年賀状などを書くときに、自分の住所氏名はスタンプを作っておいてペタリと押すという様にしている方も多いと思います。パソコンでメールを書いたり、何かの文章を作ったりする場合も、同じことを繰返し書かなくちゃならないことっていうのが案外多いですよね。

　『ＳＴＡＭＰ』は、この様な場合に使うソフトです。あらかじめ記入したい文章などを登録しておくと、そのタイトルをクリックするだけで、内容がクリップボードにコピーされます。あとは、記入したいアプリケーションに貼り付ければ、いちいち同じ文章などを何度も入力する手間が省けます。

　『ＳＴＡＭＰ』の用途としてすぐに思いつくのは、電子メールのシグネチャー（氏名やメールアドレスなどの署名）ですね。たいていの電子メールソフトには、シグネチャーを登録しておいて一発で記入する機能があると思いますが、『ＳＴＡＭＰ』を使えば何種類ものシグネチャーを登録しておき、用途に応じて使い分けることができます。その他、時候の挨拶文のようなものや電話番号や住所を登録しておいたり、ちょっとしたメモ代わりに使っていただいても便利だと思います。

　『ＳＴＡＭＰ』は、タイトルバーがWindowsのリソースモニターと時計になっていますので、普段はウィンドウを一番小さくしてタイトルバーだけにするか、じゃまにならない程度にウィンドウを開いて、画面の隅のじゃまにならないあたりに置いて下さい。

　このページからダウンロードした『STAMP.EXE』は、解凍せずにそのまま使用できます。ハードディスクに適当なディレクトリを作って、そのなかにSTAMP.EXEを入れ、起動して下さい。スタートアップに登録して使うと便利です。なお、使うためにはVBRJP200.DLLが必要です。もしお持ちでない方は入手して下さい。

　『ＳＴＡＭＰ』はここから入手したバージョンは、永久に無料でお使いいただけます。（ユーザ登録は必要ありません。）なお、『ＳＴＡＭＰ』に電卓、アラーム、ワンタッチ選択などの機能を追加し、より便利になった【Ｓｕｐｅｒ Ｓｔａｍｐ】もシェアウェアとして配布しております。こちらも是非一度お試し下さい。

　STAMP.EXEは、トレンドマイクロ社のウィルスバスター９５でウィルスチェックを行っています。