最終更新日 2007-02-14 GIGA's 2'nd Page
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パルディオ611Sで無線LAN!(もどき?)
概要
Windows2000proでリモートアクセスサーバー(RASサーバー)を構成し、家庭内モバイルマシンからダイヤルアップ接続(ppp接続)を行います。
トランシーバモードのパルディオ611Sがそれぞれのマシンに必要です。
621S+カード、632P+カード、P-inも使えます。
TAの内線ダイヤル機能を用いればアナログモデム同士で構成できるのでPHSは不要です。
手持ち機器だけで無線LANを構築できる方にお奨めです。
高価な無線LANシステムや無線TAを購入することなく無線LANの醍醐味を満喫してください。
RASサーバー側にダイヤルアップルータがLAN接続されている場合はインターネットやEメールができます。(Windows98のRASサーバー機能はプアなためプロキシサーバーソフトとの組み合わせをお奨めします)
ちょっとだけ不便な点
トランシーバモードは32Kbpsの速度なので遅いのは我慢しなければなりません。
1個のppp接続しか利用できないWindows2000proクライアントOS(サーバーOSなら複数可)でRASサーバーを構成している関係上、更にモデムやTAから外部にダイヤルアップできません。(ただし、LAN接続のダイヤルアップルータでは可能)
トランシーバでPHSを利用するには、ホームステーション、無線TA、無線モデムまたはP-Linkステーション等の親機へ子機登録が必要です。 お持ちでない方はホームステーションを持っている知人にコーヒー3杯の報酬でトランシーバー登録をお願いしてみてください。 登録後に親機側を削除すればPHS同士のトランシーバ機能しか使えなくなるので知人も安心してやってくれるでしょう。
構成機器
1.Windows2000pro搭載のノート+611S
2.モバイルマシン+611S
必須ではありませんがLAN接続のダイヤルアップルータがあれば快適。
シリアルポート接続された無線TA(NEC AtermIW50)をRASサーバー側に用い
PHS内線通信モードで使用すると更に快適です。
RASサーバーの設定(ごくごく普通のRAS接続設定です)
1.マイネットワークを右クリック
2.着信接続を作りクリックする
3.611Sモデムを選択、プロパティボタンを選択
予め611Sモデムはインストールのこと
4.ユーザーを選択、プロパティボタンを選択
予めユーザー追加のこと
(ユーザー名が「ホゲホゲ」では可哀相! 素敵な名前に変更可)
5.RAS接続の認証パスワードを設定
6.インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択、プロパティボタンを選択
7.IPアドレスを設定(モバイルマシン側はこれを参照して設定が必要)
IPアドレス範囲は他と重複しなければ任意に取り決めできる
8.ローカルエリア接続を選択
9.プロパティボタンを選択
10.インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択、プロパティボタンを選択
11.IPアドレス等を設定(DNSやゲートウェイは環境に合わせる)
参考)192.168.1.1はダイヤルアップルータのIPアドレス
モバイル側の設定
611Sをトランシーバで使用するときは
32Kbps固定のATコマンド 「ATS141=0」 を追加記述する。
無線TA(AtermIW50)をRASサーバーに用いるときは
内線番号にサブアドレスコードが含まれているとダイヤルできないので
サブアドレスコードを変更するATコマンド「ATS103=0S104=2」を追加記述する。
その他の各設定は通常のRAS接続の要領で行う。
以上
※ 画面はマイクロソフト社のWindows2000プロフェッショナル版です。
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