vfc version 0.8(135キロバイト、VC4のランタイムDLL不要版)
フリーセルは Windows 95 に付属するトランプの一人遊びゲームです。最初は どういう戦略がいいのかなかなか解りませんが、慣れてくるとスイスイと解くことが できるようになり、最後の方で自動的にカードがホームセルに移動するのは何とも気 持ちのいいもので、ついつい何時間もやってしまいます。 筆者はNT3.x のころからこのゲームにはまってしまい、仕事がぜんぜんすすまない ことも少なくありませんでした。そこで、このフリーセルを自動的に解いてしまう プログラムを作れば、貴重な時間を浪費しなくてすむだろうと思って、この 『vfc - フリーセルあらし』を作成しました。
ヘルプはありませんが、ステータスバーに簡単な説明がでるので、 フリーセルが好きな人だったら、だいたいわかるでしょ?
プログラムは以下のモジュールから構成されます。
以下、少しだけ解説します。
画面からピクセルの状態を読み取り、カードの状態を認識する。パターンが決まっている ので一種の画像認識ではあるが、ちょー簡単である。エースはスーツが見えないので、右ボタン でカードをクリックし、全体を表示させてから、画像を読み込んでいる。
SendMessage でフリーセルゲームのインスタンスにメッセージを送ることで、ゲームを
操作している。メニュー(ON_COMMAND)と、マウス、それにキーダウンメッセージを使用している。
操作自体は簡単だが、その結果フリーセルゲームがダイアログを表示する場合があり、それ
への対処がちょっとだけやっかいだった。
パズルのプログラムをやる人には比較的簡単なプログラム。 きっとMタンやF原さんなら3時間くらいで完成させるでしょう。 でもオイラは高速化にするにいろいろ苦労した。
特に解説することはない。
現状の成功率は腰をすえるモードで95%程度。人間のエキスパート(限りなく100%
に近い)にはかなわないが、操作時間を考えれば、まぁ満足できる出来でしょう。
現在の連勝記録は157。こんな人なかなかいないでしょ。
実は着手の決定部分で効率を上げる方法があることが分かっています。しかし、いまは いろいろと忙しいので、そのうち気が向いたらバージョンアップすることにします。
Last Updated on 22-Aug-1996, Copyright (C) 1996 by Nobuhide Tsuda, All Right Reserved.
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