL-Mail32 を SMTP サーバーとして使用する為のプラグインです。
   ポストペットなどの他のメールクライアントからメールをAl-Mailで受信して、一括して送信したりすることが出来ます。
2. シェアウェアについて
   AlmSMTP はシェアウェアです。
   継続して使用される場合はユーザ登録して作者に代金を送金していただく必要があります。
   試用期間は一ヶ月です。
   AlmSMTP はプログラムの性格上、全ての環境で動作を保証することは出来ません。
   ユーザ登録は、十分な動作テストを行い、問題なく動作することを確認してから行ってください。
   いくつかのプラグインをセットで登録するようにしていますので、詳しくは
   http://hp.vector.co.jp/authors/VA007478/almail/regist.html
   をご覧ください。
3. 動作環境
   以下のプログラムが必要です。
   • AlmSMTP.dll プラグイン本体です
   • AlmSMTPS.dll AlmSMTP の設定用DLLです
   • AL-Mail32 (v1.10β以降)
4. インストール／アンインストール
   • インストール
     1. AL-Mail32が起動している場合は、終了させてください。
     2. almail.exe のあるフォルダに Plugins というフォルダが無ければ作成し、そこへ AlmSMTP.dll をコピーしてください。
        例えば、C:\AlMail に almail.exe がある場合、C:\AlMail\Plugins というフォルダに コピーします。
     3. AlmSMTPS.dll は以下のいずれかにコピーしてください。
        • 上記 Plugins フォルダ
        • almail.exe のあるフォルダの Setup というフォルダ
        • パスの通ったフォルダ
     4. AL-Mail32を起動します
     5. メール一覧画面のメニューの、[ヘルプ]-[プラグイン情報]でAl-Mail SMTP Server が表示されていれば、 インストール完了です。
   • アンインストール
     1. AL-Mail32が起動している場合は、終了させてください。
     2. AlmSMTP.dll と AlmSMTPS.dll を削除してください。
        また、使用したメールボックスのパスに ALmSMTP.ini という設定ファイルを作成しますのでこれも削除してください。
5. 設定
   • AlmSMTP の 設定
     AlmSMTP の設定は、AL-Mail32のメール一覧画面のメニューの、[ツール]-[プラグイン・オプション]-[Al-Mail SMTP Server]で設定画面を開いて行います。
     1. [アカウントの設定] のページ
        SMTPサーバーが認識するアカウント(メールアドレス)を設定します。
        アカウント一覧からアカウントを選んで、「このアカウントを使用する」をチェックしてください。
        SMTPで受け付けるメールアドレスはAl-Mailの各アカウントに登録されているメールアドレスになります。
     2. [サーバーの設定] のページ
        ・SMTPサーバーのポート番号を設定します。
        ポート番号の初期値は 8025 になっています。
        ポート番号を変更した場合、有効にするには AL-Mail を再起動してください。
   • メールクライアント(メーラ)の設定
     • 接続する SMTPサーバーの名前を AlmSMTP を組み込んだ Al-Mail が動作しているコンピューターの名前を指定するようにします。
       コンピューターの名前は、ネットワークコンピュータアイコンの右クリックメニューからプロパティを表示させて確認できます。
       また、自分自身のコンピューターを指定する場合は、自分のマシンを示すキーワードの
       localhost
       と指定することもできます。
     • SMTPサーバーのポート番号を、4-1 で指定した番号に変更します。
       通常、初期値は SMTP の標準値である 25 番になっていますので、これを、例えば 8025 とします。
   • 例 PostPet の場合
     Al-Mail と同じマシンで PostPet を動かしていて、AlmSMTP のポート番号を8025 に設定している場合。
     「設定」−「各種設定」メニューで設定画面を開いて SMTPサーバー のところを localhost にします。
     次に、「むずかしい設定」の SMTPポート番号を 8025 に変更します。
6. 注意事項
   • AlmSMTP はAl-Mail が起動している間だけサーバーとして動作します。
     また、Al-Mail からサーバーの起動/停止 は行えません。
   • 現在の仕様は予期なく変更される場合もあります。
     また、Al-Mail32のプラグイン仕様の変更により動作しなくなる場合も在ります。
   • AlmSMTP を使用する事でいかなる損害が生じても、作者は何も保証する義務を負いません。
   • AlmSMTP にバグ等の不具合が発見されても、作者はバージョンアップ等の責任を負いません。
   • AL-Mail は、シェアウェアです。ご利用の際はソフトの説明を参照して下さい。
7. 転載及び著作権について
   • AlmSMTP を転載される場合は事前にお問い合わせください。
     また、再配布時はオリジナルの物を改変しないでください。
   • AlmSMTP および ドキュメントの所有権、著作権は 有限会社 ケイス及び 草野 哲也 が所有します。
8. サポートについて
   不具合やご意見、ご要望などありましたら以下のメーリングリストにてお願いします。
   alm-helper ML
   • HomePage: http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9970/
   • ML入会: http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9970/mailinglist.html
9. 履歴
   • Ver0.10 β
     初期バージョン
   • Ver0.20 β
     Win95環境で動作しないバグを修正。
   • Ver0.21 β
     送信メールの保存先を指定できるようにした。
   • Ver0.22 β
     設定画面で送信メールの保存先を別のアカウントのフォルダも指定できるようにした。
   • Ver0.23 β
     ポート番号を変更できないバグを修正。
   • Ver0.24 β
     Date: ヘッダが付いていない場合、受信時の日付でこれを追加するオプションを追加した。
   • Ver1.0
     正式版としてリリース。
   • Ver1.01
     RSETコマンドの追加
   • Ver1.02
     アカウントが Account0〜Account9までしか認識しない不具合を修正
   • Ver1.03
     連続して送信する場合、一旦QUITしなくてもエラーにならないようにした
   • Ver1.1
     メール保存先の選択方法をツリー表示からコンボ表示へ変更

草野 哲也 kusa@mx7.tiki.ne.jp