Topaz script library



Topaz scriptにはその使い方により、2つのタイプがあります。
 
【メニュー型script】
ユーザインターフェイスであるcui関数を用いるため、スクリプトの起動をcuimenuのMacro | Fileから行います。ユーザインターフェイスを提供し、ユーザと対話的にジョブを実行するためのscriptです。
【コマンドライン型script】
Topazの第1引数に与えることを前提としたTopaz scriptです。Topazの第2引数以降はTopaz scriptに渡されます。ユーザ入力も受け付けることもできますが、その際にcui関数を用いることはできません。どちらかというと、バッチ的に定型処理を行うことに適しています。
いずれの場合も、以下のスクリプトをブラウザ画面からコピーし、 環境変数TOPAZMACRODIRで指定されるディレクトリ(${TOPAZMACRODIR})、あるいはホームディレクトリの.topazディレクトリ(${HOME}/.topaz)に指定されたファイル名で セーブしてから使用してください。以下はTopaz用スクリプトです。古いGem用のスクリプトはここにあります。


【メニュー型script】

Script Version Date Description
getmin 1.02 99/9/23 指定されたデータの最小値を求める。
getmax 1.02 99/9/23 指定されたデータの最大値を求める。
getarea 1.02 99/9/23 データの指定された範囲の面積を求める。
listscr 1.02 99/9/23 環境変数TOPAZMACRODIRで指定されるディレクトリのマクロファイルを表示し、選択されたマクロファイルを実行する。
prfiles 1.04 99/9/23 選択された複数のgraphファイルを連続印刷する。
2gauss 1.02 99/9/23 cuimenuのData | Fit | Nonlin fitの初期設定を2つのGaussian用にセットする。
1gauss_wiz 1.02 99/9/23 cuimenuのData | Fit | Nonlin fitの初期設定を単一のGaussian用にセットする。初期パラメータは、wizard形式でインタラクティブに設定できる。関数形及び偏微分式は自動的に設定される。
viewdata 1.03 99/9/23 選択された複数の数値データファイルを順番に表示する。既に表示したデータも遡って表示可能。
resize 1.02 99/9/23 current frame全体を指定された倍率で、拡大/縮小させる。テキストサイズや、線の太さなども同一の倍率で変化させる。

【コマンドライン型script】

Script Version Date Description
2ps 1.01 99/2/20 「与えられた単一のグラフファイル(*.tpz)をPostscript形式に変換し、 標準出力(stdout)に出力する。」

実行例1: グラフファイルgraph.tpzをPostscript形式に変換し、 ファイルgraph.psに格納する。
topaz 2ps graph.tpz > graph.ps

実行例2(Unix環境のみ): グラフファイルgraph.tpzをPostscript形式に変換し、 Postscriptファイルビューアgvで表示させる。
topaz 2ps graph.tpz | gv -

このscriptを利用して、以下のようなshell scriptをつくればさらに便利でしょう。

#!/bin/sh
  topaz 2ps $*
この内容をファイル名"tpz2ps"としてセーブすれば、 上記の実行例1は以下のようにさらに簡略化され美しくなります。
tpz2ps graph.tpz > graph.ps

tpz2psはパスのとおったディレクトリに保管し、実行属性をつけることをお忘れなく。

使用上の注意

このマクロの実行により受けるいかなる損害も保証しませんので注意してください。 マクロを実行する前に、記述された内容を良く確認の上利用してください。 作者はこのマクロの著作権を放棄しています。 マクロ内容の修正は自由です。


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